阿蘇谷を下りて1kmほどの所には、「的石御茶屋」がある。およそ三百年の歴史を持ち、外装に手を加えてはいるが、建物の土台や間取り、そして庭園は当時のままの姿で保存されている。
街道は、的石から外輪山の山裾に沿って内牧(うちのまき)まで進み、その先は阿蘇谷を横断して一宮に至る。
一の宮には地名の由来である「肥後一の宮」の阿蘇神社がある。阿蘇谷の開拓神社である健磐龍命(たけいわたつのみこと)を祀った神社で、代々神官を務める阿蘇家は、肥後一円に膨大な社領を持ち勢力を誇っていた。
7月に咲いていた花「ひまわり」まだ遅咲きが見られます。
開花時期は、 7/10頃~ 9/10頃。
・夏の代表花。でかい花。
・北アメリカ原産。16世紀にイギリスに伝わり、
「太陽の花」と呼ばれ始めた。
(花の形が太陽を思わせる)
・オランダ人画家ゴッホが好んで描いた花の一つ。
(「ひまわり」という作品がありますね)
・名前は花が太陽の動きにつれてまわることから。
”日まわり”
でも「花首の柔らかいつぼみのときだけ
昼間太陽の方向を向いて夜に向きを戻し、
成長して花が咲いてからは東を向く」、
というのが本当のようです。
でも「太陽の方向にくるくる回る」、というのは
わかりやすくおもしろい説ですね。
漢字の「向日葵」は漢名から。
・種子は食用になる。種子から採った油は
石鹸や塗料の原料になる。
茎や葉は家畜の飼料となる。
・別名 「日輪草」(にちりんそう)、
「日車」(ひぐるま)。
・8月17日の誕生花
・花言葉は「私の目はあなただけを見つめる」
・「向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ」
北原白秋
「髪に挿(さ)せば かくやくと射る 夏の日や
王者の花の こがねひぐるま」
(ひぐるま=ひまわり) 与謝野晶子
(季節の花300より)