マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『心の優しさ』で『世界の平和』 そして 『聖ピオ十世教皇 記念日』・・・『あなたがたの父は天の父、あなたがたの教師はキリスト。あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。』

2021-08-21 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月21日。土曜日。曇り。時々雨。

朝早くから
ボランティアの方々をお見受けします。
公道を掃き清める人。
公道の雑草を抜く人。
公道の一部に花を植える人。
美しい公道を走れば・・・
交通事故も減るでしょうと、
今朝も心優しい人たちに感謝します。


     公道の一部に・・・  『ひまわり』
 

          新種ヒマワリでしょうか?
   濃い黄色で、”皆様も晩夏を彩ってね!” と、見る人を励ましてくれる。


     私は、ボランティアさんや花に励まされて、歩き続けます。
     ”いつも有り難うございます” と、ご挨拶だけは忘れません。


   『世の中の平和』は、人々の※『心の優しさ』※で保たれていくものだと、     
                         今朝も教えられます。

    日本に住むアフガニスタンの女性が、
       アフガニスタン伝統小物を作って『収益金』を
       『アフガニスタン支援金』としたい、と活動を始めました。

 東京オリンピック時にポーランドに亡命したベラルーシ代表ツィマノウスカヤ選手は、
  亡命後、『I JUSU WANT TO RUN 私は走りたいだけ』とメッセージを出し、
  過去の国際大会で獲得した銀メダルをインターネットのオークションに出しました。
  『収益金』を、『圧政に苦しむベラルーシのアスリートの支援に充てる』そうです。


     私たち一人ひとりも、
     『ひまわり』のように、『自分の光』で回りを照らしたいものですね。
     『心の優しさ』をもって、『世界の平和』に貢献したいものです。



そして。

今日は8月21日。年間第二十土曜日。
       
     『聖ピオ十世教皇 記念日』
         
           『第257代ローマ教皇 』
         在位:1903年-1914年 68歳ー79歳
      
1835年。  イタリアのヴェネチア地方の近く、リエーゼ村の農家に生まれた。
1850年。15歳。 村の学校を出た後、パドバの神学校に入り、
1858年。23歳。 司祭に叙階されて、司祭職に励んだ。

    その後、マントバの司教、枢機卿、ヴェネチアの大司教を務めた。

1903年。68歳。 教皇に選ばれた。

    「すべてをキリストにおいて刷新する」というモットーを選び、
      貧しい生活を送りながら、
     素直で剛毅な精神ををもって、信者のキリスト教的な生活を育て、
     当時生じた誤謬に対しては勇敢に戦うことによって、
     そのモットーを実行した。

1914年。79歳。 第一次世界大戦の勃発にあたっての
         平和回復のための努力は実を結ぶことなく、
     8月20日、その心痛のため病気になって亡くなった。死去。
          『毎日の読書』より 

『今日の集会祈願』

   『信じる者の力である神よ、
まことの信仰を擁護し、全てをキリストのうちに一つに集めるために、
あなたは聖ピオ十世に、信仰の英知と、使徒としての勇気を豊かにお与えになりました。
わたしたちが聖人の教えと模範に従い、永遠の報いを受けることができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、 
     イエスは 群衆と弟子たちにお話しになった。
     

 「律法学者たちやファリサイ派の人々は、モーセの座に着いている。
   だから、彼らが言うことは、すべて行い、また守りなさい。
     しかし、彼らの行いは、見倣ってはならない。
      言うだけで、実行しないからである。

    彼らは背負いきれない重荷をまとめ、人の肩に載せるが、
    自分ではそれを動かすために、指一本貸そうともしない。

      そのすることは、すべて人に見せるためである。
   聖句の入った小箱を大きくしたり、衣服の房を長くしたりする。
     宴会では上座、会堂では上席に座ることを好み、
  また、広場で挨拶されたり、『先生』と呼ばれたりすることを好む。

    だが、あなたがたは『先生』と呼ばれてはならない。
    あなたがたの師は一人だけで、あとは皆兄弟なのだ。

     また、地上の者を『父』と呼んではならない。
      あなたがたの父は天の父おひとりだけだ。
       『教師』と呼ばれてもいけない。
      あなたがたの教師はキリスト一人だけである。

  あなたがたのうちでいちばん偉い人は、仕える者になりなさい。
   だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」』  
       マタイによる福音書 23章1-12節


  今日のイエス様は、
  ファリサイ人・エルサレムの指導者たちを非難なさるのです。
     
    『仕えられる者ではなく、仕える者が一番偉いのです』 と。

  ファリサイ人・エルサレムの指導者たちは、
  律法を良く勉強し、聖書の言葉を教えました。
  しかし、自分たちはそれを実行しないことがありました。
  聖書の言葉が書かれた、手につけている『小箱』を大きくしたり・・・
  律法を祈念するための衣服の『房』を、大きくして・・・
    自分たちの熱心さを見せました。
  

        『正しい生活』を送るのは、
       人からほめられるためではなく、
      神の望まれることを実行するためです。
        『人に仕える』ためです。

   
   イエス様こそ、『神の望み』:『神のみ旨』を実行して、
      御自分が神であることを固執せず、
        御自分の命を与えるまで
            
        『人に仕えた方』です。
     わたしたち人間の中で、一番偉いお方なのです。


『今日の拝領唱』

 『わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。』
        ヨハネによる福音書 10章11節

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自分の言動が一致していて、良い言葉を発し、良い行いをする。
小さなことから実行すれば、それが当たり前になっていくのでしょうね。 お元気で!

充実感と幸福感・・・『時間の質』 そして 『聖ベルナルド修道院長教会博士 記念日』・・・『あなたの神である主を愛しなさい。そして 隣人を自分のように愛しなさい。』

2021-08-20 09:21:12 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
8月20日。金曜日。曇り。のち雨。

久しぶりの、一時の、雨上がり。

久しぶりの早朝ウォーキング。
昨夜の『明朝は曇り』の天気予報を聞いていたので、
遠足の小学生のように嬉しくて、
今朝4時にはすっかり目が覚めてしまいました。

 朝5時半。        
              『日々草』
 
                           我が家の日々草
    
         朝から元気な『日々草』
      ”いってらっしゃ~い!” 元気に見送ってくれる。

    
         早朝ウォーキングの喜びは・・・
        『時間の質』の良さを実感できること。
       
     歩いている時間に、充実感と幸福感がみなぎってくるのです。
           『美しい花』のように、
   歩いているだけで、自己の存在感=自己肯定感があふれてくるのです。

