一日一言
木戸をうつ
庭や路地に作られた開き戸や、その出入り口
を閉ざすことをいう場合に用いる。
★隣のご隠居さんは裏の木戸をうつらしい。
7月に咲いていた花「令法 (りょうぶ)」
開花時期は、 7/ 1頃~ 7/20頃。
・枝先に白い小花をいっぱいつける。
遊歩道などでときどき見かける。
・若葉と花は揚げたりゆでたりして
食べられる。
(季節の花300より)
一日一言
木戸をうつ
庭や路地に作られた開き戸や、その出入り口
を閉ざすことをいう場合に用いる。
★隣のご隠居さんは裏の木戸をうつらしい。
7月に咲いていた花「令法 (りょうぶ)」
開花時期は、 7/ 1頃~ 7/20頃。
・枝先に白い小花をいっぱいつける。
遊歩道などでときどき見かける。
・若葉と花は揚げたりゆでたりして
食べられる。
(季節の花300より)
一日一言
木戸が立つ
保安や取り締まりのための柵を作るという
意味から転じて、通行止めにする事、ある
いは、互いの往来が途絶える事を表す場合
に用いる。
★旧年来の親戚付き合いが、今回の離婚騒動
で木戸が立った状態になった。
7月に咲いていた花「唐鼠黐 (とうねずみもち)」
開花時期は、 7/ 1頃~ 7/20頃。
・中国原産。明治初期に渡来。
・鼠黐より背丈も花も大きい。
花が咲く時期が鼠黐より1ヶ月ほど遅いので
花の時期から区別できる。
葉っぱは鼠黐より少し薄め。
・花はびっしり咲き、実もびっしりつける。
実は表面が少しだけ白く粉っぽい。
ちょっとぶどうに似てて鳥の好物。
(季節の花300より)
一日一言
喜怒哀楽(きどあいらく)
喜びと怒りと悲しみと楽しみという意味から、
様々な人間の感情の働きを総括して表す
場合に用いる。
★あの人気の無い上司の欠点は、あまりにも
喜怒哀楽が過ぎる事である。
6月から咲いている花「白粉花(おしろいはな)」
開花時期は、 6/25頃~10/ 末頃。
・メキシコ原産。江戸時代に渡来。
(ペルー原産、との説もある)
・ラッパ型の花。町中に野生化している。
・熟した黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)の
ような”白い粉”が出てくる。
名前の由来はそこから。
名づけ親は江戸時代の博物学者、貝原益軒。
黒いタネ(実)は、お寺の鐘の形です。
白い粉は蕎麦(そば)の実の粉に似ている。
・夕方頃に活動する昆虫には、
花の多彩な色で引きつけ、
夜に活動する昆虫には、その香りで引きつける。
・色は赤、白、黄。英語では、1本の草から
異なる花の色が咲くことから
「marvel of Peru(ペルーの驚異)」
といわれる。
・少しだけ香る。
・別名 「夕化粧」(ゆうげしょう)。
名のとおり、夕方から咲く。
午後4時ごろから開花することが多いようです。
ちなみに午後3時ごろから咲くのは
→ 爆蘭(はぜらん)。
・9月20日の誕生花(白粉花)
・花言葉は「不思議な、慎重」(白粉花)
・「うなだれて 雨後のしずくの 白粉花」(私)
(季節の花300より)
一日一言
木で鼻をくくる
冷淡にあしらう、すげなく振る舞う、相手を
馬鹿にした態度をとると言う場合のたとえに
用いる。
★あの有名な学者に何度も取材をを求めたが、
受付で木で鼻をくくる返事しか得られなかった。
類語:①木で鼻 ②杵で鼻
:③拍子木で鼻かむ ④立ち木へ鼻こする
6月から咲いている花「木槿(むくげ)」」
開花時期は、 6/25頃~10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
漢字はこの字があてられている。
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」となったとも、
韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または
「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、
ともいわれる。
(季節の花300より)
・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんで
しまう「一日花」で、
「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」
(人の世ははかない、の意)に例えられているが、
次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。
韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、
国の繁栄を意味する花として国花になっている。
・強い木で、枝を切って地面に刺しておくと
いつの間にか根づくらしい。
・8月28日の誕生花(木槿)
・花言葉は「信念」(木槿)
・「道のべの 木槿は馬に 食はれけり」
松尾芭蕉(野ざらし紀行)
「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ
花木槿」 小林一茶
一日一言
気褄(きづま)を合わす
「気褄」とは、気持ち・機嫌の意味で、相手の
機嫌を取るように調子を合わせる様子を言う
場合に用いる。
★今度の配属された部下は、私と気褄を合わす
ことに腐心している。
6月から咲いている花「凌霄花(のうぜんかずら)」」
開花時期は、 6/25頃~ 9/15頃。
・中国原産。古くから薬として使われていた。
日本には平安時代の9世紀頃に渡来。
・オレンジ色の派手な花。
・つるでどんどん伸びていく。
いろいろからみつく。
・とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島
から持ち帰ったといわれるものが
金沢市にまだ健在らしい。
(樹齢400年以上・・・)
・古名の「のせう」が変化して「のうぜん」に
なったとも、「凌霄」の音読みの
”りょうしょう”が変じて「のしょう」に
なったともいわれる。
「凌霄花」は漢名からで、
「凌」は”しのぐ”、
「霄」は”そら”の意味で、
つるが木にまといつき天空を凌ぐほど
高く登るところからこの名がついた。
・茎、花が甘いらしく、
よく蟻(あり)がうろうろしている。
・江戸時代の貝原益軒さんが
「花上の露目に入れば目暗くなる」と記述し
いかにも有毒の花、というイメージが
ついているが、実際には毒はない。
・「凌霄花に 秋の通ふか 風見ゆる」 恒丸
(季節の花300より)