季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「アベリア」

2019-11-30 04:44:39 | 暮らし
人生日訓(80)

「他人の立場をたっとぶ」

人間ほど自分勝手なものはあるまい。自分の姓名ならどんな小さい活字でも目に入

る。自分が自動車に乗っている時に、横断歩道を歩いている人々の足が遅いように

感じる。自分が歩いている時には、自動車に乗っている客人をねめつけてゆうゆう

と歩いてやる気になる。他人が駅の窓口で切符を買っている時は随分手間がかか

るように思い、自分が払う切符代はゆっくり勘定したくなるものである。自分の乗る

方向の電車がなかなか来ないで、向こう側の電車ばかり沢山来るように感じられ

る。まことに思えば、人間ほど手前勝手なものはあるまい。ただその事実に気が付け

ばいいのである。道徳というものは、おのれの欲せざるところを他人にほどこさぬ

ようにするだけのことである。「わが身をつねって人の痛さを知れ」である。

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11月に咲いている花「アベリア」

開花時期は、 6/10 ~ 11/末頃。  夏から秋まで長い間咲き続ける。 ・車道の脇によく植えられている。 ・甘い香り。 ・別名  「花園衝羽根空木」   (はなぞのつくばねうつぎ) 

(季節の花300より)


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季節の花「木立朝鮮朝顔(きだちちょうせんあさがお)」

2019-11-29 04:40:53 | 暮らし
人生日訓(79)

「七日を過ぎそしりは消えん」

釈迦の教化はたちまちに当時の青年達の心をつかんでしまった。多くの学者は、良

家の息子たちがくびすをついでその門に走った。かくして非難が強く起こった。「ゴ

ーダマ(釈迦)は親を子なきに至らしめ、妻は夫なきに至らしめ家を絶ゆるに至らし

めんとす」と言って騒ぎ出した。このことを聞いた弟子はその旨を心配そうにその師

に伝えた。するとm釈迦は答えた。「弟子らよ、この声は久しく続かざるべし。ただし

七日の間存し、七日を過ぎての後は消え去らん」と。ここに「七日」と仕切ったのは大

きい意味はあるまい。俗に「人の噂も七十五日」という類の数字であろう。とにかく、

世間の噂を気にすることはない。「如来は正法をもって人をいざなう。真理もって誘

はんに、知恵ある者に何のねたみかあらんや」という毅然たる態度を堅持されてい

たのである。
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11月に咲いている花「木立朝鮮朝顔(きだちちょうせんあさがお)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 11/末頃。  6、7月頃に咲くものと、  9、10月頃に咲くものとが  あるようだ。  花色も、ピンク、白、橙色、と  いろいろ。 ・中南米、インド地方原産。 ・草ではなく「木」。 ・夏から秋まで、  芳香のあるラッパ形の  大きい花を下向きに咲かせる。  夜に香る。 ・別名では  「エンジェル・トランペット」  「エンジェルス・トランペット」  「エンゼル・トランペット」  「エンゼルス・トランペット」  とも呼ばれ、  品種もいろいろある。

(季節の花300より)



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季節の花「紫御殿(むらさきごてん)」

2019-11-28 04:35:53 | 暮らし
人生日訓(78)

「長い目で物を見る」

人間の値打ちは、「棺を蓋うて初めてわかる」と言われるが、随分、長い目で長い目

で見たものである。若い時代にほどく山が当たって大成功、いい気になってるうちに

がらが来て元の木阿弥というケースもある。そこえゆくと、一向にうあだつの上がら

なかった男がこつこつ積み重ねて、ついに一代の産を成すというケースもある。私

の身近の友人についても、足の早いのあり、遅いのあり、いろいろまちまちである

が、やはり、長い目で物をみていると、誠実よ堅実の男が成功している。あまり目か

ら鼻え抜けるような先走った男は、どうも途中でけつまづく。短距離競争では勝手

も、長い距離では落伍してしむものである。
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11月に咲いている花「紫御殿(むらさきごてん)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 11/末頃。 ・原産地メキシコ地方。 ・葉が全面的に紫で、花も紫。  紫づくめ。  名前もそこから来たのでしょう。  けっこう長いあいだ咲いている。 ・別名  「パープルハート」    (紫の”ハート”)  「セトクレアセア」    (旧学名の属名)

(季節の花300より)


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季節の花「コスモス」

2019-11-27 04:31:03 | 暮らし
人生日訓(77)

「凡そ因果の道理歴然として私なし

道元の徹底した仏教観が強く出ている。「仏法産学には第一因果をあきらむるなり。

因果を撥無するが如きは、おそらくは猛利の邪見を起こして断善根とならんことを」

に続いた代表的な一句である。釈迦の主張の第一は、「説因者」と言われている。

「因(たね)」を説く者、一切の事象は偶然や無因で起こるものではない。いかなる場

合にも原因というものがある。その因の果てとして今日の事相がある。それは実に

明了にして歴然としている。そこには、いささかの「私情」もはさまれていない。因果

は公平であるというのである。今日われわれの前に開かれている一切万象はこれ

ことごとく前因のもよおおせる結果である。うらむべからず、避けるべからず、悲しん

でも仕方がない。私心があってこうなっているのではない。天地因果の道理として核

の如く結果下の実である。

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11月に咲いている花「コスモス」

開花時期は、 7/25 ~ 12/10頃。 ・原産地メキシコ。  イタリアの芸術家が  1876年頃にメキシコから  日本に持ち込んだのが最初、  との説がある。  ・秋の代表花だが、  早いものは夏のあいだから  咲き始めている。  早咲き遅咲きあり。 ・外来品種だが、  日本の風景に合っている。 ・「秋桜」の字は、  主に秋に咲き、花弁の形が   桜に似ているところからの和名。 ・”コスモス(cosmos)”の語源は、  ギリシャ語の  「秩序」「飾り」「美しい」  という意味の    「Kosmos, Cosmos」の言葉に  由来する。     このことから、  星がきれいにそろう宇宙のことを  cosmosと呼び、  また、花びらが  整然と並ぶこの花も  cosmosと呼ばれるようになった。 ・葉は線のように細いが、  台風などで倒されても  茎の途中から根を出し、  また立ち上がって花をつける  というほど強い。  (見た目とは、   だいぶ違うようです) ・7月16日、8月14日、  10月5日の誕生花 ・花言葉「乙女のまごころ、      愛情、たおやかさ」 ・東京周辺の見どころ  <昭和記念公園>    立川(たちかわ)の    大規模公園。    花見頃9月中旬~10月上旬。    立川市緑町。    最寄駅     JR青梅線西立川駅  <小岩菖蒲園>    江戸川の河川敷にある公園。    花菖蒲や菜の花、    ポピーなども咲く。    コスモスもいっぱい。    江戸川区北小岩。    最寄駅     京成線江戸川駅 

(季節の花300より)



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季節の花「杜鵑草 (ほととぎす)」

2019-11-26 04:43:48 | 暮らし
人生日訓(76)

「無礼講」

友松氏がドイツにいたころ、月に一度、幾日だったか、何曜日であったか忘れたが、

主客ところを替える「無礼講の日」があって、その日には女中さんが床の間について

お客様の正座につく、ご主人が危なっかしい手つきで皿を食卓に運んで女中さんに

サービスする。女中さんもはらはらしてこれを笑いながら見ている。まことにゆーも

あのこもる、面白い行事だと思った。同時に、何か、そこに主従の封建的対立などを

乗り越えて、人間が互いに尊敬しあっている民主的な気持ちが見受けられた。

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11月に咲いている花「杜鵑草 (ほととぎす)」

開花時期は、 8/25 ~ 11/15頃。 ・秋に日陰に多く生える。 ・若葉や花にある斑点模様が、  鳥のホトトギスの胸にある模様と  似ていることからこの名に。  葉にある斑点は  花が咲く頃には消えるらしい。 ・「杜鵑」とも書く。 ・鳥のホトトギスの方は  「不如帰」と書く。 ・いろいろな種類がある。  ふつうに見かける  「台湾(たいわん)杜鵑」や、  花の黄色い、  「玉川(たまがわ)杜鵑草」  「黄花(きばな)の杜鵑草」  「黄花(きばな)の   突抜(つきぬき)杜鵑草」  「高隈(たかくま)杜鵑草」や、  その他、  「山杜鵑草」  「山路の杜鵑草」など。 ・9月12日の誕生花(杜鵑草) ・花言葉は  「秘めた意志」(杜鵑草)
(季節の花300より)


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