たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

サクラが終われば梨の花の季節

2016-04-17 17:57:32 | 花とつぶやき

揺れ続ける熊本・大分・九州に雨が降って、風が通り過ぎて、
今日は当地方にも、昼から雨と強風が吹き荒れています。
足下こそ揺れることがありませんが、窓枠が烈しく揺れています。



遠くに居て罹災地の皆さまにはお手伝いできない上、家に籠って、
どうでもいいブログなど更新している徘徊人(びと)をご容赦ください。



 


日本列島、網の目のように走っている「活断層」を知りました。
当地方足下の活断層がいつ、ずれるわかりません。
以前から、「次は千葉沖」とも言われています。

  

当地方のサクラも「散り果て」の風情です。
代わって、名産の「梨の花」が最盛期になって、
梨農家の皆さん、受粉(花掛け)作業に精を出しています。



ところで桜のお花見はニュースにもなって、
花の下で「花見酒」の光景が繰り広げられますが、
なぜ、同じ時期に咲く「梨の花見」はしないのでしょうか。



それは「梨園」は梨農家にとっては「聖域」だからでしょう。
収穫期になって「観光梨狩り」以外、梨園に入ることはありません。





道野辺の梨の路を徘徊してきましたので、
気まぐれに撮ってきた写真を並べました。





地にも樹上にも毎年、芽生えが眩しい季節が巡ってくる。
それに引き換え人間は年々、老化が進み、芽生えることがない。
たそがれる徘徊人には新緑が眩しい。