     
                『日々草』
  
                           ご近所さんの日々草

           カラフルな『日々草』
    赤、白、ピンク、、、それぞれが個性的でそれで良い。それがいと良い。
                  歩きながら、再認識します。


小山まで来れば・・・

          『静寂の森』
 

           神秘みなぎる『森林浴』

     小山を上ったり下りたりしながら、『瞑想・メディテーション』
        自然と一体化しながら、内なる『声』を聞く。


早朝ウォーキングは、
※『精神栄養ドリンク』のようです。
飲むと、身体に『一本のまっすぐな軸』が通っていく。
※ウォ-キングで、自分の体に意識を集中させる。
歩くと、体中に『新鮮な空気』が通っていくのです。


       小山のまわりを歩けば、夏の名残りと秋の兆し、
       朝の風は、秋を感じさせます。
       まだまだ暑さも残っていますが、名残の夏を楽しみましょう。
          10時から、又、本格的雨が降りだしました。


そして。

今日は8月20日。年間第二十金曜日。

     『聖ベルナルド修道院長教会博士 記念日』
      
      
1091年。 フランスのディジョン近郊の貴族の家にまれる。
         信仰あつく教育される。

1112年。21歳。 4人の兄弟と27人の友人とともに、シトー会に入会した。
   この修道会は労働と禁欲を厳守し、当時の修道院改革の中心をなしていた。
1114年。23歳。 クレルボーの修道院長に選ばれる。
   指導と模範によって修道士たちを完徳に進ませた。

     教会の分裂が生じると、平和と一致を回復するために、
     ヨーロッパ中を巡り歩いて努力した。
     また、神学と霊的生活に関する多くの著作を残した。

1153年。63歳。 亡くなるまで最初の派遣地のクレルボーの修道院長を務め、
   神の栄光と人びとの救いのためにささげた生涯を終えた。 死去。
         『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『聖なる父よ、
 あなたはベルナルドを選び、あなたの家を思う熱意で満たし、
   教会の輝く光としてくださいました。
 聖人の模範に支えられて、わたしたちも同じ熱意に燃え、
   光の子として歩むことができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   そのとき、
        ファリサイ派の人々は、
    イエスがサドカイ派の人々を言い込められたと聞いて、
         一緒に集まった。
  
       そのうちの一人、律法の専門家が、
        イエスを試そうとして尋ねた。
   「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」

         イエスは言われた。
     「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、
        あなたの神である主を愛しなさい。』
        これが最も重要な第一の掟である。

        第二も、これと同じように重要である。
        『隣人を自分のように愛しなさい。』

     律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」』
         マタイによる福音書 22章34-40節


まずは『知識』※です。
※サドカイ派の人々とは。
ユダヤ人の指導的階級の一つで、
現実的、合理的、世俗的な一面、
宗教思想は保守的で、『モーセ律法』のみを認め、
ファリサイ派の人々の重視する『口伝律法』を全面的に否定した。
その結果、復活・天使・霊・応報・摂理などについても否定的で、
この立場からイエスにも反対した。

※ファリサイ派の人々とは。
ユダヤ教の一派で、ユダヤの学者階級の間から起こり、
『律法』の厳格な実践を重んじた。
復活の信仰において、サドカイ派の人々と対立した。
『義』は『律法の厳守な実行』にあると主張して、
イエスは、それは『偽善』であると非難攻撃された。
そして、彼らの側では、イエスを『律法を汚す者』として対立し、
ついにイエスを十字架にまで追いやったのです。
      『聖書辞典』より

   
    イエスが、サドカイ派の人々を言い込められたました。
    すると、
    ファリサイ派の律法学者は、イエスを試そうとして、来て、尋ねたのです。

        『最も重要な掟』は何か? と尋ねます。
    イエスはお答えになりました。
 『あなたの神である主を愛しなさい。そして 隣人を自分のように愛しなさい。』
    ファリサイ派の律法学者は、イエスの『立派な答え』に、
        自分たちの『イエスの試し』に失敗したのです。


     ファリサイ派の人々は、律法を研究し、聖書を教えています。
     自分たちの『立派さ』を、誇示し、自慢したのです。
     一方、
     あまり律法を知らない貧しい人や、田舎の人を、軽蔑しました。
     
     『信仰』は、教える先生が中心ではなく、神が中心であるはずです。

     イエスは、ファリサイ派の人々に、
        厳しい話をしながら、また 彼らに呼び掛けて、
          彼らに『改心』を勧められるのです。


  私たちもキリスト者として、
  神が、私たちの本当の父、本当の先生となってくださいます。
  それは、私たちが立派な人間だからではなく、神が良い方だからです。
  同様に、
  全ての人が、神から愛され、神の子となっています。
 
       全ての者は、神から導かれる必要があるのです。
  

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『主よ、あなたの道をわたしに示し、あなたに従う道を教えてください。
 あなたは私を救ってくださる神、絶えることなくあなたに望みをおいています。』
       詩編 25章4&5節      アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様の御当地は雨模様が続きますか? 
ご安全を図り、家の中の楽しみを見つけ、お元気でいらしてください。

『キツネの嫁入り』のち大雨 そして 『見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。』

2021-08-19 07:00:00 | 自然・花々・樹木・ガーデニング・畑
8月19日。木曜日。雨。 

朝7時。
           『キツネの嫁入り』
  

        小雨の中で、『天気雨』、陽が照っています。
   人間を化かすといわれた狐と関連づけられた、狐の『嫁入り行列』の伝承です。

  亡き母が『天気雨』の度に『狐の嫁入り』と言っていた、のを懐かしく思い出します。
  幼い私は、その意味が分からず、神秘さを感じていた『キツネの嫁入り』です。


     しばらく、母との思い出で、心楽しく空を眺めていたら・・・
   今日の兵庫県は、土砂災害警報&大雨警報&雷注意報&避難指示、で
     8時、 太陽は消えて、雷を伴った大雨が降り出しました。
            落雷らしき音も聞こえてきます。


    皆様!天気がとても不安定です。 
    土砂災害など、今日も注意の一日を送りましょう。

    コロナ感染も、とても拡大しています。
    自粛生活で感染対策を続けながら、今日も注意の一日を送りましょう。
 
今日も祈ります。

    『いつくしみ深い神よ、
       新型コロナウイルスの感染拡大によって、
       今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

     病に苦しむ人に必要な医療が施され、
       感染の終息に向けて取り組むすべての人、
       医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

     わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
       世界のすべての人と助け合って、
       この危機を乗り越えることができるようお導きください。』
         『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』より

そして。

今日は8月19日。年間第二十木曜日。

『今日の入祭唱』

   『神よ、わたしを憐れんでください、 御慈しみをもって。
    深い御憐みをもって、 背きの罪をぬぐってください。』
          詩編 51章3節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、イエスは 祭司長や民の長老たちに
     
