天賞堂の完成品と比較して、自分の技術を棚に上げて一時は全バラ状態に。
変形している部品やディテールの追加を発注してなんとか基本的な状態になりました。


下回りの動力部分のテストは十分に重ねて納得できる状態で信頼性も問題なし。
曲がって付いていた部品や劣化の激しいものを交換や修正で上回りも完了、上下組み合わせて試走で終了のハズが。
鉄道模型の苦手な左カーブ
右車輪とボディー、後ろに繋がるテンダー(石炭車)は絶縁されていてカーブに差し掛かるとかなり接近します、
ショートすれば電源のブレーカーが作動して走行停止。 まぁお決まりのマイナートラブルが頻発して
一か所の問題ではありませんでした。
もともとモーターもまともに動かず、わたしの拘っているデフ板の取り付けも不正確、デフを支える上部の補強
バーも水平並行とは言えずかなり手を加えたので取り付けも微妙に変わったのでしょう。

2日かけて問題を一つ一つ修正して

まだまだディテールアップの余地はありますが、立派な天賞堂のケースに収まるクオリティーになったと思います。
マッハ模型の真鍮クリーナーに漬け込んだのでピカピカしていますが、このまま1年くらい放置すると酸化して
黒くなってきます。
ディテールアップが完了するまではこの状態を維持しますが完成後の酸化は放置で、本来の真鍮モデルの質感を
楽しみたいですね。
黒い塗装をするならばハンダ跡や多少の傷はカバーできますが、せっかくの自作キットなので塗装はいたしません。
ただ完成品はどうやっているのか依然分からないのがボイラーの塗り分け
同じ黒だがツヤの違いを使い分けている。
完成後のマスキングは配管が邪魔して不可能、部品の状態で塗り分けているならばハンダ付けで塗料が痛む。
何らかのテクニックがあるハズ。