株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザーテック研究(4.30.2024)

2024-04-30 16:19:19 | レーザーテック研究
4月30日(火)のレーザーテック研究です。

朝方33700円まで押し込まれましたが、前日安値は楽々とクリヤー。このラインというのは、昨年12月13日の安値ライン(33720円)でした。翌日はこのラインを下回っており、いわゆる壁となっておりました。

朝の場が始まる前に、このような節目の数字を頭に入れておくべきでした。26日には戻しているので、今日は、その日の安値(33360円)と、上記の33720円が節目となるのではという想定をしておくべきでしたね。

今日の節目は、24日の安値の34160円でした。何度も34000円が割れるのを目の当たりにしていると、どうしても、再度34000円割れに見舞われるのではないかとの意識が出てきます。

という訳で、明日以降は、33360円、33940円、34160円、34310円、34520円、36370円、が節目の数字となりますが、こうやって並べてみると、35000円台がないのが分かります。後400円ほどで到達です。

OSCはまだ40.4%と低く、各MAラインからの下方乖離も2.5%ー12.2%もあります。まずは35500円ラインに到達して、10日MAラインを攻略できるかどうか?

以上です。
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市場概況(4.30.2024)

2024-04-30 16:02:36 | 市場概況
4月30日(火)の市場概況です。

1.日経225
 25日MAラインまで後400円まで迫りましたが、200円ほど押し込まれて終了。39000円少々がそのライン。残りのMAラインは攻略済み。4月23日の安値をボトムにして約千円の上昇で、ほぼ巡航速度に。OSCは49%と節目の50%間近。

2.グロース250
 新興銘柄はまだ病の床にあります。特に75日MAラインからの乖離は10%近くも。それでも10日MAラインまでは後少しに迫っております。17日のIndexMatch関数のMIN値をマークした日の終値である650ポイントを、下値で上回らないと本復とはいかないようです。それでも、後5ポイントの底上げで達成。

以上です。
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NY市場概況(4.29.2024)

2024-04-30 07:47:39 | NY市場概況
4月29日(月)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 OSCを50%台乗せ。底入れ完了。但し、まだ25日と75日MAラインは奪還できず。

2.Nasdaq
 こちらは、25日MAラインからだけ、0.3%の下方乖離。しかし、一旦は並んでいますので、この勢いなら時間の問題でしょう。

3.ドル・円
 一時160円台を付けたようですが、データ上は最高値が159.98円。そこから例によって急降下。終わってみれば、前日比で2円近い下げ。(円高)OSCは歴史的な水準の91%から69%へと急落。3月11日以来の、IndexMatch関数のMIN値が点灯。売られ過ぎの場合に点灯します。

4.CME日経225先物
 7時43分現在、38290円で日経225の終値比-30円。今日はほとんど変わらずの水準からのスタートとなりそうです。

5.米10年債利回り 4.613%(+-0%)

6.VIX指数 14.67(-0.36)

7.SOX指数 4766(+31)

8.バルチック海運指数 1721(-22)

9.レーザーテックADR株価 34530円(+450円)

以上です。
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テクニカル分析手法の仕上げ(続編)

2024-04-29 08:39:43 | テクニカル分析
先日の記事に対して、さらなるチューニングを施しておりますが、以前にも採用したことのある、9日と14日のRSIの前日比での対比方法が、特に寄り付きでの売買判断に意外と影響を与えていることを、再度認識するに至りました。

これはデイトレにおいて威力を発揮すると思い直し、エクセルの個別シートと、それを集計した「変化点監視表」に手を加えることとしました。

そのポイントを以下に記します。

1.過去3日間のRSI(9日と14日)の推移を見ます。

2.14日と9日のRSIの3日前のデータから、下記のデータ変遷で「買い」
   3日前>2日前<当日(14日RSI)
   3日前>2日前<当日(9日RSI)

3.同様に、下記のデータ変遷で「売り」
   3日前<2日前>当日(14日RSI)
   3日前<2日前>当日(9日RSI)

