たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

日本海の日没と傷つきカモメ (北陸・近畿の旅)

2019年12月25日 | 

10日目

「筒石の舟屋へはR8を北上  能生の道の駅・マリンドリーム→筒石公園トイレ→大きいカーブを過ぎ

右に民家を見たら舟屋は道路の下に在る」

とよさんがコメントでそう指示して下さいましたので北前船の里を後に高速道路利用で能生に向かいました

道の駅「マリンドリーム」に着いたのは日も暮れかかる17時少し前

能生と言えば以前、権現・鉾ヶ岳登山の時に此処で高速を降りた事が有ります

その時に電柱にひつこく宣伝して有ったのが「能生の味噌」

「脳みそじゃない」と笑い合った事が思い出されます

夕日を背に親子のモニュメント

鳳凰が日本海を羽ばたいている・・・

越山丸

この船は県立海洋高等学校(旧県立能生水産高等学校)所有のもので

嘗ては北洋、インド洋、ハワイ、タヒチ沖へと航海をしたそうです

時間が時間なので中には入れませんでしたが今は海の資料館として開放されております

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10月10日

 

道の駅の一角に「かにや横丁」なるものが在りました

「ずわいがに直売所」の開店は9時です

さすが、そこまでは待てませんので8号線を北上し筒石に向かいました

教えられた通りに車を走らせれば舟屋跡は行く手左側に在りましたが交通量も多い事ですし

余程、注意して走らなければその存在に気付く者がどれだけ居るか、そんな所でした

しかも道から見た舟屋跡は普通の家屋然としている建物としか見えないのです

恐る恐る石段をおりますと・・・そこには驚きの光景が目の前に広がったのでした

(その驚きの光景は写真が多くなってしまいますので次回にアップしたいと思います)

 

波打ち際に数羽のカモメを見つけました

遠巻きに近づいて暫く撮影をしましたが恐らく侵入した私達に警戒心を抱いていたはずです

カモメは大きく羽ばたくとその場を離れテトラポットに移動してしまいました

オッ!見事な片足着陸

 

近くにはウミウの姿も

すると・・・・ 

ポツンと一羽だけ何やら悲しそうな表情のカモメが佇んでおりました

何故、仲間と一緒に飛び立たなかったの?

可哀そうに、足を負傷し飛ぶ事が出来なかったのですね

今まで居たカモメたちはそんな負傷カモメを気遣って側に居たのでしょうか

だったら私達が離れれば又、戻って来るかもしれないですね

私達はそう願って負傷カモメの側を離れました

続く