色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

ヒーターの修理

2011-10-23 23:53:00 | クルマ内装
広島に行く前の週あたりから、
エアコンを掛けてもイマイチ冷えが悪いなぁと思ってましたが、
広島の帰りはエアコンどころか、
A/Cスイッチを切って冷風一杯にしても、
温風しか出ない。

以前にもコンデンサに穴が空いて、
冷媒が喪失する事態で、
コンデンサやリキッドタンクを交換しておりますが、
”またか”と…
でも今回は何かが違う?

エンジンルームの冷媒配管は冷えているし、
フロストスイッチも断続音が聞こえるので、
エバポレータは冷えている模様。

だとすると、単純に?冷風が出てきていないだけ?
そうとすれば、なんで冷風がでないのかと?

注意して見ていると・・・というか聞いていると変な音がダッシュ裏から、
温調アクチュエータか・・・。

ヒーターボックスで温風と冷風を切り替えているのが、
温調アクチュエータで、温調のダイアルにあわせて、
ヒータボックス内のフラップを開閉して温度を調整している。

こいつが、ダイアルに関係なく"ジーコージーコ"
勝手に動いている(笑)

早速ディーラーで部品を取り寄せた。
3,000円代で意外と”安い!”?

電気図面と想像からこいつはサーボになっていて、
回転角度を抵抗値でフィードバックしている模様。
恐らく接点の接触不良で、角度がきちんと検出されていない感じ。

取り付け場所の関係で、へたすりゃダッシュボード降ろしかと思い、
土曜日の終業後から分解に取り組む。

とりあえず、グローブボックス外して覗いてみる。

さすが?アクチュをガードしているプレートにサービスホールがあって、
なんとか取り外せそう。

早速取り外し中


お決まりの比較写真
下が新品です。(ケースのZEXELが無くなってます。)


しつこいので、外したアクチュを再度検証中。

やっぱり、温調ダイヤルとは無関係に勝手にモーターが動く…
新しいやつはさすがに、温度に連動してレバーの角度が決まる。

それでも、やっぱり…分解してみる。
モーターと減速ギア

サーボ部分

多分接点をクリーニングすれば復活しそうですが、
何回もやりたくないので交換します。

おもったより作業がはかどったので、
もう一箇所の不調
エアコンパネルの照明の電球も交換しちゃいます。

パネル脱着中

ここ外すのに、
メーターまで外したり、たいそうな部品の脱着が必要です。

交換するのは、この”ちっこい”電球(@400円)高い!

組み直して試験点灯すると…
なんと、隣のがもう一個切れた(苦笑)
全部で4個入ってますので、交換するときは全部やりましょう。

まあ、そういうこともありますよ・・・


外したついでに、オーディオの配線も束ねなおして、



組み付け、手馴れたもの?



試走したところ良好です!。
やっぱり、長距離走る前に直しとくべきでしたね。
山陽道を窓全開で走っていたのは私です(爆笑)

そんで、暫く走ったら・・・
DefiのVSDが映らなくなった…
なんとメーターフードの脱着で、VSDを固定していた
両面テープが剥がれた…さすが100金両面テープ。

で、次の日
朝から、日本製一流メーカーの両面テープで再度取り付けて復活。

あと、いつ頃からか効かなくなっていた
リアのデフォッガーも、ダメもとでガラスと接点間に
半田を盛りなおしたら、復活!


じつに充実した修理だwww