微妙な差ですね。>< か <> の微妙な違いです。

この計算式で当日は売りか買いかブランクかの3つのサインが出ます。
買いと出た場合は、株価が下降を続けても買いサインが点灯し続けるタイミングまで待つのが理想ですが、底抜けする場合もあります。

例えば、4月12日に「買いサイン」点灯の9984ソフトバンク。

この日、8616円で寄り付き、高値は8645円まで上がり、その後は下落一途で引けは8485円。それでも「買いサイン」は点灯したまま。

これはかなり異例なケースですね。翌日は「売りサイン」が点灯。

ちなみに、6920レーザーテックは26日には買いサインが点灯。しかし、33360円まで押し込まれていた時に消灯。その後、33430円で再度点灯。つまり、33430円が底と判断した段階での買いが正解でした。9時半から10時半頃までで、このラインを巡る攻防が見えますね。

以上のRSIの形での売買判断というのは、ここ数年での試行錯誤での成果の1つ。

以上です。





 
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株のテクニカル分析手法の仕上げ

2024-04-27 13:24:58 | テクニカル分析
個別株は、銘柄特有の値動きの癖があり、またその日の地合いによっては、寄り天だったり、寄り底だったり、それ以外の動きだったり、実に変幻自在に値が動くことは、先刻ご承知の通りです。

だからといって、目先の値動きに影響されてのトレーディングでは、安定した戦績を残すことは、テスタさんのような余程の動物的勘(実は、彼は独自の手法を持っていると推測します。)がない限り不可能です。

そのような不可解な値動きから一定のパターンを見出すために、ここ3-4年かけて日々地道な検証を行ってきました。何度も、何度も、もうこれで良いかと思っても、実際の日々のトレーディングではうまく機能せず、タイムリーは売買に繋げるのは実に難しいものでした。

そうした悩みをお持ちの方々のため、今時点で筆者が行き着いたテクニカル分析手法について、できるだけ簡単に解説します。連休中の軽い読み物とでも思ってご覧下さい。

前提:出来高がほどほど多く、日々活発に動いている銘柄に限定。

データ:楽天証券のRSSを使って、以下のリアルタイムデータを取得
  始値・高値・安値・終値・出来高、VWAP
 これらのデータから、移動平均やRSIとUltimate Oscillator(OSC)等を算出。

加工内容:
 1.Ultimate Oscillator(OSC)値
 2.指数値(真の高値・安値の調整後)
 3.IndexMatch関数のMAX値とMIN値
 4.売られ過ぎサイン

以上が、4本足データから導き出されたアウトプットの主なものです。

一番重要なのは、IndexMatch関数のMAX値とMIN値です。

IndexMatch関数のMAX値:
 これが出現するのは、相場が上昇局面にある時です。OSCが上昇を続ける限り買い。最後に点灯した時の終値より、当日の高値が高い(オーバーシュート)ケースで、かつ、前日の高値が割れて、OSCも前日比でマイナスに転じた時に売り。

IndexMatchのMIN値:
 これが出現するのは、相場が下降局面にある時です。ここからの脱出には2つのパターンがあります。

 1.一旦、前日安値より下に押し込まれてから、前日安値を下抜きし、OSCが前日比でプラスに転じる時に買い。

 2.出現したMIN値より、当日の安値が等しいか上回っており、かつ、前日のOSCより当日のOSCが上に浮上した時に買い。

当日のデイトレ方法:

 以上2つのケースで売りまたは買いを判断しますが、当日は、次の2つの指標で買い時を判断します。

 1.現在値÷VWAP>1.00以上。
 2.売買判断指数>100%以上。

売りは逆に

 1.現在値÷VWAP<1.00以下
 2.売買判断指数<100%以下。

以上、売り時と買い時の決定条件と、その条件に合致した時の日計りのタイミングの図り方を示しました。

これらをリアルタイムに把握できる、主要43銘柄をサマリーしたシートもようやく上記のような条件に収斂しつつあります。実際の効果を測定しながら、細かな点の修正はあるかも知れませんが、ほぼ、ここ数年での試行錯誤を経て到達した、1つのテクニカル分析手法となります。

何かのご参考にして頂ければ幸いです。

以上です。

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