季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「悪茄子(わるなすび)」

2013-07-31 04:45:14 | インポート

一日一言

鹿を遂(お)う

最高の獲物である鹿を追い掛けると言う

意味から、王位や政権を得ようとして互い

に競争し合うことのたとえに用いる。また、

立派な地位を得ようとすることのたとえにも

用いる。

★彼は生涯の夢として、政界で鹿を遂うこと

を実行に移した。


6月から咲いている花「悪茄子(わるなすび)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/20頃。
・北アメリカ地方原産。
・ナスに似た白い花。5弁花。

・茎と葉にとげがあり、
 繁殖力があり強いので
 ”悪”と名づけられた。
 (ちょっとかわいそうですね)

・秋から冬にかけて、
 黄色い実ができる。
 けっこうきれい。
 だが夏場に、草刈りされてしまう
 ことが多いので
 実を見かける機会はほとんど無い。

・実は有毒です。注意。

・別名
 「鬼茄子」(おになすび)。
(季節の花300より)



 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「時計草」

2013-07-30 04:39:05 | インポート

一日一言

しかれども

そうではあるが、と言う意味で、

前の事柄に対して後ろの事柄が

逆説の関係で接続する場合に用

いる。

★主従の関係は断ち切れないが、

しかれども親子の関係には及ばない。


6月から咲いている花「時計草」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/10頃。
・ブラジル原産。
 1730年頃に渡来。
・パラグアイの国花。

・名前のとおり、
 壁掛けの時計盤のような
 咲きかたをする。
 とてもユニークな形♪。
・実は丸っこく、
 秋にオレンジ色になる。

・別名
 「パッションフラワー」(時計草)


・「果物時計草
 (パッションフルーツ)」は
 この時計草の仲間。
 時計草とは葉っぱの形が異なり、
 葉のふちが少しギザギザ。
 実(み)は時計草よりも大きい。
(季節の花300より)


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「茄子(なす)」

2013-07-29 05:35:44 | インポート

一日一言

しかるべく

そうあるのが適当である、という意味

から転じて、よいように、よろしく、と言

う場合に用いる。

★かれは市議会議員に顔が利くので、

提案事項にしかるべく取り計らうように

依頼した。


6月から咲いている花「茄子(なす)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 8/ 5頃。
・インド原産、奈良時代に渡来。
 野菜栽培。
・花はうす紫色。

・夏に採れる野菜なので
 「夏実(なつみ)」、
 それがしだいに変化して
 「なすび」、
 それが省略されて
 「なす」になった。
 また、「梨実(なしみ)」が
 変化したもの、
 ともいわれる。


・お盆の頃に、道の軒先などで
 ときどき見かける
 「精霊馬(しょうりょううま)」
 の、ご先祖様が乗る馬は
 キュウリ
 荷を引かせる牛はナス。
★ことわざ
 「親の意見と茄子の花は
  千に一つも無駄がない」
  (茄子は実を結ばないような
   無駄な花はない、の意)

 「瓜(うり)のつるに茄子はならぬ」
  ”トンビが鷹を生む”
   と同じ意味。
   親子関係を表わすことわざ。

 「秋ナスは嫁に食わすな」
  2つの説がある。
  (1) おいしい秋ナスを
    嫁に食べさせるのは、
    もったいない
  (2) 秋ナスは、体が冷えたり
    髪の毛が抜けたりするので
    嫁には食べさせない方がよい
 
(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アカンサス」

2013-07-28 05:35:23 | インポート

一日一言

しかるべき

そうあるべき、適当な、それに相応しい、

当然な、という意味に用いる。

★彼はしかるべき地位にありながら、今回の

隠蔽工作は誠に遺憾である。


6月に咲いていた花「アカンサス」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。
・おもしろい花のつきかたをする。
・人の背丈以上になる。
・地中海沿岸原産。
 日本には大正時代に渡来。

・古代ギリシャ建築に使われた、
 コリント様式の柱の頭の部分は、
 このアカンサスが
 題材となっている。
 紀元前5世紀のギリシャ時代、
 ある彫刻家が
 コリントという土地で、
 女の子のお墓にあった
 アカンサスの姿形から
 ヒントを得て、
 コリント様式の建築物を
 作ったらしい。

・ギリシャの国花。

・別名
 「葉薊(はあざみ)」。
   ギザギザな葉が
   薊の葉に似ている。
(季節の花300より)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節のhな「石榴(ざくろ)」

2013-07-27 04:21:12 | インポート

一日一言

しかるに

そうであるのに、しかし、ところが、という意味で、

前の事柄と反対の関係で後の事柄が続く場合の

接続の言葉として用いる。

★彼の為を思って忠告した。しかるに彼は、一向

に聞き入れようとしない。

類語:しかるところ


6月から咲いていた花「石榴(ざくろ)」

開花時期は、 6/ 5 ~ 7/20頃。
・西南アジア原産。
 日本へは10~11世紀頃渡来。
・若葉は赤いのでよく目立つ
     (4月頃)。
 なぜ若葉が赤くなるかは、
 紅要黐(べにかなめもち)ご参照。

・呼び名の由来は
 はっきりしないが、
 おもしろい説として、
 原産地近くの 
 ”ザグロブ山”の名前が由来、
 というのがある。 


・実(み)は食べられる。
 おもしろい形。
 不規則に裂けている。
 種(タネ)が多いことから、
 アジアでは昔から  
 子孫繁栄、豊穣のシンボルだった。
 また、実を煎じた液で
 うがいをすると
 扁桃腺炎に効き、
 陰干しした花や実を煎じて飲むと
 下痢止めになる。

・実に残る”帽子状”の
 ガクの部分は
 冠にも似ており
 王冠をいただく果物として
 権威の象徴にもなった。
 昔のソロモン王の宮殿の柱頭には
 このザクロが  
 デザインされたという。

・男性陣の中にいる、
 唯一の女性のことを
 「紅一点」というが、
 これは、中国の王安石が、
 石榴の林の中に咲く花を
 詠んだ詩から出た言葉。

・リビアの国花。

・「姫石榴(ひめざくろ)」は、
 ふつうの柘榴より
 花や葉っぱが小さく、
 花は少し遅めで
 夏から秋にかけて咲く。

・「柘榴」とも書く。


・「鈴なりの
  石榴いろづき 埃風の
  なかに揺るるよ
  その赤き実が」
   大橋松平

 「ざくろの実
  いまだ青しと 待ちしより
  今日雨にぬるる 大き紅」
   佐藤佐太郎
(季節の花300より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする