季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

奥州街道(小原田宿)

2008-02-29 08:28:29 | インポート

(江戸から四十一番目の宿)、日出山宿から八町(0.9km)、郡山宿へ十五町(1.6Km)、 小原田四丁目が最寄のバス停である。バスの本数は比較的多い。
現在の小原田宿の集落は郡山中心部の市街地と一体化しているが、旧宿場町の面影を感じさせる旧家も2、3軒残る。
宿場の北詰には一里塚があった(現在の五十嵐材木店辺り)とされるが現存しない。

旧家を求めて歩くと、丸七産業も古そうな店だし、二階の窓に布団を乾している格子造りの民家は旅篭ではなかったかと思われる。なかでも目をひいたのは香久山神社の石柱のそばに長い板塀をめぐらした門構えの家だった。門をのぞくと、一軒の大きな茅葺きの家が控えている。本陣にふさわしい佇まいだが、この宿場の本陣に関する情報は持ち合わせていない。


積口家 小原田4丁目


冬の花「ノースポ-ル」

開花時期は、12/20頃~翌6/15頃。     
・原産地はアフリカ北部アルジェリアあたり。     
  日本には1960年代頃に伝えられた、新しい花。
  地中海沿岸に広く分布している。               
・花つきがよく、株全体をおおうほどに白く       
  咲くところから「北極」のイメージが連想され、 
  そこから「ノースポール(北極)」の名になった。
 ・マーガレットよりちょっと小型。               
・道端の花壇によく植えられる。                 
・別名「クリサンセマム・ノースポール」         
      「クリサンセマム・パルドーサム」   

(季節の花300より)

 

    


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奥州街道(日出山宿)

2008-02-28 07:19:02 | インポート

(江戸から四十番目の宿)、笹川宿から十八町(2.0km)、小原田宿へ九町(0.9Km)、日出の山が最寄のバス停であるが、バスの本数は少ない。
現在の日出山宿には、土蔵のある家が何軒か残り旧宿場町の雰囲気をいくらかは残している。

川をわたった先を左に曲がり、倉庫地帯をぬってゆく旧道に復する。ここは安積町日出山3丁目、旧日出山宿の中心地だ。国道49号に交わる辺りでは、工業地域のかげは薄れ、みなれた田園が混じる風景にもどっていた。国道49号を東にすすむと金山橋で阿武隈川をわたる。芭蕉は逆に、はるか乙字ヶ滝から迂回してきて、川向こうから金屋の渡しで、日出山宿にはいってきたのだった。当時の阿武隈川はこのあたりで東に大きく蛇行しており、奥の細道と金山橋は無縁である。

川をわたった先を左に曲がり、倉庫地帯をぬってゆく旧道に復する。ここは安積町日出山3丁目、旧日出山宿の中心地だ。国道49号に交わる辺りでは、工業地域のかげは薄れ、みなれた田園が混じる風景にもどっていた。国道49号を東にすすむと金山橋で阿武隈川をわたる。芭蕉は逆に、はるか乙字ヶ滝から迂回してきて、川向こうから金屋の渡しで、日出山宿にはいってきたのだった。当時の阿武隈川はこのあたりで東に大きく蛇行しており、奥の細道と金山橋は無縁である。
付近に立派な家をみた。鬼瓦にかわって、シャチホコが青空に反り返っている。


シャチホコを頂く民家 安積町日出山


冬の花「ティランジア」

北アメリカから南アメリカにかけて分布。  
                    
・空中から水分を吸収する。               
・おもしろい形のピンク色の花序の途中から、
  紫色の花がにょっと咲き出る。           
  じつに不思議な光景♪                   
  サボテン的な花のつき方。               
  オレンジ色の花序もある。               

・スウェーデンの植物学者、               
  「ティランズさん」にちなんだ名前。     
・「ティランジア」「ティランドシア」     
  「チランドシア」とも読む。             
・別名  「花アナナス」 