        たとえを用いて語られた。

  「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。

  王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、
        来ようとしなかった。

そこでまた、
    次のように言って、別の家来たちを使いに出した。
     『招いておいた人々にこう言いなさい。
       「食事の用意が整いました。
    牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。
       さあ、婚宴においでください。」』

しかし、
        人々はそれを無視し、
     一人はに、一人は商売に出かけ、
  また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、してしまった。
そこで、
   王は怒り、
    軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。

そして、
       家来たちに言った。
   『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。
          だから、町の大通りに出て、
       見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』

そこで、
         家来たちは通りに出て行き、
      見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、
         婚宴は客でいっぱいになった。
 
      『大宴会』      Brunswick Monogramst作品 

         王が客を見ようと入って来ると、
        婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。
   王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』 と言った。

      この者が黙っていると、王は側近の者たちに言った。
       『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。
         そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』

       招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」』
          マタイによる福音書 22章1-14節


    イエス様は、今日は、祭司長や民の長老たちに向かって、
  『たとえ話』 ※『王の宴会の招待客』※ について話しました。

 王の宴会への招待を拒んだ人たち ※宴会への礼服を着ていなかった人
        の『たとえ話』です。


   当時のイスラエルの人たちは、
     『神の国』を『宴会』にたとえることがありました。
 そこで、
   イエス様は、
    天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。』
          と、話し始めたのです。

    『宴会』は勿論『天の国』です。 招待する『王』は『神』です。
        招待される者は『人間』です。


  先に招かれた人たちは、
    ご招待に応じる気持ちがなく、いろいろの理由をつけて、断りました。
    エルサレムの学者や祭司長や民の長老たち偉い人たちは、
       招かれたのですが、断ったのです。     
    
  招待する神様は、
   一般の王とは違って、人が断っても、又、度々宴会に招くのです。 
        何回も、声をかけるのです。
同様に、
  旧約時代の預言者たちも、新約の洗礼者ヨハネも、
   宴会へ招きました。 しかし多くは 人に殺されてしまったのです。


それでも諦めずに、
  招待する神様 そして 神様の気持ちを引き継いだイエス様は、
   どうしても『宴会』を開きたいので、誰でもいいから連れてきなさいと、
      多くの貧し人々にも呼びかけました。
   徴税人、罪人と言われる人、軽蔑された人、異邦人たちを招かれました。

 後に、
  イエス亡き後の弟子たちも、
   『神の救い』=『神の宴会』の歴史は続くことを理解して、
    イスラエルの人たちが断っても、
      異邦人たちに『福音』を伝え、『宴会』に招待し続けたのです。


 『宴会の礼服』を着ていない人は、『宴会』から追い出されました。
     『礼服』とは何でしょうか?

   神の呼び掛けに応えた、『宴会』にふさわしい『者』、
      であることではないでしょうか?
  『改心』と『心の入れ替え』、『新しい心』と『新しい精神』、
      が必要ということなのでしょう。

  ※私たちも、親しくキリストと結ばれた『生活』=『天の国』
      へ、いつも、招かれています。
     『宴会』の楽しさを知りましょう。

 
『今日のアレルヤ唱』
 
アレルヤ、アレルヤ。
 『神に心を閉じてはならない。今日こそ神のことばを聞こう。』
      詩編 95章8節 参照   アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
大雨のため、甲子園・高校野球が、連日の中止で大会延期が続きます。
世界の温暖化気候の影響で、メリケン粉が高騰するとか。
できる範囲で、自分たちのできることを初めてまいりましょう。 お元気で!

負うた子に教えられ・・・『糠漬け』 そして 『わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。あなたはわたしの気前のよさをねたむのか。』

2021-08-18 11:47:16 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。
8月18日。水曜日。雨。

   夏の野菜・・・  『ナス、キュウリ』
 

    夏の毎食に食べ続けて、水分補給と栄養補給を計ります。

 ナスとキュウリに関して・・・
 娘が、贅沢な悩み と 悩みの解除方法『写真』付きで知らせてきました。
     
   『毎年贅沢な悩み、たくさん収穫できた野菜をどうするか、、、
      去年まではピクルスにしていたのですが、
      今年はこれにチャレンジしてみました!
       いや〜 すすむのなんの!』


 娘は、超まじめ&超忙しいワーキングウーマンなのに、
           庭いっぱいを『菜園』にして、一年中野菜を育てています。
 その新鮮野菜のおいしさとそれを家族に供する喜びは、労力に勝るもののようです。
 いやいや、週一の買い物だけで、新鮮野菜を買いに行く時間もないのでしょう。
  ところが、
    夏場は『出来過ぎ』で、食べるのに一苦労、悩むようです。
  そこで、
    対策で見つけたのが、『冷蔵庫で育てる熟成ぬか床』


     糠漬けのキュウリの歯ざわり、美しいるり色のナス。
       カボチャもカブもミニトマトもなんでも、
       残り物野菜も、『ぬか床』にほおりこんで、
       朝から半日後、糠漬けの出来上がりです。
     夕食に、家族4人であっという間に食べ終わるそうです。


  最近の私は負うた娘に教えられることが大で・・・
     ”おいしいから試してみて!” との娘の言葉で、
         簡単『糠漬け』に挑戦です。
          なるほどウマイのです。 


    素直に、『負うたに教えられる』 昨今です。
    思い返せば・・・パソコン関係全般、ブログ関係も・・・。

       ”次は何を教えてくれるのかな!”
     逆転した親子関係。 有り難い!有り難い!
              感謝!感謝!


そして。

今日は8月18日。年間第二十水曜日。

『今日の入祭唱』

『主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え、主の戒めは清らかで、目に光を与える。
     主の裁きはまことで、ことごとく正しい。』
        詩編 19章9&10節


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、イエスは弟子たちに このたとえを語られた。
     
       「天の国は次のようにたとえられる。

    ある家の主人が、ぶどう園で働く労働者を雇うために、        
 夜明けに出かけて行った。
   主人は、一日につき一デナリオンの約束で、労働者をぶどう園に送った。

     
       『友人のワイナリーで葡萄狩りする私』

 また、九時ごろ
   行ってみると、何もしないで広場に立っている人々がいたので、
   『あなたたちもぶどう園に行きなさい。ふさわしい賃金を払ってやろう』
                         と言った。
      それで、その人たちは出かけて行った。

主人は、十二時ごろと三時ごろに
     また出て行き、同じようにした。
五時ごろにも
     行ってみると、ほかの人々が立っていたので、
   『なぜ、何もしないで一日中ここに立っているのか』 と尋ねると、
   彼らは、『だれも雇ってくれないのです』 と言った。
   主人は彼らに、『あなたたちもぶどう園に行きなさい』 と言った。

