たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

四国旅(3-3)  日本一の大杉(高知・大豊市)

2019年05月09日 | 

 

かずら橋から R32で大豊に向かう途中、橋から右方を見ますと

何と綺麗な事でしょう   山の裾が八重桜の群生で彩られておりました

側まで行ってみたい衝動に駆られますが時刻は17時を少し回っております

写真だけに留めて先を急ぐ事にしました  心配なのは食堂が見当たらない事です

コンクリート壁に小学生が描いたと思える観光案内を観ました

大杉も描かれていますね

ここで200円を支払ながら食堂を尋ねますと

「近くに“ひばり食堂”が在りますが空いていなければトンネルをくぐった先にスーパーが有ります」と

その道順を丁寧に教えて下さいました

“ひばり食堂”とは美空ひばりが歌手になりたての頃「日本一の歌手になれます様に」と願掛けにやってきた事で

その名を付けた様です。何でもこの食堂、大杉に負けない大盛りの御飯が出てくるらしい

村の人達も、あの大物歌手・ひばりさんが来たと在らば放っては置けません

群馬・榛名山の「湖畔の宿」の歌碑と共に高峰三枝子さんの歌声が流れる様に

ここの小公園にも同じような仕組みで歌碑に手を振れれば歌声が流れます

そこでやらなくも良いものを・・・私も物好きで・・・

イントロに続いて「♪ 風が舞うのか、お龍の声か 頬を叩いた京しぐれ~」

静かな夕暮れ時の村に迫力ある歌声が流れます

慌てて消そうとして、もう一度押しましたところ「イントロ・威勢の良い歌声」が再生し治されてしまいました

参った参った

鳥居をくぐって石段を上がるや「ウワー!」

左に見えてきた大杉に仰天してしまいました

取り敢えず八坂神社に詣でてから、ゆっくり観賞したいと思います

 

 

   

 

顔の出来栄え98%と言った龍の彫り物

柱に絡み付く体の出来栄えは100%の力強さが有りました

いよいよ大杉に迫ります

「雲を突く建衣別の杉村の大杉みれば神代そおもはゆ」 大町桂月

この杉は南大杉・北大杉と呼ばれる二株の大杉で根連なりの双幹となっている為「夫婦杉」とも呼ばれています

パンフには「太古の昔、須佐之男命お手植えの杉と伝えられている」と有りました

どうです  このド太さ

実際に目にすれば写真では表しきれない迫力に圧倒させられました 

 

3000年の時を経ても尚、どっしりと葉を茂らせ根を下ろしています

手前は根元の周囲、約20m  樹高は60mで高さに置いては屋久杉を遥かに凌ぐそうです

奥の杉は16・5m 57mで奥さんらしく少々控え目ですね

この写真は大杉周辺の山村風景です

例の、ひばり食堂は閉店しておりましたので今夜の食事は教えて頂いたスーパーのお弁当

ちょっと侘しい物が有りますが仕方ないですね

昨日「今日は寒い!季節外れの雪です、そちらはどうですか?」と

姉からメールが届いていたのを思い出しました

そう言えば暖かいと思っていた四国の天気が以外や寒かったのに驚きました

羽毛のオーバーを持ってきたのは正解でした

コメント (10)
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