新年会

元旦と二日は親族で毎年新年会を開いている。元旦が妻側の親戚一同、二日が自分側の親戚一同で集まっている。昔は長男の家に集まってご馳走になるというパターンだったのであるが、呼ぶほうも呼ばれるほうも気を使うし、個人の家では気晴らしにもならないということもあり、かなり前からホテルのレストランや宴会場を予約して新年会を開くようにしている。

今年は元旦の日が市内の老舗ホテルの中国料理レストランだった。二日は市内から少し離れたリゾート施設内にある洋食レストランでのランチバイキングである。われわれ夫婦はそれぞれ兄弟姉妹が多いので親戚一同夫婦で集まったりすると結構人数が集まり部屋も貸切になったりする。しばらく前までは子供づれで来たりして大勢で賑やかであったが、最近は子供が大きくなり夫婦連れだけになったりして減ってきたが、それでも賑やかである。

中国料理は老舗のホテルだけあって高級な料理が一杯出てきた。普段食べなれていない我々には馴染みのない料理が多かったが、ふかひれスープやら北京ダックやら、蟹料理が出て気分だけは高級料理を味わった気分になった。ただ、格安のコースでもあり北京ダックは皮が申し訳程度に出てきただけであった。丸ごと出てくるようなイメージを抱いていたのでちょっと騙された気分であった。それでもおなかも膨れみんな満足して解散した。二日目は洋食でメインディッシュだけボーイが運んでくれるが後は自分でとりに行くスタイルである。バイキングとなるとやはり欲張ってしまいたくさん食べてしまう。おまけに最後はデザートのスイーツも欲張ってたくさん取ってしまうのでおなかが膨れた。やはり正月は食べたり飲んだりすることが多くなってしまう。帰ってからランニングで脂肪を燃焼させておくに越したことはない。

年一回のこういった形で新年会をやるようになって大分経つが兄弟姉妹が仲良く集まって気楽に話せる機会があることはいいことである。毎年我が家が幹事でいろんな場所を探して決めているのだが、来年はどこでやるかまた考えておかねばならない。それでもみんなが喜んでくれるならやりがいもある。特にまだまだ元気な母が喜んでくれるのが一番嬉しいことだ。