    
     『収穫の葡萄』 特上のワインになります♡♡

夕方になって、
   ぶどう園の主人は監督に、
   『労働者たちを呼んで、最後に来た者から始めて、
    最初に来た者まで順に賃金を払ってやりなさい』 と言った。
   そこで、
   五時ごろに雇われた人たちが来て、一デナリオンずつ受け取った。
   最初に雇われた人たちが来て、もっと多くもらえるだろうと思っていた。
      しかし、彼らも一デナリオンずつであった。
      それで、受け取ると、主人に不平を言った。
     『最後に来たこの連中は、一時間しか働きませんでした。
       まる一日、暑い中を辛抱して働いたわたしたちと、
         この連中とを同じ扱いにするとは。』

  主人はその一人に答えた。
     『友よ、あなたに不当なことはしていない。
    あなたはわたしと一デナリオンの約束をしたではないか。
      自分の分を受け取って帰りなさい。
    わたしはこの最後の者にも、あなたと同じように支払ってやりたいのだ。
      自分のものを自分のしたいようにしては、いけないか。
      それとも、わたしの気前のよさをねたむのか。』

  このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」』
        マタイによる福音書 20章1-16節

     
    今日のイエス様の『たとえ話』は『天の国』のたとえで、
      『ぶどう園の主人』の話です。
 ぶどう園の主人は、ぶどう園の労働者に、常識とは異なる『賃金』を支払います。
 主人は神様です。ぶどう園は天の国です。賃金は救いです。労働者は人間です。


  神様は、慈悲深いお方です。
  神様は、全ての人に呼びかけておられるのです。
  神様にとって、決定的なことは、人間がどのように呼びかけに応えるかということです。

  人の中には、
  早くから、先に、呼びかけられる人がいます。それでも中には呼びかけに応えない人もいます。
  一方、
  後になってから、呼びかけられる人もいます。そしてすぐに呼びかけに応える人がいるのです。


     神様は、とても親切で、
     先に呼んだ人にも、後に呼んだ人にも、
     呼びかけに応える人全員に、
     『同賃金』=『救い』、『神の国』、『永遠の命』をくださるお方なのです。


  人は、お人が恵まれることに、腹を立ても、恨んでもいけないのです。
    人は弱いもので、人の幸せを見ると、
    自分も同じように恵まれていることを忘れてしまうことがあります。

     人は、自分が後になってから神様の呼びかけに応える者であり、
     『神の恵み』に価する者ではないと気づけば・・・
     神が同じように全ての人を愛するお方だと知って、
     ただ、自分も恵まれていることを、感謝できるのです。
     お人の幸せも喜べる者となれるのです。

   
  私たち皆で一緒に、神様が与えてくださる『恵み』、『信仰』に感謝したいものですね。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『神の言葉は生きており、力を発揮し、心の思いや考えを見分けることができる。』
     ヘブライ人への手紙 4章12節      アレルヤ、アレルヤ。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
緊急事態宣言が、6都府県では延長になり、7府県に追加宣言となりました。
混雑した場所への外出を半減させるようにと新たに求められました。
日本国民一致団結、コロナ終息に向けて、自粛生活を送りましょう。 お元気で!

世界中の局面・・・『しかたなかったと言うてはいかんのです』 そして 『金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。』

2021-08-17 10:47:39 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
8月17日。火曜日。雨。

今日も雨。

日本中では、
土砂崩れなど、大雨の被害が甚大です。
コロナ禍ゆえに、救助活動に携わる皆様のご苦労も
倍も三倍も大変です。計り知れません。
救助活動に携わる方々の健康が守られますように。
被害に苦しむ人に必要な支援が施されますように。

世界では、
アフガニスタン情勢が局面を迎えています。


 アフガニスタンの戦時下で、
   医療にインフラにと、支援』に取り組んだ・・・
                   『中村哲 氏』
 
   2019年。武装集団の襲撃で命を落とされました。
   その後も続いていた『支援』は、
      この度の『アフガン政権崩壊・タリバン20年ぶり復権』で、
         終わりを迎えるのでしょうか?


   『しかたなかったと言うてはいかんのです』 
   『どんな事情があろうと、仕方がなかったというてはいかんのです』
                       13日・NHK『終戦ドラマ』より
    
私の孫娘は、
1年半ヶ月前の、小学6年生の12月に、
アフガニスタンで武装勢力に銃撃され死去された『中村哲』氏 との出会い、
小学生の彼女の人生を大きく揺さぶる出会い、がありました。
その後、
中村氏に関する本を読みあさり・・・
☆自分も医者になって、病人さんを助ける。
☆自分の髪の毛で、小児癌の子のおしゃれを助ける。
    と決めたのです。

 「今の私にでもできることはないかな?」 と考え続ける孫娘です。


      『しかたなかったと言うてはいかんのです』
       私たち一人ひとりが、自分にできることを探し続けましょう。
         アフガニスタンの方々の平安が訪れますようにと、
              心から祈ります。



そして。

今日は8月17日。年間第二十火曜日。

『今日の入祭唱』

   『わたしの神よ、御旨を行うことをわたしは望み、
       あなたの教えを胸に刻みます。』
           詩編 40章9節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、 イエスは 弟子たちに言われた。
     
        「はっきり言っておく。
       金持ちが天の国に入るのは難しい。
          重ねて言うが、
 金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」
     
      ラクダは砂漠などの乾燥地帯に最も適応した家畜であり、
       古くから乾燥地帯への人類の拡大に大きな役割を果たしている。
   背中のコブの中には脂肪が入っており、エネルギーを蓄えるだけでなく、断熱材として働き、
    汗をほとんどかかないラクダの体温が、日射によって上昇し過ぎるのを防ぐ役割もある。 
  ラクダは砂漠のような乾燥した環境に適応しており、水を飲まずに数日間は耐えることができる。
   砂塵を避けるため、鼻の穴を閉じることができ、目は長いまつげで保護されています。
          人間も見倣いたい『エコの体』のラクダですね♡♡


     弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、
   「それでは、だれが救われるのだろうか」 と言った。
       イエスは彼らを見つめて、
 「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」 と言われた。

      すると、ペトロがイエスに言った。
 「このとおり、わたしたちは何もかも捨ててあなたに従って参りました。
     では、わたしたちは何をいただけるのでしょうか。」

        イエスは一同に言われた。
        「はっきり言っておく。
     新しい世界になり、人の子が栄光の座に座るとき、
     
         『最後の審判』 ミケランジェロ作品

  あなたがたも、わたしに従って来たのだから、
  十二の座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。
     

