友人の誘いで三月に約束していた山菜取りに行って参りました
未だ四国旅の疲れが取れてない中、大丈夫だろうかと心配しつつ・・・・・・・
ここはK子さんのお従弟さんの家、昔 養蚕をしていたとの事で
文化財になりそうな立派なお屋敷です
納屋に置いてある軽四に載っていざ出発
軽四は石がゴロゴロ 道はえぐれ 胃が引っくり返りそうな道を奥へ奥へと進みます
これ以上は無理と言う場所に車を停め・・・お従弟さん(Tさん)
優しいですね 踏み台をちゃんと用意していてくれました
ここから急斜面を滑るようにして沢に降り山の中へと歩を踏み入れました
この即席リュックが・・・いいですねぇ
途中、一輪草を見つけたTさん 鎌で掘って「持ってぎな」
道なき道を藪漕ぎしながら上を目指しますと、そこには
立派な山椒の木が見渡す限り
里で此れほど開いていたら使い物になりませんが山の山椒はとっても柔らかいのです
女性三名、棘なんて、この際 気にしちゃいられません
とうに12時を回りK子さんもH美ちゃんも勿論、私もお腹の虫が鳴きだすのも無視して
ひたすら山椒の葉の毟り取りに没頭です
さすが虫を宥める事も出来なくなり倒れた気にシートを敷いて昼食と致しました
ビニール袋の中から山椒の芳しい香り
ただ御飯だけをお弁当に詰めて葉を載せて食べても良かったくらい
山椒採りはこの後も続きます
タラの芽を見つけたTさん、かぎ型に作った枝で幹を手繰り寄せ高い所にある芽を
リュックが一杯になるほど採って下さいました
でも、こんなにどうするの?????
そこへ「随分時間が掛かるけど大丈夫かってお爺ちゃんが心配しているよ」と
奥さんから電話が入りました
イノシシや熊の生息地ですので、それを心配されたのでしょう
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そのお爺ちゃんです
お肌の色艶も良く茶目っ気も有りとても93歳には見えませんよね
帰りに裏の竹やぶで掘って下さったモウソウチクの筍です
新玉ねぎも八つ頭も袋一杯頂きました
家に帰り付いた時、ちょうど浅間隠しの向こうに夕日が姿を消すところでした
勿論、今日は筍、タラの芽の天麩羅でした