たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

四国旅(3-1) 祖谷渓へ・恐怖のかずら橋

2019年05月07日 | 

                                            

 

                                               

両側に石灯籠が並ぶ石段を踏みしめ大門までやって参りました

前回の記事で「大門・五人百姓」を間違って紹介してしまいましたが

ここが本来の大門であり五人百姓の広場です

加美代飴を売っている女性がおりますね

 八重桜が見頃です、外国からの観光客が大喜びしておりました

カフェの在る広場で休憩をしておりますと係員の手にヤマガラが止まり餌を突いてます

幾つか分けて下さいましたので雄さんが手の平にヒマワリの種を・・・

すると、やって来たではないですか 

「ワタシ、ヤマガラと遊でいたいから雄さん、一人で本殿まで行って来て」

「本殿は目の前なんだぞ、帰りにまた此処を通るのだから」

しゃーない、行くとしようか

終に御本宮に到着です

創建は大化の改新(645)以前まで遡るそうです

檜皮葺の屋根と檜の角材を使用した力強い外観でした

奥の院へは、これから祖谷までいかなくてはならない為、行くのは止める事に致します

ここまで来れば十分でしょう

 

車窓から見える山村と棚田風景や山肌に散らばる桜を眺めながら

向かうは大歩危

   

入場料200円を払って展望台から眺めた大歩危は余り感動しないまま、かずら橋に向かいます

ただ、此処はトイレが写真に撮りたい程、綺麗でしたので

200円はトイレ使用料と思えばまぁ許せそう

 

かずら橋に来ましたよ~

駐車料金は大きく500円とありましたが、ふと右の駐車場に目を向けますと200円の看板が

係員がその缶に代金を入れてくれればいいからと、とんでもない方から声をかけて来ます

やる気が有るのか無いのか案山子に監視させているんだ、ここの係員

これが、日本三奇勝・かずら橋

平家の落人が追ってから逃れる為に即、切り落とせる様カズラの蔓が使用されたとの事です

「祖谷のカズラばしゃ雲の巣の如く風も吹かんのに ゆらゆらと」

これは祖谷の古謡の粉引き唄ですが長閑な感じが伝わって来ますね

雄さん、余裕

 

ワタシ、恐々

「祖谷渓は嫌だに~~」と言ったら後ろで「そんなに祖谷渓(嫌けー)?」

洒落を言っている場合では有りません ホント、怖かった~

 

サイドにしがみ付くと川側に傾むくし下を見れば川底は14mも下だし・・・あぁどうすれば・・・

渡り終えて振り向けば女性が一人、私と同じ格好でソロリソロリと歩いています

昔、岩登りをしていた頃は恐さを感じなかったのに・・・齢かなぁ

 

直ぐ近くに「琵琶の滝」が流れ落ちていました(落差50m)

この滝の名の由来ですが説明版によれば

源平の戦いに敗れた落人達が昔日の古都の生活を偲びながら滝の下で琵琶を奏で

つれづれを慰め合った事から付けた名前なのだそうです

滝の水が流れ落ちる先は先ほどの恐怖を忘れさす美しい渓谷でした

 

 

コメント (13)
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