たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

花と雨蛙

2017年10月21日 | 

いいお湿りじゃのう ご機嫌宜しゅう

で?ワシのテノールは如何でしたかいの

エッ?未だまだボイトレが必要っすか?


ボイトレ ボイトレ ボイトレ ボイトレ ボイトレ・・・・・・・


声は両手を広げて伸び伸びと行きましょう 


な事言ってもねぇ・・・
                    

近くでソプラノ歌手シュウメイが ホ~~ホッ


コーラスグループは  ワワワワワ~~

~~幕~~




白花ホトトギスと赤花ホトトギスが今年も咲きました

放浪の旅を終えやっと終の棲家を見つけた様です

思えば長い旅でした

ここは陽が強すぎる ここは水はけが悪い ここは陽が当たらな過ぎ

植物もこうやって自ら一番環境の良い場所を探すのですね




あまりに美しいので近くに寄ったり離れたり




最後はスポットライトを当ててより美しく


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定点撮影 2017・秋の空

2017年10月19日 | 自然
今回は昼の空にスポットを当ててみました


トウモロコシ畑の上に広がる空は如何にも秋らしい清々しさです


初秋の空には積乱雲が未だまだ力強い


羊の群れが牧羊犬に追われて移動を始めました


比較的、低い位置に有るのでこれも羊雲でしょうか

この雲は悪天を予兆します




綺麗に整列しましたね  層積雲でしょうか

この雲も快晴を約束してくれる雲では有りません


今年は夏も秋も天気が芳しく有りませんでした

気持ちがスッキリするすじ雲は何時、現れるのでしょうか


オヤ?空に橋杭岩!

一昨年、旅した紀伊半島を思い出させた雲でした


陽が傾いて、東の空の雲が薄っすらと赤みを帯びて参りました

尾を引く様なこの流れ

前回のモウカケの滝ではありませんが、これもまた平安時代の女性の姿を連想させます


同じ流れですが、コチラは少々不気味です

私はこの雲を観ていてネバーエンディングストーリ―のファルコンを今、思い出しています


月は東に陽は西に


淡く蕩けそうな雲もいいのですが、やはり天高く馬肥ゆる・・・ふかしイモを

頬張りながらすじ雲を眺めていたいものですね


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(4)尾瀬 モウカケの滝と桧枝岐村

2017年10月17日 | 登山
続き

~桧枝岐散歩~

桧枝岐に宿泊したのはこれで3回目

おおよその所は廻りましたので近年 新設された名所を巡ってみました

   

9時、チェックアウトをし

お世話になった民宿「郷」を後にモウカケの滝方面へと向かいます




その前に村の平安を守る六地蔵は桧枝岐歌舞伎と同じく

桧枝岐には欠かせないものですので今回もカメラに収めます

傍らに冬の厳しさを物語る写真が飾って有りました

「郷」の女将さんの話によれば今年2m50㎝の積雪だったとか

そう言えば桧枝岐を散策していた韓国の女性と

共同浴場「燧の湯」で再会した単独登山の女性はもうチェックアウトしただろうか




温泉街の外れに中土合公園が有り渓谷に興味を魅かれて車を停めてみました

落差2~3mの滝を泡立たせながら下流へと流れる様はまるで絵の様ですね



   







中土合公園の直ぐ先

右手に数戸の移築された建物が有りましたが前回には確か無かったはず

~モウカケの滝~

さて、いよいよもう一つの尾瀬の滝、期待に胸が高鳴ります


僅かに紅葉した道を奥へ奥へ 




この写真は展望台から眺めたものですが勿論滝壺への遊歩道も整備されています

駐車場に車が有りましたので、その方の姿が無いという事は滝壺へ向かったのでしょう

私達は敢えて無理は致しません

このモウカケの滝、説は二つある様でして

一つは平安時代の女性の装束の腰から下に纏う服の呼び名

もう一つの説はサルオガセが「毛を掛けた」状態に見立てたと言う事ですが

皆さんはどちらを支持いたしますか?

三条の滝に比べれば水量こそ多く有りませんが一気に白布の様な水を落す様は

女性ならばやはり平安時代の女性像を浮かべるでしょうか




懐かしい会津駒ヶ岳の姿を眺め桧枝岐の道の駅に立ち寄ればベンチに書かれていた

この言葉、「そう急がずちょっと坐っていきなさいよ」ってところでしょうか

帰りは高速を使わずにR352からR121を通り日光経由で戻ります




車窓には眩しい程の黄金色の海がどこまでもズッと続いておりました

収穫を終えた稲穂の干し方も、その土地の工夫が見られて興味深いものですね


道の駅「田島」を過ぎて暫く走りますと右手に

朽ちて空家のなっている藁ぶき屋根の民家を見つけました

復員後、民家を心底愛して全国の民家を描き続けた画家「向井潤吉」の世界です

   

朽ちたと言えば、ウッカリ左折せずに直進してしまって足尾の町に入ってしまい

Uターンした場所で目にした嘗て繁栄を誇った時代の遺物

官舎と数件の家が草に埋もれて佇んでいました

縁あって足尾は良く通った町ですが今でも人形作家・白石さんがしんみりと語った

「足尾は寂れてしまいました」というあの言葉がここを通る度に

浮かぶ忘れられない言葉です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●私達は地方を訪れますと必ず地場産・お味噌を購入致します

