色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

加古川連荘

2013-12-23 22:07:00 | クルマ電装
今日は友人が走るセントラルでサポートの予定でしたが
延期になりましたのでいつも通り?中村屋へ。
先日よりテスト中のEcoCPU-Vの経過報告へと…
道中もスピードリミッターの作動テストとかを
行いながら走ります。

到着後今日は洗車せずに
先日仕入れたエアクリーナーのエレメントを交換


HKSパワーフロー→K&Nラムチャージャーと10年以上
非純正エアクリーナーだったため、
所有15年目にして始めてのエレメント交換です。
しかし、なんとも整備性の悪いエアクリ。
上側の蓋を外すのにI/Cとの隙間が狭くて外れね~じゃないのこれ


まあ、そう言いながらも交換は終了。

んじゃ、現物合わせやってみるっぺかと。
既にオーバーシュート対策のデータは出来ているので
ROMライターのソフトを起動して、
バイナリーデータを読み込み
ブランクチェックして書き込みベリファイ

いいねぇ、学生の頃を思い出す~
まっ!その時代はIntel8080とかZ80で
ニーモニックでコード書いてアセンブラで変換して…


無事に書き込みが完了したら、
早速EcoCPU-Vに差し込んで車に搭載する。


接続して、おもむろにエンジン始動。普通に始動する…
すばらしい!
早速一発走らせてみる。
誤解が無いように書いておきますが、
走らせているのは店主で僕は助手席です。

やっぱりブーストが落ち着かない。
3速はいいけど、2速がオーバーする。
その後、修正して再度データをROMに書き込み。
誤解が無いように書いておきますが、
確かにデータを変更してROMライターで
ROM焼いているのは僕ですが、
修正の指図は店主によります。


再度走らせてみて、変化の内容の確認。
1速→2速ベタ踏み。
1000rpmぐらいから2速でベタ踏み。
2速→3速ベタ踏み。
3速から2速にシフトダウンしてベタ踏み。
ツイン領域からシングル領域に戻して再度踏み返し…等。
あらゆるパターンでの検証を繰り返して、
ブーストの全体目標値や
ギア毎のプライマリー、セカンダリーのゲイン調整を
1000rpmから500rpm毎に数字を変更して結果を確かめて、
昼飯も食べて、昼からも続きの検証を続けて…


ようやく、全域で0.9kで収まるようになり作業完了となりました。
結局、納得できるようになるまで
バイナリーデータが9種類出来ました。

しかし、これは頭ン中に500rpm毎の表があって、
各回転数ごとの最大ブースト値がいくらか覚えておいて、
それを各ギアごとに作業して、
オーバーシュートする場合はそれがゲインの上げすぎか、
アクセルエンリッチメントなど補正によるものか
目標ブースト値によるものか等を見極める必要があるようです。
そこを下げたらこっちが上がらないとか
全体の辻褄を合わせることも必要なようです。

今回は主にブーストマップ関係の調整作業でしたが、
これが、点火マップや燃調マップも調整するとかとなると…
素人では無理ですね。
あれだけ何回も全開全開を繰り返すと、
車のほうがどっか壊れないか心配です。
今回は幸いにしてダメ出しは免れましたが、
確かに車に不調な部分があれば作業中に
不測の事態に陥ることもありそうですね。

中村屋で車のチェックを受けて、
あっという間に色々指摘を受けて
へこんで帰宅ということが多々ありますが、
このすさまじい現物合わせの現場にお付き合いしますと、
店主のこだわりが非常に良く分かりますというか、
それだけ古くなって、
正常な車が少なくなってきているのが残念なところです。

しかし、ばっちり決まったセッティングでの帰り道は、
快調で軽快で車が軽く走りますよ!