        わたしの名のために、
   家、兄弟、姉妹、父、母、子供、畑を捨てた者は皆、
    その百倍もの報いを受け、永遠の命を受け継ぐ。

      しかし、先にいる多くの者が後になり、
       後にいる多くの者が先になる。」』
         マタイによる福音書 19章23-30節


昨日の金持ちの青年は、
とても熱心でしたが、
イエスの勧めに従って、財産を貧しい人たちに施す決心はできませんでした。
イエスのもとを離れていきました。
イエスの時代の初代教会の信者さんたちは、
ほとんどが、貧しい人たちでした。
財産がなくても、信仰があれば恵まれると、信仰を大切にしたのです。


   今日のイエス様の話は・・・
   金持ちの人たちにとって、
      財産より神への信仰を大切にすることは、
      救われて天の国に入ることは、難しいだけでなく、不可能である。
                    とおっしゃるのです。
   弟子たちにとって、
      すべてを捨ててイエスに従ったのは、『神の呼びかけ・神からの恵み』 
         であって、自慢することではない。
     しかし必ず、
     捨てたものよりも100倍の価値のあるものを受ける。報われる。
        『神は何でもできる』 
                      と、おっしゃるのです。

   当時の社会の偉い人たちは、
     信仰の価値を知らず、『深い信仰』ができないことがあります。
     イエスの弟子たちのように平凡な人たち、貧しい人たちのほうが、
     先に、信仰の恵みを理解し、信仰に入ることがあるのです。救われるのです。                    

   私たち、現代の者も、『信仰の価値』を理解したいものですね。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『イエス・キリストは豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。
  それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。』
      コリントの信徒への手紙Ⅱ 8章9節  アレルヤ、アレルヤ。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ禍で、世界の局面が大きく変わっていく昨今です。
くれぐれもご自愛の日々で、お元気にお過ごしください。

今日は盆明け・・・『送り火』 そして 『もし完全になりたいのなら、持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。』

2021-08-16 05:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
8月16日。月曜日。曇り。のち雨。

連日の大雨です。
今朝は雨の小康状態。中休み。 

午前5時。

 久しぶり・・・   『雲の中の朝陽』
 

        今日は、『盆明け』 です。

    3日前に『迎え火』で、この世にお迎えした御先祖様の霊を、
    今日の夕方には、『送り火』で、あの世にお送りする日です。

    お別れ前に・・・
    今朝の散歩に、御先祖様たちとご一緒しました。
  先に天国に逝った父母や兄二人、祖父母、伯父や叔母、恩人や友人たち、他たち。
  お一人お一人と、お顔を思い浮かべながら、おしゃべりをしました。

  楽しかった思い出を語り合い、感謝の言葉やごめんなさいの言葉を申し上げ、
   おひとりお一人とゆっくりと話しました。 涙が止まらなかったです。
       心が満たされました。感謝でいっぱいです。


午後8時。
点火される・・・ 

    五山送り火・・・『大文字の送り火』
    
      如意ヶ嶽(大文字山)の『かがり火』
 
     テレビに映る『送り火』を拝しながら、
 御先祖様のお精霊をあの世へお送りすることに致しましょう。
   御先祖様のお精霊の御訪問に感謝申し上げましょう。
      来年の再会をお約束申し上げましょう。


  正に、八月は『慰霊と平和祈念の月』、といわれるとおりです。
  原爆投下の日には、広島と長崎で、『慰霊と平和の祈念』を致しました。
  終戦の日にも、『慰霊と平和の祈念』を致しました。
  お盆には、御先祖様の『慰霊』をし、御先祖様とともに『平和の祈念』を致しました。

  祈ります。

   『いつくしみふかい父よ、すべての死者を心の留めてください。
       あなたの子であるわたしたちすべてが、
    あなたの国で、永遠の命にあずかることができますように。』
          カトリック祈祷書『祈りの友』参照


そして。

今日は8月16日。年間第二十月曜日。

『今日の入祭唱』

    『見よ、主は御目を注がれる。 
 主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人に。』
      詩編 33章18節


『今日の福音 イエスの御言葉』

 『そのとき、一人の男が イエスに近寄って来て言った。
        「先生、永遠の命を得るには、
     どんな善いことをすればよいのでしょうか。」

  イエスは言われた。
    「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。
        善い方はおひとりである。
     もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」
    
      男が「どの掟ですか」と尋ねると、
  イエスは言われた。
   「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、
   父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」
  そこで、この青年は言った。
     「そういうことはみな守ってきました。
      まだ何か欠けているでしょうか。」
  イエスは言われた。
   「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、
    
        貧しい人々に施しなさい。
      そうすれば、天に富を積むことになる。
       それから、わたしに従いなさい。」

    青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。
    
      たくさんの財産を持っていたからである。』
        マタイによる福音書 19章16-22節

     イエス様は、イエスに従う者に、
   
『考え方の切り替え』と『心の転換』を求めるのです。

今日・・・
  金持ちの青年は、イエスに尋ねました。
先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」
  イエスは、『律法を守りなさい』 と答えました。
 すると、青年は、
『そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。
     と、言ったのです。

   その返事を聞いたイエスは、青年の性格の良さを見抜き、
     青年が『イエスの弟子の集団』に入ることを
     お考えになったようです。望まれたようです。


     ☆青年の望んだ『永遠の命』とは、
『唯一のまことの神であるあなたと、
   あなたのお遣わしになったイエス・キリストとを知ることです。』
                  ヨハネによる福音書 17章3節
     イエスの言われる、この『知る』とは、
     ただ知識として認識することではなく、
  全ての人格を持って深く『親密な関係』を持つことを意味しています。
  御父・神および御子・キリストとの
  『交わり』:『全ての人格をかけて深く親密な関係』を持つことなのです。 


  イエスは、金持ちの青年に、イエスに従うこと、
  共に働く『イエスの弟子』になることを望まれたのです。

    ☆イエスに従う弟子たちは、
    頼りにするのは『財産』ではなく、『イエス』なのです。
    財産に頼りすぎると、イエスに従って行く『妨げ』になる危険があります。
    『財産』、『命』ですら捨てる覚悟がいるのです。
     『完全な者』となることを求められるのです。


    金持ちの青年は、財産を捨てることができませんでした。
    青年は、悲しみながら、イエスのもとを立ち去ったのです。
    

私たちはどうでしょうか?
私たちも、イエスに従う者として、
他の者より、キリストを大切にして、キリストに信頼しなければなりません。
私たちも、キリストより他のものを大切にする、誘惑があります。
完全にキリストに従う難しさを経験します。
それでも、自分の足りなさを認めて、神に助けを願い祈りましょう。

