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今日の失敗トレード(10.15.2021)

2021-10-16 08:59:50 | 今日の失敗トレード
10月15日(金)の失敗トレードです。実際にはトレードはしておりませんが、1つ、前日にモニタリング銘柄に挙げた3697SHIFTの値動きについて、今後のこともあり反省点を検証しておきます。

SHIFTは決算を好感され13日に2180円も暴騰。その翌日利確売りに晒され-480円で売買指数も20%まで下落。しかし、モニタリング銘柄として挙げた理由は、14日のOSCが暴騰の前日の12日より+6%とコンバージェンスしていたことでした。

これは相場格言の「一押しは買い」を判定する筆者のOSCを通じた見方です。このOSCの1日挟んでのコンバージェンスに加えて、最近は、先日のレーザーテックの反省点にも書いたとおり、売買指数が極端に低いかどうかを見るようにしております。SHIFTの14日の売買指数は20%とかなり低い結果でした。(レーザーテックは同じ日に5%から36%まで回復)

ちなみにSHIFTの過去の売買指数30%台以下の実績を見てみます。

●9月22日 26% 翌日プラス始まりで+1480円で終了。OSCは58%で前日、前々日からはマイナス基調。翌24日は高く始まり、前日安値は割り込まず+1480円で終了。OSCは61%で前日より+3%でしたが、前々日より-5%でした。

●9月27日 31% 翌日マイナス始まりでー1350円で終了。OSCは52%(注)
10月5日まで前日安値を更新しながら大きく下落が続きます。OSCは10月6日に29%まで下落。しかし、やっとこの日に前日安値を割り込むことなく終了。10月6日の売買指数は44%でした。

●9月9日  36% 翌日マイナス始まりで前日安値まで落ちるも、その後反発して+400円で終了。以後、緩やかな上昇。OSC61%で9月6日の73%から下落中でこの日大きく売られての売買指数36%。

●8月2日 33% 翌日プラス始まりで前日安値より40円高で凌いで、引けは+230円で終了。以後緩やかな上昇。OSC46%で7月26日の40%から上昇中。指数値もほぼ同等。(マイナスであればなお良し)
この日は前日と前々日からのOSCのコンバージェンスはなし。

以上、売買指数と値動きの経緯です。実際にはトレーディングには参加していないので、失敗トレードではありませんが、今、筆者が使っているテクニカル指標を使って読み解けば、以上のコメントのようになります。

当然ながら、この状態なら「上がる」というような「法則」は見い出せませんでしたが、特にOSCの3日間での推移、翌日の値動き(特に前日安値を割り込むかどうか)そして指数値も参考にすれば、かなりの確率でエントリーポイントが明確になります。しかし、あくまでも相場はその時の風次第。

それは昨日15日のSHIFTの値動きです。

何と、90円高く始まるも直後に、前日終値比で480円安、前日安値比で440円安まで売り込まれております。この段階での売買指数は0%です。日経が絶好調の日にです。しかし、ここから先は何が起こるか分かりません。

このどん底まで落とされてからの反発があるかどうかは、実は、前日安値の23510円を下から回復するかどうかがポイントです。これは他の銘柄にも言えます。そこでこの株の5分足チャートをご覧ください。

23500円近辺で行ったり来たりしている様が見えるかと思います。そして、10時前に一度そのラインを上抜けしました。

参考:23510円をマークした段階では売買指数は77%にまで上昇しておりました。(原則上では55%以下は買い、144%以上で売りです。)

さて、ここからが最重要ポイントです。上抜けしてもすぐに追随買いをしてはいけません。必ずと言っていいほど、やっと抜けたと思ってほっとした面々の売りがある筈とみます。

案の定10時過ぎに陰線をつけて、23500円ラインまで押し戻されました。ここが勝負です。このまま下に再度持っていかれるのか、それとも上昇気流に乗るのか? 10時過ぎからはこの23500円の抵抗線を下回ることなく、かつ一目均衡表の転換線のほぼ上で推移し、後場にかけて大きく上昇していきました。この一気の上昇の流れはレーザーテックと同様でした。

以上、今後のトレードへの反省を3697SHIFTの10月15日の値動きから見てみました。

何かの参考になれば幸いです。


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今日の失敗トレード(10.14.2021)

2021-10-14 18:50:28 | 今日の失敗トレード
その日のトレードについての総括は、今後、「今日の失敗トレード」として書き留めておくことにしたいと思います。自分にとっての反省になるし、このブログの読者の方々への参考にもなると考え、しばらく書いてみたいと思います。トレードについての反省点がない日もありますので、その場合は割愛します。

動機は、失敗トレードを限りなく少なくすることが、相場で勝ち抜くための方法だと考えたからです。勘や度胸だけでは勝ち抜くことは至難の技です。

第一回は、因縁の6920レーザーテックを巡る今日の失敗トレードです。

今日のレーザーテックは朝高からは前場の終わりまで、悲惨なまでに売り込まれました。途中で板を見るのも嫌になるぐらいの押され方でした。

1.値動きの経緯

昨日の10時以降の安値水準の23500円までは落ちませんでしたが、昨日の後場の高値水準が抵抗線として機能したようです。しかし、23500円辺りまで持っていかれる程の下落ぶりでした。

2.売買指数

 前場の終わり頃にこの株の値動きを見ていたのですが、筆者が計算している売買指数(0-200%)が何と5%程度まで落ちておりました。この株の過去のデータを見ると8月17日に3%を付けて終わっております。この売買指数ですが、55%以下で買い、144%以上で売り、が原則です。5%なら迷わず買いでした。

場中に10%以下まで押されれば、多分、下落トレンドがかなりの時間続いていることと思います。買う人がいない代わりに、もう売る人もいないような場が枯れたような状態だと思います。この段階では、特に市場参加者が多いレーザーテックのような銘柄については、底打ちをしたと思ったトレーダーが必ず買いに入ると思われます。

以上、売買指数が10%を切ったら迷わず買い。但し、下値抵抗線は機能していることを確認のこと。


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