2017年納め12月度の公民館サークルの街歩きは、
市ヶ谷地区見学が企画されたの参加してきました。
JR市ヶ谷駅で降りました。外堀の橋を渡って外堀通りへ。
市ヶ谷見付から左折して、四谷方面へ歩きます。
この辺を歩くのは何十年ぶりになります。
初めに市谷八幡宮 (いちがやはちまんぐう)に参詣しました。
急な石段を上がります。紅葉と奉納提灯が鮮やかです。
史料によりますと、市谷八幡宮は、太田道灌が江戸城築城の際、
鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮を番町に勧請して、亀ヶ岡八幡宮として創建したものが、
市ヶ谷に移されて改称したもので、江戸名所図会にも描かれている。
境内では物まねや人形浄瑠璃などが行われ、賑わっっていたという。
境内の清めの水場の下に几号水準点がありました。
几号水準点(きごうすいじんてん)というのは、
明治時代に高低測量を行うために設けた基準となる測量点です。
ここの几号水準点は、水屋の台座となっていて、
水準点の位置が設置当初から移動していないこと、
保存状況が良く近代土木史上、貴重なものとして、
新宿区文化財に認定されています。
このような記号をは初めて見ました。
この神社はペットの諸祈願に人気があるようです。
七五三祝いの晴れ着を付けたワンコが参詣していました。
「シュー」という名前だそうです。
「ペットと一緒の初詣」の予約受付中とか、
ペットの七五三のご祈祷受付は終了とか、
ペットお守り「百守鈴」(ももりん)など、
ペットに関する祈祷・護符の案内が多いです。
境内から「大日本印刷」の本社ビルが見えました。
大日本印刷には出張校正で良く通いました。
トイレで有名作家と並んですることもありました。
市ヶ谷台・防衛省見学ツアーは厳重を極めました。
事前に住所、氏名、生年月日を登録して申し込みます。
当日は2列に整列して門前で携えた身分証と照合します。
身分証を忘れた二人は入れませんでした。
見学コースは所在する庁舎や
極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷となった大講堂など、
移設・復元した市ヶ谷記念館などを見ることが出来ました。
ツアーは午前と午後の部になっています。
午後のツアーに参加しました。
正門 → 儀仗広場(西側) → 市ヶ谷記念館 → 屋外ヘリ展示場 →
厚生棟(広報展示室見学・休憩) → 儀仗広場(東側) → 正門
移動は2列縦隊で要所要所で人数確認が行われました。
圧巻の見学個所はは市ヶ谷記念館で、
象徴的な部分を可能な限り現部材を利用し、移設・復元されたものだという。
極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷として使用された大講堂、
旧陸軍大臣室や陛下の御休憩所であった旧便殿の間、
作家・三島由紀夫が国を憂いて檄を飛ばしたバルコニー、
割腹した総監室、刀傷の残るドアなどでした。
大講堂内には、日本軍国主義の象徴のような戦史資料を見ることが出来ました。、