公民館サークルの企画で「江戸東京たてもの園」を研修してきました。
所在地は東京小金井市の都立小金井公園内にありました。
同公園は春にはサクラの名勝地と知られています。
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201年7月13日、暑い日でした。
中央線武蔵小金井駅からバスで10分ほどの公園前バス停で降ります。
園内に足を踏み入れると、サクラの巨木が鬱蒼と繁っていました。
なるほど、サクラの頃は見事なお花見になることが想像できます。
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園内中央の花壇の中にあった屋根付き休憩所でランチタイム。
この後、「江戸東京たてもの園」のインフォメーションフロアーに入場。
ボラティアガイドのリ―ドで巡回見学・研修がスタート。
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東京・江戸の歴史は火事・水害・震災・戦災などにより、
多くの貴重な歴史的建造物が失われてきました。
現在もまた、再開発、経済活動に伴って、
由緒ある建物がが失われつつあります。
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東京都は1993年(平成5)江戸東京博物館の分館として、
敷地面積約7ヘクタールの「江戸東京たてもの園」を建設した。
現存地では保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、
復元・保存・展示するとともに文化遺産として、
継承する活動を行っている建物に関する博物館となっている。
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同園の構成は、――
《ビジターセンターの導入展示》
《復元建造物と生活情景再現展示》
《遺跡・遺構の展示とまちなみの再現》
《旧武蔵野郷土館資料の展示・特別展》
《旧武蔵野郷土館》――からなっています。
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ここまでの写真は小金井公園の花壇・樹木の写真でした。
それではとりあえず写真に収めた建物を順次見て行きます。
まずは「江戸東京たてもの園」の正面です(トップの写真)。
・田園調布の家(大川邸):大正14年、全室洋間となっている
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・前川国男邸:昭和17年、日本近代建築の発展に寄与した建築家の自宅
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・小出邸:大正14年、日本モダニズム運動の先駆けの建築家。堀口捨己が設計した、
オランダのデザインと日本の伝統を折衷した構造になっている。
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・デ・ラランデ邸:明治43年、平屋建て洋館を3階建てに改築した。
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・三井八郎右衛門邸:昭和27年、、客間と食堂は明治30年に京都で。
蔵は明治7年のものを移築したもの。
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・旧自証院霊屋:慶安5年、東京都指定有形文化財。
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・高橋是清邸:明治35年、昭和12年、2・26事件の現場になった。
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・奄美の高倉:江戸時代末期、奄美黄島にあった高床式の倉庫。
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現在、展示室では「国立西洋美術館」の世界遺産登録記念して、
特別展「ル・コルビュジエと前川國男」が開催されていました。
同園には、前川國男の自邸(1942年)が移築されていて、
ル・コルビュジエの数々の作品、日本にもたらした影響、
前川國男が独自に切り開いた世界と建築作品が展示されている。
展示室には時間がなく入らないで引き上げました。
帰ってみて、残念なことをしたと後悔しています。
猛暑のため、出かけることがないので、
ネタ切れのピンチヒッターでアップしましたが、
取材不足にままで間に合わせました。
ご容赦ください。
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