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雲南、見たり聞いたり感じたり

雲南が中心だった記事から、世界放浪へと拡大中

雲南の豆腐⑦

2010-05-14 18:20:21 | Weblog
昆明・翠湖近くの日本料理店「明治屋」の名物・すき焼き。豆腐だけでなく、しらたき、ねぎ、牛肉など、たいていの食材なら普段使いの中国産で揃えられるのも雲南ならでは。オーナーは、京都でしっかり修行を積んだ日本人。お米はもちろん中国産だが、プロのコツによって、粒立つご飯となり、んまい。値段も日本料理店にしてはお手頃なので、中国の人の姿も見られる。女子マラソンの三井住友チーム(渋谷陽子ら)が、昆明合宿の息抜きに訪れる店。(昆明市洪化街56号)

【雲南の腐乳】
 昆明中心部から車で30分ほどの、市郊外、といっていい場所に、石灰岩質のカルスト地形の典型的な観光地・石林がある。イ族の「アシマ」と呼ばれる美女の伝説がかつて中国で映画化されたこともあって、中国でも有名な地だ。2007年には世界自然遺産にも登録された。

 この「石林」県を流れる川・黒竜灘の上流の水を使った名産に「雲南石林腐乳」がある。唐辛子色に染まった赤黄色。水質が腐乳に合うらしく、なめらかな舌触り、と評判だ。

 人によっては「臭いが強烈で食べられない」というが、雲南産は他地域のものより臭いが少なく、私は苦にならない。ただ、沖縄の豆腐ようのようにそのまま酒のつまみとして単品で食べるには、適さない。しょっぱすぎる。

b雲南では、調味料として、米線の上に載せたり、炒め物の味付けにしたり、ホテルならお粥の脇に置かれていたりする。小さな家族経営の飲食店では、中華鍋の脇にお碗に山盛り載せて置かれてあり、お玉でちょっとずつ掬って、隠し味とする光景がよく見られた。そしておいしい、と思う店のものは、たいてい四川産だった。

【御礼】
5月12日(水)の孔子学院の講座が無事に終わりました。なんとブログの読者の方が来てくださっていて、大感激! ありがとうございます。受講料に見合った話をしようと今回はかなり準備したのですが、ご損はなかったでしょうか? 人数は「アインシュタイン」に毛が生えた、といったところでした。
 直後、孔子学院の院長先生の部屋で「いかに文化講座に人を呼ぶか?」の緊急会議がはじまり、私はひたすら、かしこまるしかなかったのでした・・。

 しかし、孔子学院、奥が深そうです。なにしろ、頼まなくても中国からかなりの量の図書が毎月、送られてくるらしい。段ボール箱を開けて、本を探す根性のある方、必見かも? 

コメント
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