季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「冬珊瑚(ふゆさんご)」

2014-01-31 04:45:39 | インポート

一日一言

借金を踏む

借りた金を返さ詩しようとせず、胡麻化して

帳消しにしてしまうことを言う場合に用いる。

★友人のよしみで彼に貸した恩を忘れて、

借金を踏むとは恥知らずの男だ。


1月に実を付けている花「冬珊瑚(ふゆさんご)」

茄子(なす)科。
・学名
  Solanum pseudo-capsicum
   Solanum : ナス属
   pseudo-capsicum :
      トウガラシに似た

 Solanum(ソラナム)は、
 ラテン古名の
 「solamen(安静)」が語源。
 この属の植物に
 鎮痛作用を持つものが
 あることから。
  

・ブラジル原産。明治中期に渡来。

・夏から冬にかけて
 鮮やかな色の丸い実を
 いっぱいつけるので、
 その姿を珊瑚に見立て、
 時期と合わせて
 「冬珊瑚」という名前に
 なったとのこと。

 実の色の遷移がおもしろく、
 花を咲かせたあとで
 緑色の実になり、
 それが「緑 → 黄 → 橙」の順で
 色づく。
 いろんな段階の色の実が同居して
 緑色の実、黄色の実、橙色の実が
 ほぼ同時に楽しめる。

・実はきれいだが毒があるらしく、
 食用にはならない。
・寒さに強い。


・別名
 「ビッグボーイ」
 「クリスマスチェリー」
 「玉珊瑚(たまさんご)」
   いずれも、実の形からの
   命名のようだ。
(季節の花300より)




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季節の花「南天」

2014-01-30 04:51:35 | インポート

一日一言

しゃっき張る

こわ張ると言う意味の「しゃき張る」

を強めた言葉で、緊張の為心身が

固くこわ張ることを表す場合に用い

る。また、虚勢を張る様子を表す時

もある。

★新入生は先輩の前でしゃっき張る

あまり、震えていた。


1月に実を付けて居る花「南天」

目木(めぎ)科。
・学名
  Nandina domestica
   Nandina : ナンテン属
   domestica :
    国内の、その土地産の

 Nandina(ナンディナ)は、
 日本語の「ナンテン」が語源。
 
・開花時期は、 6/15 ~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。
 真ん中は黄色。

・漢名の「南天燭」を
 略して「南天」。
 「なんてん」は
 「南天」を音読みしたもの。

・秋に赤い実をつける。
 鳥が食べない限り
 冬中見ることができる。 
  (鳥の大好物のようです)
 実を乾燥させたものには
 「せき」止めの効き目がある
   → のどあめがありますね。
 また、葉には「ナンジニン」
 という成分を含み、
 殺菌効果がある。


福寿草の花と南天の実とセットで
 「難を転じて福となす」という
 縁起物の飾り付けが
 されることがある。
 (特にお正月に多いですね)。
 また、無病息災を願う、
 「南天の箸(はし)」と
 いうのもある。
 防火・厄除けとして
 庭先や鬼門にも植えられる。

・京都の金閣寺の床柱は、
 南天の材を使って 
 いることで知られている。

(季節の花300より)



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季節の花「夏蜜柑(なつみかん)」

2014-01-29 04:32:15 | インポート

一日一言

鯱(しゃち)こ張る

鯱(しゃちほこ)のように威厳を持って

構えると言う意味から、威張った振り

や、緊張して固くなった様子をたとえて

言う場合に用いる。「しゃちほこばる」

とか「しゃっこちょこ張る」と言うようにも

使う。

★あの経営者はどうも消費者向けに

鯱こ張った言い訳をする癖がある。


1月に実を付けている花「夏蜜柑(なつみかん)」

蜜柑(みかん)科。
・学名
  Citrus natsudaidai
   Citrus : ミカン属
   natsudaidai :
        ナツダイダイ
       (夏橙、日本名)

 Citrus(シトラス)は、
 レモンの木に対する古い呼び名。
 これが属名になった。
 

・5月頃、白い5弁花が咲く。
・晩秋に黄色い大きな実がなるが、
 そのまま取らずに
 翌年の初夏までたつと
 樹上で熟し
 酸味が抜けて食べやすくなる。

・本当の呼び名は
 「夏橙(なつだいだい)」
 だが、商品名としては
 いまいちだったため
 明治の末頃から
 「夏みかん」
 と呼ばれるようになった。

・江戸時代中期に
 山口県の仙崎(長門市)に
 漂着した果実の種子が
 夏みかんの起源。
 明治時代からは、
 仙崎の近くの萩地方へ、
 また、次第に全国に普及した。
 現在、山口県の県花になっている。

だいだいに似ている。

・別名
 「夏柑」(なつかん)
 「夏橙」(なつだいだい)

(季節の花300より)


 


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季節の花「黒鉄黐 (くろがねもち)」

2014-01-28 04:43:38 | インポート

一日一言

じゃじゃ馬馴らし

シェークスピアの戯曲(がみがみ女馴らし)の訳語で、

おてんば娘を手なづけて、しとやかにさせることをたと

えて言う時に用いる。

★田舎からdてきた娘をじゃじゃ馬馴らしの如く躾けて

どうにかレディらしくなった。


1月に身を付けている花「黒鉄黐 (くろがねもち)」

黐の木(もちのき)科。
・学名
  Ilex rotunda
   Ilex : モチノキ属
   rotunda : 円形の、太った

 Ilex は、
 「holly(西洋ヒイラギ:
      ホーリー)」の
 古代ラテン名。
 
・葉は革質で光沢あり。
 若い枝は紫っぽい色。
・冬に赤いきれいな実をつける。
・「黒金黐」とも書く。

・樹皮から
 「鳥黐(とりもち)」が取れ、
 また、葉柄や枝が
 紫色っぽいところから
 「黒鉄黐」の名がついた。
  (なんか、強そうな名前・・)

(季節の花300より)



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季節の花「金柑(きんかん)」

2014-01-27 04:51:30 | インポート

一日一言

車軸(しゃjく)の雨

車輪の軸のように太い雨脚と言う意味で、

激しく雨が降るさまの形容に用いる。

★昨夜から今朝にかけて、まるで車軸の

雨が降り続いている。

類語:①車軸のごとし    ②車軸を流す

   :③車軸をさす


1月に身を付けている花「金柑(きんかん)」

蜜柑(みかん)科。
・学名
  Fortunella japonica
   Fortunella : キンカン属
   japonica : 日本の

 Fortunella
 (フォーチュネラ)は、
 イギリスの学者で東洋に旅行した、
 「Fortune さん」の名前にちなむ。
 
・中国原産。
・1826年に、中国の商船が
 遠州灘(静岡県沖)で遭難し、
 漂着して清水港に寄航した際に、
 船員が、助けてくれた地元の人に
 砂糖漬けの金柑果実を
 プレゼントし
 その種が育って日本で広まった。

・7月頃に花が咲き、
 8月頃までに実ができる。
 実の表面はスベスベ。
 冬頃に黄色くなる。
 実のサイズは、
 みかんの小型タイプ。
 皮がついたままでも食べられる。
 (よく洗ってから食べましょう)

・柑橘(かんきつ)系のいい香り♪
・のどあめとしても使われる。

・「金」は実の色から。
 「柑」は「柑子(こうじ)」で
  みかんの古名。
・「金橘」とも書く。

・別名
 「姫橘(ひめたちばな)」
(季節の花300より)



 


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