名言名句(649)
「君子は和して同ぜず」『論語・子路篇』
自分という一個の存在がどこにあるのか、生き方の信念、仕事の信念の
方向を、ともすると、見失いがちになっている現象が指摘されます。
人間のスケールが、一回りも二回りも小さくなっているということも
言えます。このような時代にあって、この言葉は、私たちの心に鋭い鏃
を突き立ててきます。決して、かしこくなれ、というのではありません。
いかに小さな一個の存在であっても、自己をしっかり認識し、把握して
こそ、自分の立場というものをはっきりと主張できることになります。
それが、現代社会の君主の在り方といえるでしょう。
===========================
6月から咲く花「合歓の木 (ねむのき)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/20頃。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、
かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に
似ている。
・オジギソウの葉は
触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は
触っただけでは閉じない。
夜になると
ゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので
「眠りの木」、
そしてしだいに
「ねむの木」に変化していった。
・地方によっては「七夕」の日に
「ネム流し」といって
合歓の木の枝と大豆の葉を
川の流れに流して
邪気をはらう行事がある。
・地方によって
いろんな呼び名があるが、
(ねんねの木、眠りの木、
日暮らしの木・・・)
眠りを意味するものがほとんど。
・「昼は咲き
夜は恋ひ寝(ぬ)る
合歓木(ねぶ)の花
君のみ見めや
戯奴(わけ)さへに見よ」
万葉集
紀女郎(きのいらつめ)
「合歓咲く
七つ下りの 茶菓子売り」
小林一茶
「象潟(きさかた)や
雨に西施(せいし)が
ねぶの花」
奥の細道
松尾芭蕉
(”西施”とは、
中国の春秋時代の
傾国の美女のこと。
花をこの美女にたとえた)
(季節の花300より)
「君子は和して同ぜず」『論語・子路篇』
自分という一個の存在がどこにあるのか、生き方の信念、仕事の信念の
方向を、ともすると、見失いがちになっている現象が指摘されます。
人間のスケールが、一回りも二回りも小さくなっているということも
言えます。このような時代にあって、この言葉は、私たちの心に鋭い鏃
を突き立ててきます。決して、かしこくなれ、というのではありません。
いかに小さな一個の存在であっても、自己をしっかり認識し、把握して
こそ、自分の立場というものをはっきりと主張できることになります。
それが、現代社会の君主の在り方といえるでしょう。
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6月から咲く花「合歓の木 (ねむのき)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/20頃。
・日当たりのよいところに生える。
・夏の夕方に、
かわった紅の花を咲かせる。
花は化粧用の刷毛(はけ)に
似ている。
・オジギソウの葉は
触るとシューッと閉じるが、
ネムノキの葉は
触っただけでは閉じない。
夜になると
ゆっくりと自分で閉じる。
それがまるで眠るようなので
「眠りの木」、
そしてしだいに
「ねむの木」に変化していった。
・地方によっては「七夕」の日に
「ネム流し」といって
合歓の木の枝と大豆の葉を
川の流れに流して
邪気をはらう行事がある。
・地方によって
いろんな呼び名があるが、
(ねんねの木、眠りの木、
日暮らしの木・・・)
眠りを意味するものがほとんど。
・「昼は咲き
夜は恋ひ寝(ぬ)る
合歓木(ねぶ)の花
君のみ見めや
戯奴(わけ)さへに見よ」
万葉集
紀女郎(きのいらつめ)
「合歓咲く
七つ下りの 茶菓子売り」
小林一茶
「象潟(きさかた)や
雨に西施(せいし)が
ねぶの花」
奥の細道
松尾芭蕉
(”西施”とは、
中国の春秋時代の
傾国の美女のこと。
花をこの美女にたとえた)
(季節の花300より)