たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

楚々と静の舞 一人静 (ひとりしずか) ヒトリシズカ

2015-04-20 10:00:10 | 花とつぶやき


春の足元に咲く白い妖精・ヒトリシズカ。



何時も行く近くの自然公園の山に今年も、
清楚な花姿の一人静が群舞していました。



近年は株数は増えてきたようですが、
花形が小さくなったような気もします。



高さは10~30cm。花期は4~5月、
ブラシ状の小さな白い花をつける。



ブラシ状の花のように見えるのは雄しべで花弁はありません。
葉は楕円で上に向かい合わせに2組4枚の葉が出ています。
群生して咲くのが普通で、この山にもぱらぱら咲いています。



名前の「静」とは義経の恋人・白拍子の静御前のことで、
静御前が舞う姿を連想してつけられたとされています。



花言葉は静謐、隠された美――



こちらのサイトに詳しい解説があります。松江の花図鑑


群生の近くに咲いている山吹