色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

767Bの整備録

2018-02-04 23:16:00 | クルマ全般
先週頃から加古川にあのル・マンマシンが来ていました。
すでに、今頃は群馬に向けて回送中です。

今回の目的はデモ走行でオーバークールになって
エンジンが吹けなくなる症状を改善すべく
思い切った改造を行う…

内容的には冷却水路にサーモスタットを追加して
低温時はラジエータをバイパスさせてしまおうという
思い切った作業です。

内容は本家のBlogに記載されています。



767Bはエンジンとラジエータがガッチリとアルミパイプで
結合されています。
結合方法は片方は普通にホースにホースバンドですが
反対側がちょっと見たことない形式です。
パイプのフランジにОリングが入っていて、
つき合わせたフランジをクランプで止めるのですが、
これがまた車体の下の方で込み合ってて、
パイプフレームが邪魔で…要するに『入らない』(怒)
24時間全開で走る車なので、
LLCが漏れたりしないように嵌合がギリです。
パイプが振れるスペースがあれば、パイプをゴソゴソすれば
行けそうですが、そのスペースも無いので
限られたスペースでルーセン注したりしながら
なんとか奇跡が起きて差し込み完了。
クランプも少し変形がありましたが、
上手くロックできたのでOKとして、
あとは中川製作所でサーモカバーを製作して
クーラント入れて始動チェックです。
その模様はこちらに…
(↑無茶苦茶な音が出ます。)

そんなこんなで、次回は3月16日に富士スピードウェイを走ります。


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