(季節の花300より)

   


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奥州街道(須賀川宿)

2008-02-26 08:11:13 | インポート

(江戸から三十八番目の宿)、笠石宿から一里十八町(5.9km)、宿の長さ十五町五十間(約1700m)、笹川宿へ一里十八町(5.9Km)
須賀川駅は市街地の北のはずれにある。旧宿場街へは、駅前からバスを利用する。中町バス停辺りが旧宿場の中心地にあたる。歩いて行く場合、距離にして1km、時間で15分ほど。
須賀川は鎌倉時代以降、二階堂氏の城下町として栄えたが、天正年間、伊達政宗に攻められ城は落城その後、江戸時代になって白河藩領となり、奥州街道屈指の宿場町として栄える。俳諧が盛んであったため松雄芭蕉は、奥の細道の旅の途中この町に8日間滞在し多くの句を残した。明治元年の戊辰戦争により町の大部分が被害を受けたため現在の町並みに旧宿場町の面影をしのばせるものは少ない。

一里塚は旧道沿いにある。すぐ前を国道118号線が横切っているが中央分離帯があって、そこを渡ることができない。来た道をしばらくもどっていったん4号線にのり、すぐ左車線から国道をおりて一里塚交差点を右折する。ガードをくぐりぬけたところで左に未舗装の細道がでているのが旧道である。ところが道は閉鎖された踏切りにぶつかって、これを越すことができない。また、逆戻りして118号を東にすすみ、JRを越えた交差点で県道355号線(旧国道)を左におれて、並木町体育館の手前でようやく一里塚からの旧道に合流する


総鎮守 神炊館(おたきや)神社


冬にも咲いている花「パンジー」

開花時期は、10/10頃~翌7/10頃。     
・ヨーロッパまたはアジア西部原産。             
・19世紀以降欧米各国で改良が進んでいる。     
  日本へは江戸時代に渡来した。                  
・菫(すみれ)の園芸品種。                     
・いろいろな種類がある。                       
・秋から翌春にかけて長く咲き続け、             
  花壇の主役として利用される。                 
  寒さに強い。                                  

・別名  「三色菫」(さんしきすみれ)。         
・「パンジー」はフランス語の「パンセ(考える)」
  という意味で、つぼみが下を向く形が           
  人が頭を垂れ物思う姿に似ているところから命名。
  (「パンセ」には”思考、物思い、三色菫”の   
                                  意味がある。)
・似ている品種に「ビオラ」がある。             
  花の直径が3~5cm以上のものを「パンジー」、
  それより小さいものを「ビオラ」と、           
  区分けして呼ぶことがあるそうだ。             
  「ビオラ」の名は、属名 Viola から。          
・1月9日、2月8日の誕生花(パンジー)。     
・花言葉は「思慮深い」(パンジー)。           

(季節の花300より)


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奥州街道(笠石宿)

2008-02-24 07:07:07 | インポート

(江戸から三十七番目の宿)、笠石宿から十三町(1.4km)、須賀川宿へ一里十八町(5.9Km)、鏡石駅前からは3方向に道が出ているが、左斜めの道を300mほど進んで交差する道が旧街道で、このあたりが笠石宿の北の端にあたる。久来石集落をでて今度は国道を横断して右に入っていく。宝泉院の前を通り、北原稲荷神社の二筋手前の交差点角に、笠石の名前の由来になった笠地蔵がある。小さな御堂の前に並んでいるいくつかの石碑をつぶさに一つ一つ見ても、どれも石の笠をかぶっている風にはみえない。堂内の闇に目を馴らしているうちにうっすら、石笠をいだいた石板碑がみえた。写真でみれば瞭然とわかる。肝心の板碑の所以は、わからない。