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである。』
     マタイによる福音書 5章3節  アレルヤ、アレルヤ。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様も御先祖様たちと『お盆』を楽しめましたか?
御先祖様たちから力を頂き、この世の平和のために尽力いたしてまいりましょう。

8月15日・・・『終戦記念日』 そして 『聖母の被昇天 祭日』・・・『力ある方が、わたしに偉大なことをなさいました。主は身分の低い者を高く上げられます。』

2021-08-15 12:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月15日。日曜日。雨。

   今日は・・・      『終戦記念日』 
 
 
      『私は、世界の情勢と日本の現状を深く考え、
   緊急の方法でこの事態を収拾しようとし、忠実なるあなた方臣民に告げる。
私は政府に対し、
「アメリカ、イギリス、中国、ソ連の4カ国に、共同宣言(ポツダム宣言)を受け入れる旨を伝えよ」と指示した。
けれども私は、時の運命に導かれるまま、耐え難いことにも耐え、我慢ならないことも我慢して、
   未来のために平和を実現するため、道を開いていきたい。 
国を挙げて家族のように一致団結し、この国を子孫に受け継ぎ、神国(日本)の不滅を固く信じ、
   国の再生と繁栄の責任は重く、その道のりは遠いことを心に留め、
   持てる総ての力を将来の建設に傾け、道義心を大切にし、志を固く守り、
   国の真価を発揮し、世界の流れから遅れないよう努力しなければならない。
     あなた方臣民は、これが私の意志だとよく理解して行動してほしい。』
        1945年(昭和20年)8月15日正午  終戦の詔書
                     (現代語訳の一部)より

 
今日・2021年(令和3年)8月15日正午

         『59回 全国戦没者追悼式』
 

12時の合図で・・・

     天皇皇后両陛下、出席者全員、私も、起立。
         『一分間の黙祷』

次に、

         『天皇陛下御言葉』
   『本日は、戦没者を追悼し、平和を祈念する日です。
       深い悲しみを新たに致します。
  わたしたち皆が、心を一つにして、人々の平和と幸せを希求することを
       心より願います。
 ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、
 過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、 
       我が国の平和と一層の発展を祈ります。』



そして。

今日は8月15日。年間第二十主日。

          『聖母の被昇天 祭日』
    
       『聖母被昇天』 ルーベンス作品

五世紀のエルサレムで八月十五日に祝われていた『神の母マリアの記念日』は、
六世紀には、『マリアの死去の日』として、東方教会で祝われるようになった。
七世紀半ばには、西方教会にも受け継がれ、
八世紀になってから、『マリアの被昇天』の名で知られるようになった。
 
1950年。教皇ピオ12世教皇は、
   『マリアが霊肉とともに天に上げられたこと』を『教義』として宣言した。

     教会は、キリストと最も深く結ばれていたマリアが、
  真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっていることを祝っている。
      『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

   『全能永遠の神よ、
あなたは、御ひとり子の母、汚れないおとめマリアを、体も魂も、ともに天の栄光に上げられました。
 信じる民がいつも天の国を求め、聖母とともに永遠の喜びに入ることができますように。』


『今日の福音 聖母マリアのエリザベト訪問

 『そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。
    そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。
   
      マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、
         その胎内の子がおどった。
    エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った。

「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。
   わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、
          どういうわけでしょう。
          
 あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。
  主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」

そこで、マリアは言った。

  「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。
    身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。
     今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、
       力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。
   
  その御名は尊く、その憐れみは代々に限りなく、主を畏れる者に及びます。
        主はその腕で力を振るい、
  思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、
     身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、
       富める者を空腹のまま追い返されます。

  その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません、
わたしたちの先祖におっしゃったとおり、アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」

  マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、
       自分の家に帰った。
            
       ルカによる福音書 1章39-56節


天使から『受胎告知・イエスの誕生』と『エリザベトのヨハネの受胎』を告げられたマリアは、
      エリザベトを訪問します。
   『二人の子供・イエスとヨハネの誕生の神秘』が啓示されるのです。


   マリアには子供が生まれ、その子供が偉大な方になるという『知らせ』は、
        神の方からありました。
   又、その『しるし』として、『エリザベトの受胎』を言われたのです。
    人間から見ればできそうに見えないことでしたが、
     『神にできないことは何一つない』ルカによる福音書 1章26-45節
         と言われたのです。
        

   マリアは真相を確かめたくて、急いでエリザベトを訪問しました。
   そこで、マリアは神がエリザベトになさったことを信じました。
エリザベトも、マリアの話を聞いて、神がマリアになさったことを信じました。

 マリアとエリザベトは、
 互いに、神のなさったことを伝え合い、
   神に感謝し、互いに喜び合い、互いの信仰を深めることができました。
      ともに『神の賛歌』を歌ったのです。

 私たち・信仰者も、
 ともに一緒に集まり、神のなさったことを喜び、感謝するなら、
    互いに、信仰を深め合うことができるのです。

   
 主は、いつも私たちを訪問し、ドアをノックしてくださっているのです。
   私たちは、いつも、主をお迎えしたいものですね。
 

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『マリアは天に上げられた。天使の群れは喜び輝く。』アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
金曜日・13日のNHK『終戦ドラマ』:『しかたなかったと言うてはいかんのです』
御覧になりましたか? もう二度と『仕方なかった』と言うのはなしに致しましょう。 お元気で!


残暑見舞い・・・『旬の果物』 そして 『聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者 記念日』・・・『子供たちを来させなさい。天の国はこのような者たちのものである。』

2021-08-14 11:25:06 | ワイン。おいしいもの。お勧めスポット。
8月14日。土曜日。雨。

立秋・初候の今。
秋を感じさせる風を求めて散歩したいものですが、
今日も、昨日に続き、全国的大雨です。
十分の注意を致しましょう。


        『旬の果物』
 

         友人からの『残暑お見舞い』です。
 
        の『旬』は夏から初秋。おいしいですよね。
           葡萄『極早生もの』。なんだか得した感じです。
                                お盆のお供えにいたしました。
          ありがたいことです。感謝!感謝!


