公民館サークルの「街旅」で港区の浜松町界隈に行った続きです。
「世界貿易センタービルディング展望台」から、
「浜松町駅」を挟んで眼下に見えた、
国指定の名勝「旧芝離宮恩賜庭園」に寄りました。
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入り口(入園料65歳以上は70円)で戴いたチラシによりますと、
旧芝離宮恩賜庭園は大久保忠朝上屋敷の庭園楽寿園が始まりで、
典型的な「池泉を中心とした回遊式庭園」と言うことです。
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都心の高層ビルがのなかに位置している上に、
有料庭園と言うことで手入れも行き届いていて、
ビル街のオアシスのようです。
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小石川後楽園と共に東京に残る江戸初期の大名庭園の一つ、
宮内庁管理の離宮を経て、大正13年東京市に下賜され、
東京都港区海岸にある都立庭園として公開されたものです。
都内通学・通勤50余年でしたが初めて訪れました。
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池を中心に島と地割りと石組み見事に配置されています。
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季節の花暦によりますと、
ロウバイ、スイセン、ウメ、サクラ、ハナショウブの春の花から、
ハギ、キンモクセイ、ツワブキ、モミジの秋の花まで愛でる事ができると言う。
季節ごとに訪れてみたい庭園ですね。
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池の周りには刈込まれたクロマツ、タブノキの樹木が目に付きました。
ムクゲの花が盛りでした
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池に写すビルの影も風情があって心地よいシーンに出会いました。
ビルに灯りが点った頃のシーンも好いのでしょうが、
残念ながら開園時間はAM9~PM5と短く、
夜景は見れないようです。
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この後、私たちは「竹芝ふ頭」に向かいました。