秋草の咲き乱れる向島百花園内を散策して、
ランチどころを求めて街あるきに出ました。
間が空きましたが、向島百花園に行った話の続きです。
写真をメッチャ並べましたが文とは連携していません。
同行人の中に「腸閉塞」が持病の御仁が居まして、
消化のいい「うどん」がいいと言うので、
チケット売り場の係りに尋ねましたが、
「この近所にはうどん・蕎麦屋」は無いですね。
と言うことで、地蔵坂通り商店街の方向を目指しました。
墨提通りに出たところの左側道筋に、
「吉備子屋」という「日本一きび団子」を商う、
レトロな小屋がありました。
街ガイドに必ず載っている観光拠点です。
店先の縁台に座っていたおばさんに、
「この辺にお蕎麦屋さん」はありませんかと聞くと、
この先の信号を左に行った辺りに、
「水流しそば」があるようだ?と言う。
「流しそば」ですかと言うと、「いや」、
「蕎麦が水の中にある」という、はて???
小屋の中をのぞいてみると、小さなウインドの中に、
「ビー玉くらいで、きな粉まぶし、串刺し団子」が、
ひっそり、数本並んでいました。
一折買おうかと思い、手に取りましたが、
おばさん「いいよ、いいよ」と、
面倒くさそうに言うので、そのまま出ました。
墨堤通りを教えられたように歩いて通りに行くと、
向島高速道路入口の大きな信号交差点に出ました。
複雑な左折路になっていましたが、
一番商店街らしい雰囲気の細い道に入りました。
古びた幟や旗が軒先に幾本も揺れています。
商店街通りらしいですが、
両側の店舗らしき建物は古びています。
ああ、これが街ガイドにあった、
「鳩の街通り商店街」なんだと分かりました。
戦災に遭わなかった遊郭「旧赤線」地帯だった。
ガイドブックに載っている「古民家カフェこぐま」
通りの中ほどにありました。
ちょっと覗いてみましたがうす暗くて、
高齢者には不向きな佇まいで敬遠しました。
行けども、そば屋さんらしき店はなく、
水戸街道に出てしまいました。
広い通りの向こう側に「寿司」の看板は見えましたが、
蕎麦屋さんはありません。
とんかつ屋さんが目に入りましたが、その先を見ると、
「そば」という小旗と右折の矢印が目に入りました。
「お蕎麦屋さん」があるよ、ありました。
レトロな割に賑やかな店先です。暖簾に「久月」とあります。
なんか、和菓子屋さんによくあるネーミングです。
2時近くになって、ようやくランチにありつけました。
時代を感じる店内で切盛りするのは高齢??のご夫婦??
冷やし狸そば、冷やし力そば、冷やし狸うどん、カレーうどん、
注文のそば、うどんが揃いました。一同「うん、美味しい」
ほどほどのボリュームで、お腹が空いていたせいか、
みなさん高評価なお味のようでした。
「そば湯」をお願いすると、怪訝な表情をされました。
店内に居た地元らしきお客さんに、
「秋葉神社」がこの近くにありませんか、と聞きますと、
通りの向こうにあるよと教えてくれました。
「たにしの爺」2012年にもこの辺りを徘徊した記憶があるのです。
建設途中の「スカイツリー」を撮りに来ました。
その後、向島百花園まで道を聞きながら行き着き、
帰りは「スカイツリー」の見える方向に行ったり、
曲がったりしながら歩きました。
鳩の街通り商店街も記憶もあったように思い、
その時、秋葉神社という静謐な神社に入りました。
なんでもないこの神社、
なんで記憶に残っているのかというと、
幼馴染の「秋葉節っちゃん」秋葉繋がりの記憶です。
その時も未完成だったスカイツリーを撮りました。
今回は完成しているスカイツリーを撮りました。
水戸街道に戻って隅田川に向かいました。
向島4丁目の先の信号を右折すると、
左側に料亭「桜茶ヤ」など、高そうなお店がありました。
「見番通り」という街路標識になりました。
少年野球のグラウンドに突き当たりました。
その左に有名な「言問団子」の店舗ビルがありました。
ウインドを眺めただけでご賞味は後日にということで、
高速道路の下を通って隅田川に出ました。
一気に視界が開けて隅田川の風に吹かれました。
右手川上には「白髭橋」、左川下には歩行者専用の「桜橋」
桜橋を中央まで歩き「X」の中央から振り返れば、
東京スカイツリーがくっきり屹立しています。
堤防通りを歩き「三囲神社」に入りました。
広い境内には「お狐様」が幾つも鎮座していました。
目が笑ているお狐様もいます。
奉納された赤い鳥居が林立しています。
神社の正門前は「見番通り」です。
「すみだ郷土文化資料館」に立ち寄り、
トイレタイムの小休止をしました。あと、隅田公園に入り、
牛島神社の鳥居を潜り「神牛」前に来ました。
ここには何回も来たことがあります。
「小梅牛島通り」に出て、真正面にスカイツリーが迫ってきます。
東武伊勢崎線の高架「とうきょうスカイツリー駅」が目の前です。
日曜日とあって周辺は人の波です。
この駅からそれぞれの方向に分かれ帰路に着きました。
一日中、スカイツリーの見える道を歩き、
上りはスカイツリーの駅でした。
江戸時代の文化・文人の跡を辿る墨田の街歩き、
何度でも訪れたいエリアですね。
長々としょうむないことを書き連ねました。
写真と文とはズレています。
最後までお疲れさんでした。