笠地蔵の由来は 白河風土記に「笠石の碑」とあり年号磨滅して詳ならず、里人これを笠地蔵といい、又一説には「和田胤長の供養塔か」とある拓本をとると明暦の年号で釈迦如来の梵字と施主の字がある。名は不明である。近世になり地蔵菩薩の信仰が盛んになりこの板碑に笠のあるところから笠地蔵尊として里人の信仰と結びついて今日に至った。笠のある板碑は国内でも珍しい。  平成4年7月   鏡石町説文より


笠地蔵の外観


冬の花「冬牡丹」

花は牡丹と同じだが、特別な管理をすることで  
  冬の間に咲かせることができるそうだ。        
  二季咲き性の牡丹を使い、春に作られる予定の  
  花芽を摘んで、秋にできるつぼみを冬に開花    
  させることで可能になる。でも地温等の        
  コントロールがかなり難しそうです。          
  開花時期は1月頃。                         

・雪よけのワラ囲いとマッチしてます。          
・別名  「寒牡丹(かんぼたん)」               
 
・「冬牡丹  咲きし証しの  紅散らす」安住敦    

  「振り向きし  人の襟足  冬牡丹」  松崎鉄之助

  「ひらく芯  より紅きざし  冬牡丹」鷹羽狩行  

  「唐国へ  通ふ心や  冬牡丹」      古賀まり子

  「そのあたり  ほのとぬくしや  寒ぼたん」    
                                    高浜虚子

(季節の花300より)


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奥州街道(久来石(きゅうらいし)宿)

2008-02-23 08:02:39 | インポート

(江戸から三十六番目の宿)、矢吹宿から二十三町(2.5km)、笠石宿へ十三町(1.4Km)、久来石が最寄のバス停であるがバス本数が非常に少なく、土日運休のため利用が困難。付近に久来石の名前の由来となった石碑があるというが場所未確認。

矢吹の町をでて国道4号線に合流し500mあまり行ったところで分かれ道を斜め左の旧道に入る。ここは岩瀬郡鏡石町で、奥州街道久来石宿があった集落である。大きくて立派な家並みがつづく道の両側に、東側・西側という字名が残っている。気のせいかもしれないが、道の東西で、屋根の色が黒派と茶色派にわかれているような気分になった。

畑の熊野神社は、こけの生えた古色蒼然とした姿で神々しい。   


旧久来石宿の町並


冬の花「アロエ」
開花時期は、11/15頃~  2/10頃。 
・アフリカ原産。                           
・花が咲くものと咲かないものがある。       
  鉢植えしているものは咲きにくいようだ。   
・橙色の花。                                
  
・葉は肉質でギザギザ。健康食品となるが     
  すごく苦い♪。別名「医者いらず」。       
  整腸や胸やけ、やけどによく効くらしい。   
  (私も子どもの頃、病気になると           
    食べさせられました。効いたっけ?)  

・日本で栽培されるのは、ほとんどが         
  「木立(きだち)アロエ」という種類。     
  この場合、名前としては                   
  「木立蘆薈(きだちろかい)」の方が       
  とおりがいいですね。                     
  ”蘆薈(ろかい)”は、                   
  昔、「aloe」を「ロエ」と音読みしたものに 
  「蘆(ろ)」と「薈(え:会)」の漢字を   
  つけたものです。                         
       木立アロエ(キダチアロエ)          
    = 木立蘆薈  (キダチロカイ)          
    = アロエ・アルボレスケンス(学名読み)

・葉っぱの幅が広い「アロエ・ベラ」という種類
  もある。ヨーグルト等で使われるのはこちら。
  葉っぱは苦くない。                        
 
・東京周辺の見どころ                       
  <伊豆白浜、アロエの里>                 
        伊豆半島東南にある白浜のアロエ群落。
        住民の方々が一ヶ所に持ち寄って     
        植えたのがはじまりらしい。         
        花見頃11月下旬~1月上旬。       
        静岡県下田市白浜。                 
        最寄駅 → 伊豆急下田駅  

(季節の花300より)

         


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