JR北海道の発表によると、
道内全14路線30区間の全ての線区で赤字だという。
以前から決まっていた留萌本線の留萌-増毛間が、
2016年12月4日をもって廃線になります。
12月に入って、北海道付近は強い冬型の気圧配置となっていて、
列車の来なくなった留萌、増毛の街は、
厳しい冷気に包まれた冬の季節を迎えることでしょう。
故高倉健さんの映画「駅 STATION」の雪に埋もれた光景が目に浮かびます。
たにしの爺、昨年の秋、廃線区間に乗ってきました。
同線の廃線が6月に発表されてから、「乗り鉄さん」ら、
廃線を惜しむ鉄道ファンが押し掛けるようになったという。
JR留萌本線、廃線予定の留萌-増毛間に乗りました
この秋になってからは頻繁に、
新聞でもレポートやテレビの旅行番組で取り上げられていました。
たにしの爺、番組を選んでチャンネルを合わせました。
bs朝日、11月8日放映「鉄道 絶景の旅」
消えゆく鉄路をたどる 秋の北海道旅情
写真は放映中のテレビ画面を撮ったものです。
車窓風景や増毛駅が映し出されていました。
駅前には故高倉健さんの映画に出ている「風待食堂」など、
1年前に見てきた光景が変わることなく映っていました。
立ち寄ったお寿司屋さんのデカ盛り「海鮮丼」も見せてくれました。
甘エビたっぷりの海老丼も美味しかったです。
北限の酒蔵・國稀酒造は再訪したい銘酒の味でした。
1年前の日本海の北海道を懐かしみつつ、
テレビ画面から、留萌-増毛間を再度乗った気分を味わい、
留萌-増毛間運行フィナーレを惜しみたいと思います。