たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

きりたんぽ鍋とハタハタ(鰰)で秋田づくしのクリスマス

2015-12-25 22:29:07 | Weblog


秋田出身のご婦人のお招きで、後期高齢者の4人が集まり、
秋田づくしの食材でクリスマス会になりました。



秋田の県魚で秋田音頭の歌詞になっている魚、
♪♪秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)♪♪
八森港に陸揚げされた鰰・ハタハタの焼き魚。



名産店・さいとうから取り寄せたきりたんぽ。
秋田の地鶏・比内地鶏スープの秋田づくしでした。
秋田生まれのご婦人の指南によりますと、
きりたんぽは斜め切りに3等分にします。



白ねぎも斜め切り、舞茸は食べやすい大きさに。
ゴボウはささがきにします。
トリ肉、生レバー、油揚げの具材を用意します。
根付きのセリを良く洗って5センチくらいに切る。
秋田流はセリの根っこ部分まで鍋に入れるのが本道だそうです。



鍋に水とささがきゴボウを入れてコンロに架ける。
沸騰したら鶏肉、生レバーを入れ火が通るまで煮る。
アクを取り除いたら比内地鶏スープを入れる。



スープが煮立ったら舞茸、ネギ、セリを入れ煮る。
きりたんぽを入れて2~3分煮れば、きりたんぽ鍋が完成。
きりたんぽは食べる分づつ入れ、煮崩れする前に頂きます。



飲み物はスーパードライとワイン。
爺婆のクリスマスパーティーの用意が整いました。
「カンパーイ」先ず秋田県のことから始まって、
それぞれの出身県(秋田、長野、兵庫)の田舎話。



正月の餅は丸いか四角かなど、ローカルな食べ物談義。
次第に身近な話になり、
ご近所で進んでいる幼稚園の立替え工事のことや、
自治会役員の偉ぶりや役に立たない市会議員のこと。



加入している団体の役員人事などで盛り上がり、
気が付けば3時間あまり「きりたんぽ鍋」を囲んでいました。
長々とお邪魔しました。本場流「きりたんぽ鍋」は旨かったです。