       残暑を乗り切るのは、『旬の食材』を食べること。
 旬の花や食べ物に出会いに行きたいのですが、コロナ禍のため外出がままなりません。

       おいしい『旬の果物』を頂いて、元気いっぱいになって、
          残り少ない夏を十分に楽しみましょう。


そして。

今日は8月14日。年間第十九土曜日。

    『聖マキシミリアノ・マリア・コルベ司祭殉教者 記念日』
   

 1894年。 ポーランドの織物職人の家にまれ、信仰深く育てられた。
 1910年。16歳。 若くして、コンベンツァル聖フランシスコ修道会に入る。
 1918年。24歳。 司祭に叙階。

       神の母マリアに対する子としての愛に燃え、
       
         ローマで、6人の同志とともに、
    『無原罪のマリアの騎士会』と呼ばれる信心会を創立して、
ポーランドをはじめ他の国々にも、聖母マリアに対する信心を広めることに尽くした。

   その後、ポーランドに帰って月刊誌『無原罪の聖母の騎士』を発行。

 1930年。36歳。 ゼノ修道士ら5人とともに、宣教師として来日。
        無原罪のマリアの保護のもとに、
    長崎で信心会と印刷所を開き、月刊誌『聖母の騎士』を発行するなど、
       キリスト教信仰を述べ伝えることに努めた。

 1937 年。43歳。ポーランドのニエポカラノフの修道院長に選任され、日本を去る。
  その後。
  第二次世界大戦の勃発により、ナチス・ドイツのゲシュタポに捕えられ、
     アウシュヴィッツ強制収容所に送られて多くの困難を耐え忍んだ。
  第二次世界大戦の最中に、アウシュヴィッツ強制収容所内で、
     死刑を言い渡された妻子ある士官の身代わりとなることを願い出て、
 1941年。47歳。8月14日。『愛の殉教者』として、休むことを知らない生涯を全うした。死去。

    日本におけるコンベンツァル聖フランシスコ会は、
    東京、瀬戸、春日井、西宮、長崎、湯布院、奄美にある。
        『毎日の読書』より

『今日の集会祈願』

  『信じる者の力である神よ、
あなたは聖マキシミリアノ・マリア・コルの心を汚れないおとめマリアへの愛で燃え立たせ、
  宣教の熱意と隣人愛で満たしてくださいました。
聖人の殉教を記念し、その取り次ぎを願うわたしたちが神の国のために自分を捨てて人々に仕え、
  死に至るまで御子イエスに従うことができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

  そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、
      人々が子供たちを連れて来た。

       弟子たちはこの人々を叱った。
       しかし、イエスは言われた。
   
       「子供たちを来させなさい。
    わたしのところに来るのを妨げてはならない。
     天の国はこのような者たちのものである。」
   そして、
   子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。』
       マタイによる福音書 19章13-15節

   
イエス様は、イエスに従う者に、
 『考え方の切り替え』と『心の転換』を求めるのです。
      今日は、弟子たちに、自分の考えを捨て、
     『イエスの考え』を受け入れるように教えます。


イエスは、  
子供達や群衆から、メシア・救い主として、大歓迎されるのです。
しかし、
祭司たちや律法学者たちからは、イエスをメシアとして認められず、ますます反対されるのです。


    イエス様を理解する者は、
    尊敬される立派な人たちではありません。
知識が少ない、役に立たないと思われるような、子供達のような無垢で小さな者なのです。
   
    神は、子供達や苦しむ者のような『小さな者』の目を開き、
          信仰を与えるのです。

      弟子たちは、『神の価値観』を身に着け、
   イエスに遣わされた者として、『イエスの仕事』を続けるのです。
  

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。
あなたは神の国のことを幼子のような者にお示しになりました。』
     マタイによる福音書 11章25節      アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
残暑厳しく、コロナ感染も厳しく、大雨も厳しく、大変な日本列島です。
それでも、STAY HOMEの週末に一つでも良いことを見つけてください。 お元気で! 

今日はお盆の入り・・・『迎え火』 そして 『神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。』

2021-08-13 10:41:36 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
8月13日。金曜日。雨。

今日・13日(金)~16日(月)まで
  『2021年お盆』です。
8月13日(金): 迎え火(盆の入り)
8月14日(土): 中日
8月16日(月): 送り火(盆明け)


 今日は・・・         『迎え火』 
 
 
  今日の夕方には、『迎え火』で、御先祖様をお迎えすることに致します。
        天国から我が家への『道』
  大雨中の今年は、例年より大きく『火』を焚いて、『道』の安全を計りましょう。
     そんな必要はないでしょうが、気は心ですからね♡♡

   
今年のお盆も、昨年同様に、
コロナ禍のため、子供達の帰省はなし、遠地ゆえに両親と兄たちの墓参りもなし。


   私の墓参りがかなわなくても、
   霊なる両親や兄弟も他の御先祖様たちも、向こう様から私に会いにきてくださる。
   これは有り難いことです。ゆっくりお話をしましょう。ゆっくり『盆膳』をご一緒しましょう。


 祈ります。

   『神よ、この世からあなたのもとにお召しになったすべての人を心に留めてください。
    わたしたちもいつかその国で、いつまでもともにあなたの栄光にあずかり、
       よろこびに満たされますように。
    あなたの子であるわたしたちすべてが、永遠の生命にあずかることができますように。』
        カトリック祈祷書『祈りの友』より
   

 そして。

今日は8月13日。年間第十九金曜日。

『今日の入祭唱』

 『あなたの御言葉は、わたしの道の光。わたしの歩みを照らす灯。
              詩編 119章105節


『今日の福音 イエスの御言葉』

     『そのとき、ファリサイ派の人々が近寄り、
        イエスを試そうとして、
  
     「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、
       律法に適っているでしょうか」 と言った。

  イエスはお答えになった。
      「あなたたちは読んだことがないのか。
    創造主は初めから人を男と女とにお造りになった。」
  そして、こうも言われた。
「それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。
    だから、二人はもはや別々ではなく、一体である。
 従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」


すると、彼らはイエスに言った。
 「では、なぜモーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか。」
イエスは言われた。
 「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、
     初めからそうだったわけではない。
  言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、
   他の女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる。」


  弟子たちは、
  
   「夫婦の間柄がそんなものなら、
    妻を迎えない方がましです」 と言った。
 イエスは言われた。
 「だれもがこの言葉を受け入れるのではなく、恵まれた者だけである。
 結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、
      天の国のために結婚しない者もいる。
   これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」』
        マタイによる福音書 19章3-12節


  神・創造主は、初めから人を男と女とにお造りになりました。
  そして、この世界の発展を、男と女・人間にお任せになりました。

  人間には、神から任された、各々の『使命』☆があります。

  ある者には『両親』となる『使命』です。
    両親の愛のもとで、健全な人間を育てるのです。
    両親は、深く愛に結ばれ、互いに忠実でなければなりません。
ある者は、結婚をしないで、『人のために』働く『使命』です。
  人々に『神の愛』を証しする『使命』に対して、忠実でなければなりません。
  イエス様は、『神の国』のため、御自分の『使命』を果たすために、
    ご自身は結婚しない方が良いと思われたのでしょう。
私の知り合いの司祭様は、ひとりの人を愛する人生でなく、
    『すべての人を愛する人生』を選んだ、とおっしゃいました。


