列島は豪雨地区と猛暑地区に分断されています。
7日の小暑から「暑気」に入った列島の気象。
まもなく梅雨が明け、本格的な暑さが始まるとされています。
その通りというべきか、異常というべきか。
気象庁は、猛暑、熱中症に注意を呼びかけています。
《日本列島は9日、関東甲信や東北を中心に午前中から気温が上がった。
気象庁によると、同11時20分までに群馬県館林市で34.6度、
福島市で33.7度、東京都練馬区で33.5度を観測した。
午後は35度以上の猛暑日となる所が続出する見込み。
同庁は北海道・十勝地方のほか、東北と関東甲信の大半、
北陸と東海の一部、沖縄に高温注意情報を発表し、
熱中症に十分注意するよう呼び掛けている。》
関東甲信地方の週間天気予報によると、
向こう一週間は、期間のはじめは高気圧に覆われて、
晴れる見込みですが、
気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、
期間の中頃に雨の降る日があるでしょう。
最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より高く、
平年よりかなり高くなる所もある見込みです。
降水量は、平年並か平年より少ないでしょう。
一方、九州熊本、大分、福岡では豪雨が止まず、
山の崩壊、河川の決壊、生活地区が流失、
人的にも甚大な被害が続いています。
一日も早く平常の生活に戻れることを祈念しています。
自然・天の配剤は不都合なものです。
丁度よくほどほどにというわけにまいらぬようです。