一か八かですが道の駅「田島」で購入した「母ちゃんの味噌」、これは美味しかった

米麹が効いた甘さ控えめな素朴なお味噌だったのです

(1)~(4)まで長いブログになりました

お付き合い下さった皆様、本当に有難うございました


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(3)尾瀬・陽に燃える田代

2017年10月15日 | 登山
続き

三条の滝に着いた頃から青空となり気温もどんどん上昇

第二テラスの石に腰を下ろしもう一度、側面からの滝を眺め

気合いを入れて標高差200mに取りつきます


踏み外すと言う危険が無いだけ神経的には登りの方が楽でしたが

それにしても胸突き八丁、思った以上に疲れます


急坂の途中で、テラスで一緒だったカメラマンと韓国女性が追いつき

そこから暫く行動を共にする事になりました

「旅は道連れ世は・・・」それもまた楽し ♪

   

                                   (非常に怖いコレラタケに似ている)




燧裏橋まで戻って参りました

行きでは見られなかった至仏山がくっきり見えています

ここで大休止


兎田代までやってきますと朝、霧氷に覆われていた

山肌に雪を張り付けて、まるで踊っているかの様ですね




朝ほど湿ってはおりませんが、それでもウッカリすると・・・

上で雄さんが 「大丈夫か~~」


4名の小団体は陽光に輝く紅葉を愛でながら一歩ずつ一歩ずつゴールに向かいます








光と影の演出

草紅葉は一層 燃え立ちます

行きと帰りでは当然、景色も違いますし陽が射せば雰囲気もガラリと変わりました


(遠くに見えるのは方向からして八海山でしょうか)


(出るという噂の平ヶ岳)


カメラマンと韓国女性とはここでお別れ

私の足の小指に激痛が走ったため休憩を取る事にしたのです

心配顔の二人には「この痛みは何時もの事で少し休めば大丈夫ですから」と・・・

そこへやって来た単独の女性の山行がまた凄い

犬がいるのでご主人とは交代で登山をしているとの事でしたが

「御池」「山中一泊」「見晴し」「アヤメ平」「尾瀬ヶ原を周遊」して来たとの事

「勿論、滑りましたよ、3回も」 とアッケラカンとした顔で言っておりました


足の痛みも引きました

さて、もう一つ田代を越せば御池駐車場です

大方の木道は乾いておりましたが樹林帯は未だこの通りツルツルです






陽を背中に受け止めてもう一踏ん張り

そして16時15分御池駐車場到着です

6時10分に出発しましたので休憩を含めて10時間の道のりでした

御池駐車場は何日間停めても駐車料金1000円

 桧枝岐に泊まれば全額キャッシュバック


15分ほど車を走らせ民宿「郷」に山靴を脱いだのは4時40分でした

昨日、シルバーラインを通りながら雲間にチラッと見えた十五夜の月でしたが

今日、宿から見た月は雲を纏う事も無く冴え冴えと輝いておりました

明日は、もう一つの滝を見に行きます

続く

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(2)尾瀬・三条の滝へ

2017年10月13日 | 登山
続き


シボ沢に架かる立派な裏燧橋までやって来ました

安心したのか雄さんここで又々  ・・・やっちゃいましたねぇ

と言う私も天神田代で一転びしているのですが


カニコウモリ

   



自信は有りませんがサルノコシカケ科のツリガネタケ



さて、いよいよ三条の滝への分岐点、手強い下りが待っています

木の根が張り出している個所が頻繁に現れ、これが又よく滑ること


18名の団体さんが三条の滝から帰って来ました

「この登り、未だ続きますか?」と問う皆さん疲労困憊の様子です

脇で待つ私の方もこの下りは大変、何しろ滑ったら目も当てられません

「18名を待つのは大変、先に降りて貰いましょう」

登り優先ですから辛抱強く待ちますが

団体さんの中には、この様に気の利く方が必ず一人は居るものですね

   



標高差約200m しかも急坂 ガンガン下ります

急角度の階段(写真ではそう見えませんが)は足の置き場の幅が狭く

・・・雄さんはサッサと降りてしまいましたが・・・

踏み外しようものなら・・そう思うと“へっぴり腰”になってしまう私でした



   



ちらりと一部が見えました

ここは第二テラス

気持ちは焦りますが、取り敢えず一息入れます

さて!と立ち上がり数歩進んだ所で・・・あ~ぁ、今度は私が 

これで3回ずつ・・・互角です

何を言ってるのだか、そんな事を競い合っても何の得にもならない・・ですよねぇ


展望台へ降りるこの階段が危ない

手摺と手摺の幅が広く手摺は全く当てに出来ません

鎖が2本垂れてはいるのですが写真でもお分かりの様に足場の幅が狭く

おまけに腐ってグズグズの個所も有ります

途中から後ろ向きで降りましたが高低差も有りますし・・・

この階段、何とかならないものでしょうか


何とか無事に到着して目の前に現れた滝の凄さ

落差90mある岩盤を豊富な水量を湛えて轟音も凄まじく

岩を食みながらなだれ落ちておりました








ふと隣のベンチに座った女性のお弁当をくるんだ紙に目を向けますと

ハングル文字がズラリと並んでおります

日本語は全く解らない様子、ここは雄さんの出番です

彼女は一度、尾瀬に訪れたくて釜山から単身やってきたとの事でした

そして、もう一人の男性は吉岡村(我が家の隣村の様なもの)からやって来て

昨日は雪のふる帝釈山に登り御池で車中泊をして此処にやって来たと言う登山者

NHKの写真展で賞を戴いてから病み付きになり各山を歩いているとの事でした

最後にもう一度、滝に目を向け








1時間半、十分堪能し「お先に」と二人に挨拶をして腰を挙げます

続く

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