美術館の殿堂・国立新美術館に行ってきました。
2007年11月24日にフェルメールの「牛乳を注ぐ女」に、
会いに行って以来ですから3年半ぶりです。
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第一美術協会に参加しているボランテイア仲間のS氏が出品している、
第81回第一美術展の招待券を頂いていたからです。
絵画、彫刻合わせて800点近い出品作の展示の中から、
S氏の作品を見つけ出すのに十数分かかって、
作品を数分間眺めて失礼させていただきました。
実は、鑑賞したかったのはこちら「オルセー美術館展」
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この夏、当美術館は豪華なことになっています。
①オルセー美術館展2010「ポスト印象派」
②陶芸家の至宝 ルーシー・リー展
③マン・レイ展 知られざる創作の秘密
詳しくは、ここで。
フランスの人気美術館「オルセー美術館」所蔵の、
近代絵画の粋と言われる「ポスト印象派」。
モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーの傑作絵画115点。
これだけの名作絵画がいま、日本に大移動してきている。
印象派最後のドガの「踊子」、モネの「ロンドン国会議事堂」。
印象派の系譜を継いだスーラ。
そしてセザンヌの到達点である多視点描画「テーブルの果物」。
ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーなど、
1880年代半ばから90年頃にかけ、フランスで活躍した、「ポスト印象派」と言われる画業が第一章から、
第十章まで、全115点が展示されていました。
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これが本物なんだ。本物でしか分からない光と絵の具の盛り上がり。
近寄って見ると絵筆の跡が生々しいまでに迫る。
数歩下がって観たときのなんとも言えない絵の表情。
印象派の時代を超えて、さまざまな表現の多様な試み、
世紀末のパリで産まれた時代の画業の数々。
なかなか進まない鑑賞者の列。とにかく疲れました。
休憩をかねて3階の講堂で開かれていた「巨匠たちの肖像」を覗いて見る。
ちょうど「セザンヌ」を上映していたので勉強させていただく。
セザンヌは現役時代はヒネクレもので意固地で、
人の評価などどうでもいい。一匹狼だったようです。
同じシーンを何回も書き続けるのが特徴のようです。
セザンヌと言えば「静物画」知られています。
台所と果物の構図を見たことがあるでしょう。
多視点描画の代表作です。テーブルの上のりんごとなし。
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視点が幾つもある。一つの視点からでは見えないところが、
ちゃんと書かれている。視点が移動している。
この画法はピカソに受け継がれていく。
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勉強が趣味の、たにしの爺、また勉強になりました。