たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

四国旅(4/13) 「桂浜」~「水車の里」~「四万十」へ

2019年05月16日 | 

 

「単なる浜辺よ」

「だけど一応、観光名所だし 行って置かないと後悔が残るぞ」

はりまや橋もそうだったのですが(結局、車窓からチラッと眺めただけ)雄さんと私の意見が分かれました

結局、私が折れる形になった訳ですが・・・

高知市街は道の駅といった類が無く散々探したあげく松林公園の標識を見つけ

そこで一夜を明かした私達、薄暗くなった空き地で松の木を透かして見ればすぐ横は墓地ではないですか

それでも草地の中に水道管が立ち上がっていましたしトイレは有りましたので

嫌な環境などと我儘など行ってはおられません

旅に出て不便を苦にしないのが私達の真骨頂

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と言う事で目覚めて直ぐに桂浜に向かったのでした

 

広い駐車場には早朝だったせいか係員もおらず、それでもゲートは空いておりましたので出庫時に

支払えば良しと遠慮がちに車を置き浜辺へ向かいました(7時10分)

 何だかんだと言いながらも目の前に広がる広大な太平洋、打ち寄せる波が

朝陽を受けて眩しく輝いております

「♪ 月の名所は桂浜」と謳われた桂浜ですが加えて「朝陽百選」にも選ばれたのだとか

やはり、其れほどの感慨も湧かなかった桂浜でしたが雄さんはどうだったのでしょう

結局、出庫時にも係員がおらず支払いもせぬまま此処を後に足摺岬へと向かいます

今日は少々長丁場・・・気合いを入れて

途中、須崎に来た時に道の駅「かわうその里すさき」の看板を見つけ

一休み件、遅い朝食を取る事に致しました(10時)

購入したお弁当を手に店内をウロウロしていた時、いきなり火の手が

 

「藁焼き鰹のたたき」実演です

この前にテーブルとイスが並べて有りましたので早速、二人前は無理なので一人前を注文し・・・

美味しかった~~~~~~~~

 普段、鰹はあまり口にしない方ですが鰹を此れほど惜しいと思った事は嘗て無かった事です

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

 

 道の駅から30分ほど走ったでしょうか

左に太平洋の海原が広がりました

私は気付きませんでしたが「西南大規模公園」と言う看板が有った様です

数台置けそうなスペースが有りましたので、そこに車を置き散策を試みました

台風で進入禁止ヶ所も有りましたが岬方面に足を向けます

ムべ(?)

   

色が美しかったノジスミレ                                タツナミソウ

東映映画を思い出しますねぇ

遠くこれから訪れる足摺の岬が海に突き出ているのが確認できましたが未だまだ距離が有りそうです

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R56を快適に飛ばし中村駅に差し掛かった時、私はここで「水車の里」が近くに在る事を思い出しました

雄さんはあまり乗り気では有りませんでしたが「田園の中に凄い数の水車」「日本のオランダ」「近いし」

とか何とか興味をそそる様な語句を並べ・・・ 

探し探しでしたので20分くらい走ったでしょうか、前方に水車がポツンと・・・・・

その時の雄さんの顔 「これがオランダか?」 と言う様な

私も想像していた景色とは勝手が違う事に戸惑ってしまったのは事実です

しかし

 

 

 

 

 景色は一変しました

 

 

 現在、残っている水車は15基ですが 当時は50基がここで回っていたんですって

今でも水車の廻る音が周囲の景色と相まって実に長閑なものでした

 

 

   

 早いですね、四国はもう田植えが始まっているんですね

群馬より2ヶ月近く早いかな?畦にはレンゲソウが涼しそう!

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 少しずつ足摺岬が近づいて来ております

 走っているのは四万十川を左に見るR321

 車窓から眺めただけの四万十川ですが

ここはもう海に近く川幅もかなり広いですね

 豊富な水量を湛え静かに流れる景色は眺めているだけで思いのほか心が癒されました

 

コメント (12)
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