とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

3Dテレビ発売決まる

2010-02-10 21:42:04 | テレビ
薄型テレビは当たり前で、ハイビジョン映像も当たり前になってきたと思っていたら、ついに3D(3次元)対応のテレビが発売されることになった。

パナソニックが、3D(3次元)対応プラズマテレビを4月23日から売り出すと発表した。店頭価格は、50型で43万円前後である。通常のプラズマテレビより7万円程度高い設定で、3Dの普及に弾みをつけるためにそこそこの価格にしたようだ。42型のプラズマテレビが最初に出た当時は、40~50万位したことを考えれば、ものすごく高いとはいえない。それでも、わざわざ買うのは高すぎるし、まだまだ様子見でいいだろう。

この3Dテレビは、50型と54型の2機種で、いずれも専用メガネが一つ付いている。やはり今のところメガネをかけなければ3D映像は楽しめないようだ。映画「アバター」の世界では、3D映像はメガネをかけなくても裸眼で当たり前のように見ていた。現実ではメガネがなくても3Dが見えるようになるのは、まだ先のことなのだろう。日本のメーカーとしては、海外のメーカーのテレビが安くなってきており、このままでは押される一方なのでより付加価値の高いテレビを開発して技術的優位に立ちたいという戦略のようである。今後は、ソニーやシャープも3Dテレビの投入を検討しているそうだ。

ただ、3D映像はその新しい知覚経験が脳に負担となり、頭痛が起きやすいリスクがあるそうである。映画「アバター」を見た人の中では、3Dへの違和感を感じた人もあり「字幕が見にくい」とか「前方の席と後方の席では迫力に差がある」といったものや、3Dメガネの装着感についての苦情等もあるという。私は映画「アバター」を見て頭痛を感じる様なことはなかったが、字幕が見ずらい感じはあった。また、座席が端のほうだったので、3Dの迫力が控えめに感じた。映画関係者の話では、「真ん中の方がおすすめ」という話もありまだまだ改善の余地があるかもしれない。

3Dは、これからどんどん開発されていく技術であり、まだまだいろいろな問題点が出てくるかもしれない。それでも、映画として鑑賞する場合には魅力あるコンテンツである。安全で気軽に楽しめるものができるといいなと思っている。