   神様・創造主は、私たち人間に対していつも忠実であられ、
      人間に『使命』を与えると同時に、
   使命を果たすために必要な『力・愛』をも与えてくださいます。

   私たちは、すばらしい『地球・人類』を造るために、
   神様から任された、それぞれの『使命』を果たすのです。
   そのためには、神様の人間への『信頼』に感謝して、
   人間同士も互いに信頼し合うことが求められるのです。必要なのです。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
『事実、あなたが聞いた言葉は神の言葉であり、また、信じているあなた方の中に現に働いているものです。』
     テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 2章13節   アレルヤ、アレルヤ。

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
私たちは、親たちの結婚によって、この世の命とこの世の家族が与えられました。
すでに霊となり神の家族となっている御先祖様をお迎えして、感謝をお伝えいたしましょう。      

米国・ニューヨーク州『初の女性知事』誕生  そして 『七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。』

2021-08-12 05:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月12日。木曜日。曇り。大雨。小雨。

昨晩遅くの天気予報が大当たり。
今朝の早朝は曇り後雨 & 一日中『雷注意報』

早朝にウォーキングを済ませて・・・セーフ。
帰宅後、8時から大雨となりました。


   花も・・・   『多彩』
 
                     多色が美しい。

女性も・・・『多色』が美しい。


         『仏国・女性初のパリ市長』
       
    アンヌ・イダルゴ(62歳)
    スペイン出身(フランスとスペインの二重国籍者)のフランスの政治家。
    フランス社会党員。
    2014年、55歳。パリ市長に就任。


   『日本・女性初の東京都知事』
       
  小池百合子(69歳)
  都民ファーストの会代表 。
  2016年、64歳。東京都知事に就任。

  
    女性活躍が当たり前となってきて、嬉しいかぎりです。 
       『女性活躍』の言葉が『死語』となる。
    そんな時代が、日本にも早く確立してほしいものです。

 
     『米国・女性初のニュヨーク州知事』
    
    キャシー・ホークル(62歳) 
    弁護士。民主党員。
    2015年、56歳。副知事となる。
    2021年、62歳。ニュヨーク州57代知事となる予定。


  『女性初の・・・』なんて言葉の使い方もなくなる日が来ることでしょう。

        『世界の女性議員割合 国別ランキング』
            (データ更新日2021年2月15日 196カ国統計)
 1位:ルワンダ(55,7%) 2位:キューバ(53,4%) 3位:アラブ首長国連邦(50%)
 4位:メキシコ(48,4%) & ニカラグア(48,4%) 6位:ニュージーランド(48,3%)
 ちなみに・・・
 30位:フランス(37,7%) 54位:イギリス(30,6%) 72位:アメリカ(26,8%) 
           150位/196国:日本(14,4%)


    この度、ニューヨーク女性市長が誕生します。素敵です。


        『世界の都市総合力ランキング 』
  第1位:ロンドン 第2位:ニューヨーク 第3位:東京 第4位:パリ 
     ロンドンにも女性市長が生まれたら素敵ですね。

     世の中・・・『女性の力』で変えていきたいものです。
      イヤイヤ。マチガイマシタ。
   『人の力』を結集させて、世の中を変えていきたいものですね。


そして。

今日は8月12日。年間第十九木曜日。

『今日の入祭唱』

  『新しい歌を主に向かって歌え。 主は驚くべき御業を成し遂げられた。
    右の御手、聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。』
          詩編 98章1節

『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、ペトロが イエスのところに来て言った。
     「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、
      何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
    イエスは言われた。
         「あなたに言っておく。
    七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。
    
      放蕩息子の帰還』  レンブラント作品
     神は、神に背を向けた罪びと(放蕩息子)を、赦し、迎え入れる、『あわれみ深いお方』です。
      放蕩息子が故郷に帰還し、父親に祝宴を開いて受け入れられるという物語を通して、
         神の、『無限の赦し』、『深い憐れみの奥義』、が表現されています。
          ルカによる福音書  15章11-32節
 
    そこで、天の国は次のようにたとえられる。
    ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。
    決済し始めたところ、
    一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。
    しかし、返済できなかったので、

  主君はこの家来に、
  自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。
  家来はひれ伏し、
  『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。

 その家来の主君は憐れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。
 ところが、
 この家来は外に出て、自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、
    捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。
 仲間はひれ伏して、『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。
 しかし、承知せず、その仲間を引っぱって行き、借金を返すまでと牢に入れた。

     仲間たちは、事の次第を見て非常に心を痛め、
       主君の前に出て事件を残らず告げた。
  そこで、主君はその家来を呼びつけて言った。
    『不届きな家来だ。
    お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
    わたしがお前を憐れんでやったように、
    お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』

  そして、主君は怒って、借金をすっかり返済するまでと、
     家来を牢役人に引き渡した。

   あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、
  わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」

   イエスはこれらの言葉を語り終えると、ガリラヤを去り、
    ヨルダン川の向こう側のユダヤ地方に行かれた。』
       マタイによる福音書 18章21節-19章1節


人は、自分には過ちがない、と考えるから、人の過ちを許せないのです。

本当にそうでしょうか?
  事実は、人は、神の御前で、返済不可能な程の神への『借金・罪』を持っています。
  お人を許せない罪。神やお人への忘恩の罪。神の期待に反する生活を続ける罪。等々。
     私たちは、罪の重さゆえに、自分の力では救われないのです。

一方。
   神様は、人のすべてをご存じですが、哀れに思って、必ず赦してくださるのです。
   私たちへの愛の深さで、新たに私たちを信用して、赦してくださるのです。
       悔い改める機会を与えてくださるのです。

ですから。
   人は、『神の慈悲』を理解したとき、お人に『慈悲深い者』となることができるのです。
   神に赦され、憐れみを受けたから、『憐れみを示す者』とならなければならないのです。
     人は、人を赦さないなら、神の赦しを受ける資格を失う危険があるのです。


    人は、自分の弱さを認めた時、
       神の赦しを理解でき、人の弱さも理解できるのです。
         『赦し』は、『天の国』の前表なのです。


『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
『あなたの御顔の光あなたの僕の上に輝かせてください。あなたの掟を教えてください。』
      詩編 119章135節             アレルヤ、アレルヤ。

皆様!
ご訪問に感謝申し上げます。
長崎の市長様は、9日の『原爆の日』の『平和宣言』で、
『一人ひとりの小さな声が集まり、世界中の大きな声となり、核兵器禁止条約 が実現したのです。』とおっしゃいました。
私たちも、小さな声ですが、一人ひとりの声を上げて、世の中を素敵に変えていきましょう。 お元気で!