とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

大阪国際女子マラソン

2009-01-25 20:43:55 | マラソン
今週末は、遠出する予定がなく二日とも家にいた。こんな時は、走り込みをしなければならない。毎年1月から4月までは5月の萩往還の練習で月間走行距離300キロ以上をノルマとして走っているので今月の目標達成のためにも走らなければならない。幸い、朝晩2回に分けて二日間で50キロ走ることができた。これで今月は250キロ。31日までに50キロ以上走ればノルマ達成である。このところ冷え込みが厳しいので夜のランの走り出しは辛いが、15分も走ればあったまってくるので何とかなるだろう。

今日は、午前中のランが終わり風呂に入って雑用を済ませ、遅い昼食をとりながらテレビをつけた。ちょうど大阪国際女子マラソンの放送をやっていて中間地点を通過したところであった。先頭がリディア・シモン(ルーマニア)で渋井陽子や原、大南等のお馴染みのランナーが団子状態で走っていた。13人ほどの集団でしばらく走っていたが、29キロ手前で渋井がペースを上げて先頭に立ち、31キロ過ぎで赤羽を振り切って、そのまま逃げ切って8年ぶり2回目の優勝を果たした。

渋井は、ずっと前から期待され続けていたランナーなのだが、ここ数年マラソンとなると後半失速していい成績を上げることができなかった。しかし、今日は後半も力強い走りで後続を見事に振り切り優勝したのは見事だった。過去の悔しい思いが糧となり今日実を結んだのであろう。彼女は一見可愛いらしい顔をしているが、ドスのきいた声で個性的なキャラクターでもある。日本の女子マラソン界にとっては、高橋尚子に次ぐ頼もしいヒロインが誕生したといってもいいだろう。

また、2位に入った赤羽有紀子(ホクレン)は29歳の遅咲きママさんランナーということで初マラソンながら2時間25分40秒と素晴らしい成績だった。そして、小出監督の秘蔵っ子の脇田茜(豊田自動織機)は初マラソンながら9位だった。21歳とまだ若いがランニングフォームの軸がぶれず安定していて、これからが楽しみな選手だ。小出監督からは「Qちゃん(高橋尚子)の初マラソンよりちょっと勝ったな。課題も見えたから、また頑張ろう」と励まされていたそうである。

テレビの解説者、コメンテーターは、増田明美、有森裕子、高橋尚子、千葉真子などの豪華なメンバーであった。でもやっぱり、高橋尚子がコース上にいないのは寂しいかぎりだ。

(写真は毎日新聞から)