たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

ウフィツィ美術館展と夢見るフランス絵画展の一日・後編

2014-11-25 21:17:46 | 展覧会・美術展
芸術の秋ですね。19日に2つの美術展をハシゴして、上野・東京都美術館で、
ウフィツィ美術館展「黄金のルネサンス ・ボッティチェリからブロンヅィーノまで」
を見たことは前回に書きましたので、
今回は東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている、
「夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ」展です。
上野から渋谷まではメトロ銀座線で30分ほどです。



東急Bunkamuraにはお気に入りの映画館ル・シネマ(6階)
劇場オーチャードホール(3階)
地下1階のガーデンフロアに展覧会ザ・ミュージアムがあります。
会場には2時前に着きましたが、入場者はそれほど多くなく快適に観賞できました。



作品は日本の個人コレクションから厳選した、
近代フランスの巨匠・16作家の絵画作品71点を集めた作品展だという。





ポスターになっているルノワールの「宝石をつけたガブリエル」。モネの代表作「睡蓮」。
マリー・ローランサンの乙女像、セザンヌの風景画、
モディリアーニ、藤田嗣治、シャガールらの、
画集やテレビで一度は目にしたことがある作品が並んでいます。



午前中に上野で聖人や聖母子、キリストなどルネッサンス絵画の濃い絵を見てきた後だけに、
ソフトタッチの印象派作品にはホッとするものがありました。
これらの作品は、一人の日本人が集めた個人コレクションだと知って驚くばかりです。
隣接しているレストラン・ドゥ マゴ パリは、早くもクリスマスの色合いでした。



メトロ銀座線で、上野から渋谷に向かう途中の虎ノ門駅で降りて、
現役当時ランチに通っていたそば処「志奈乃」に寄りました。
ここの「カレーそば」600円は東京一だと思っています。



リタイア後2年半ぶりでしたが4人のスタッフもそのままで、
味の方も変わりなく美味しさもそのままでした。

この秋東京では魅力的な絵画展がいくつか開かれています。
・世界文化遺産認定を目指している国立西洋美術館では、
日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展



・三菱一号館美術館では「ボストン美術館ミレー展」
・国立新美術館ではチューリッヒ美術館展



・また来春3月~6月にはBunkamuraで「ボッティチェリとルネッサンス」が予定されています。



お疲れさんでした。最後まで見てくださってありがとう。