試運転が済んでしばらくは使わない21エンジンを
ストックメンテナンスでもしましょうか。
天候が悪く なんちゃってSEエンジンは運転確認しただけ、
メンテナンスと合わせて後ほど。
まずはラジコン技術4月号 グローエンジンのメンテナンス手順
と タイムリーな記事に飛びついて買いました けれど
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最初に書いておきます
流し読みなので記述があったらすみません
パーツクリーナー
Oリングやゴムパッキンには使用できません、さらにWD-40
こちらもゴムや樹脂には使用できません。
すぐに運転するエンジンならば燃料で流れるかと思いますが
NBRゴムなんかは一発で膨張していずれ油分が抜けてボロボロに、
避けた方がよいですね。
パーツクリーナーは金属部品だけ
組み立ての潤滑剤はノンシリコンが基本で、おすすめは
OSスピードのメンテナンスオイルです。
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では のちほど
追記
よくよみました、エンジンメンテナンスにかんしては なんだかなぁ 明らかに ×
機体調整?
スポーツマンが対象だとしても
まぁひとそれぞれ スラスト角の調整はもっとシンプル
他が万全ならば垂直降下は自然とアップなのであて舵はダウン一方向でその方がベター
無風でまっすぐ降りる機体なんてあて舵をどちらに打つか迷うだけ。
エルロンディファレンシャルなんて使いません、キッチリ合えば良いが簡易的なものと
捉えたい。
い、いや 批判ではありませんよ、ひとそれぞれなんで。
さて
なんちゃって寄せ集めエンジンの試運転2台目
強風の雨交じりで姫川ハンガーも状況が悪く1タンクの確認運転だけ。
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さすがハイスペック 大甘の混合気でも音質がチカラ強い、
ピークを出しての測定は次回に持ち越して 終了~
帰宅して エンジンメンテナンス
分解し各所点検
といっても調子よく回っていたものはベアリングの洗浄くらいです。
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誌面でとくに注意のなかったパーツクリーナーを使ってはいけない部品は
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ニードルのオーリング キャブレターパッキン
ゴム系の部品にはパーツクリーナーは使えません。
ニードルなんかオーリングが膨れて回らなくなりますよ
YSエンジンを完全分解するかたも少ないと思いますが
NBR バイトン フッ素樹脂など耐熱 耐摩耗を考慮して
適材適所 ダイヤフラムなんかにパーツクリーナーを使うと
一発アウトです。
金属以外NGと思った方がよいでしょう。
さらに組み立て油にWD-40を使っているようですが
これも模型エンジンには不向きです。
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洗浄後に注油しますが使用量は最小限に
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違和感なく軽く回ることを確認して
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組み立てはビスを軽く数回に分けて均一に締め込み
本締めでもレンチはこの方向で短い方を持って本締め。
YSの大型エンジンでも同じようなもの、強く締めこむ必要はありません。
もしビスが緩んでいなくて漏れがあるようならばパッキンを交換するべきで
いくら締めこんでも部品を変形させて悪化するだけでしょう。
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これで一年以上寝かせても大丈夫。
自動車用の燃料はオイルの配合も多くて、エンジン内に残ったものは固着
し易いようです。