たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

四国旅(2-2) 二つの重文「丸亀城&善通寺」

2019年05月02日 | 

 

行く手に丸亀城が見えるとMさんが「シャッターチャンスですよ」と車の速度を緩めて 下さいましたので

ガラス越しに天守と大手門を素早く撮影

この城が「扇の勾配」と称される曲線美が美しい石垣の名城である事は知っておりましたので

一度は訪ねてみたいと思っていた城でした

室町時代(1597)に讃岐藩主の生駒親正、一正によって築上された丸亀城は

天守と大手門の一の門と二の門は重文に指定されております

   

 左の写真は雨に霞む讃岐富士

右は昨年の台風で南西側の石垣が崩落、修復作業中でした

  

 此方は崩落を免れましたが進入禁止のロープが張られ(左の写真)

その美しさを仰ぐ事は叶いませんでした

標高約60mある天守までの登りはキツイものが有りますが

車で待ってくれているMご主人の為に、それ急げ でも息が切れる~

天守は唐破風や千鳥破風を漆喰で施した以外にこじんまりした城と言う印象でした

 

「魚七」と言う洒落た料亭で昼食です

 次に案内して頂いた場所は観光客であれば必ず立ち寄るスポット「善通寺」でした

善通寺と言えば弘法大師・空海誕生の聖地

空海と言えば干ばつに苦しむ讃岐の農民の為に多くの溜池を作ったという偉業でも知られておりますよね

 

駐車場から済世橋を渡り正覚門を潜ればその先は身も引き締まる総本山・善通寺の聖域です

 先ずは御影堂に参拝

     

可愛いお遍路さん登場

金堂

 

表情豊かな羅漢さん

弘法大師、誕生の時より繁茂していたと言われる大楠で樹齢千数百年を経ているそうです

  

駐車場に向かっている時、チベットからやって来て此処の聖霊堂に、描いた曼荼羅を収めたと言う

僧侶さんに偶然お会いし一緒に観せて頂く幸運に恵まれました

記念にとMさんの奥様も一緒に

最後に鐘楼と五重塔

全てのお堂の写真を載せたかったのですが枚数が嵩みますので省かざるを得ませんでした

各地に弘法大師の軌跡を見聞する事は有りますが

この時ばかりは「空海さん」を身近に感じる事が出来ました

 

 

 

コメント (6)
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