たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

上野の森は猛暑でも賑わっていました。「ポンピドゥー・センター傑作展」

2016-08-19 13:59:36 | 展覧会・美術展

本日(8月18日・水曜日)はシルバーデーでした。
台風一過、猛烈な暑さの中、入場料が無料になるので、
上野東京都美術館で9月22日まで開催中の、
フランス「ポンピドゥー・センター傑作展」
―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―観賞してきました。



パリのポンピドゥー・センターが所蔵する、
珠玉の近現代美術コレクションのうち、
1906年から1977年まで一年ごとにのタイムラインを、
一作家一作品を厳選し構成した展覧会だということです。
モダンアートの70年をたどることが出来るわけです。



絵画、彫刻、オブジェ、写真、デザイン、映像、音‥‥など、
作品は多岐わたっていました。



作品の脇にはそれぞれ作者の美とか芸術に関する、
若干の言葉が表示されていました。
どの作品が、どのように傑作なのか、
たにしの爺には判断できません。



ポスターに選ばれている3作品は念入りに観てきました。
*アンリ・マティスの「大きな赤い室内」(1948年)
*マルク・シャガールの「ワイングラスを掲げる2人の肖像」(1917~8年)
*パブロ・ピカソ「ミューズ」(1935年)
*1945年の展示は「なにもありません」でした。
代わりにエディット・ピアフの歌う「ばら色の人生」が、
静かに流れているだけでした。
「ポンピドゥー・センター傑作展」公式サイト


序でに併設して開催中の開館90周年記念展「木々との対話」
──再生をめぐる5つの風景──を観て着ました。
こっちの方が楽しめました。~10月2日(日)まで。







精緻に木を彫り上げ、彩色されたバラです。
公園のイチョウもインスタレーション作品になっていました。





それにしても、猛暑の中、夏休みの最中のせいか、
上野公園は人が多かったです。



世界遺産に認定された国立西洋美術館も撮ってきました。