株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(2.1.07)

2007-01-31 21:37:48 | 明日のモニタリング銘柄
今日の新興市場の後場の最安値からの切り返しにはびっくりしました。午後1時からきっかりとマザーズ指数もヘラクレス指数も上げにかかっております。今日も駄目かと思っていただけに意外でしたね。もちろん浮上していない銘柄も沢山あります。しかし、前場のもたつきから、後場は監視を外してしまった6727ワコムなども、2時半頃から急伸でした。336Kの今日の底からは25Kもの上昇です。

新興市場の指数は一旦切りかえしました。マザーズ指数のOSCが+6%も戻して50%へ、ヘラクレスは+6%の56%です。両指数ともマイナスですが意外と底力があります。しかし今日の勢いがそのまま明日の上昇に繋がらないのが今の相場かと思います。銘柄毎に差がありすぎます。

そこで、今日の「明日の注目銘柄」は、OSCや指数値からみて反発してもおかしくない銘柄を挙げてみます。詳細なテクニカルな説明は抜きにします。これらは、明日もし押し目があれば今日のワコムのように押されてからの反発が期待できるかも知れない銘柄群です。

1.2120ネクスト 
 OSC+7%の38%、指数値最低。VR改は45%で同値。乖離幅+1Kと良好。

2.2126GCA
 OSCが過去最低の32%、指数値は12月4日以来の低さ。乖離幅-26Kと極めて良好。VR改70%まで下落。

3.3814アルファックス・フード・システム
 OSCダイバージェンス顕著。指数値ほぼ15日の最低値に並ぶ。

4.3810サイバーステップ
 指数値最低値更新中。OSCは37%でイーブン。但しVR改は81%と下落。

5.8734アストマックス
 99Kから107Kまでの切り返しで、OSC+7%の37%、乖離幅-3K。

6.1408サムシングホールディングス
 1月11日のOSC24%を起点にしてのダイバージェンス激しい。指数値もほぼ最低レベル。出来高激減。

7.3793ドリコム
 指数値が最低。OSCは+1%の30%、但し乖離幅が+70Kもあり。もう一押しか。

8.3237イントランス
 OSCが+5%の40%へ。乖離幅-9K、指数値最低値レベル。

9.3831パイプドビッツ
 1月22日のOSC28%を起点に今日で35%ですが、終値比で-13Kのダイバージェンスを見せるも今日の高値のしこり玉がこなれないと上値が重くなりますので注意。

10.8769ARM
 OSC28%→34%で1月15日の20%からのダイバージェンス顕著。乖離幅も450円と良好。指数値は最低値更新中。

11.3825リミックスポイント
 指数値最低値をマーク。OSCは-4%の37%まで下降。まだ下落注意。

12.4565そーせい
 指数値28%→29%、指数値前日同値で最低値マーク。

13.4680ラウンドワン
 今日の13時からの新興市場の一部銘柄の急伸のサインを見逃したのはこの株のせいかも知れません。12月25日のOSC31%で終値333Kから、今日は325K終了でのOSCは36%とダイバージェンス。

しかし改めて見てみると銘柄毎の差が極端です。相場の状況などあまり関係なく大きく下げている銘柄があったり、ストップ高もあったり、地合に合わせて下げっぱなしがあったり、もう滅茶苦茶な状態です。こういう日も1年の中では全く珍しいと思います。まさに明日の相場のことは相場に聞けとしか言いようがありません。余計な解説など不要です。

但し1つだけ強調しておきます。

今日あるブログで初めて知ったのですが、例のサラ金規制の影響でパチンコ業界の売り上げが半減しているようなのです。真実かどうかは未確認です。しかしいかにもありそうな感じです。その兆候かどうかは知りませんが、偶然にも今日は6730アクセルが-46Kです。2411ゲンダイエージェンシーも後場に急落し-15Kの188Kまで落ちました。筆者の想定を越えた落ち方です。しかも191Kあたりからは大口の投げです。近く藤商事というパチンコ関連のIPOが予定されておりますが、もし「売り上げ半減」が事実なら、これは業界全体が大変なことになります。この点は一応ご留意下さい。もう一度言います。真偽のほどは筆者には定かではありません。その点はご了解下さい。

以上です。波乱含みの相場展開が明日も期待できるでしょう。
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何事も一気にはいかないもの

2007-01-31 11:17:51 | 株に出会う
今日の新興市場は逡巡相場と言えます。いわゆるジグザグ模様のチャートです。日経先物や日経平均が概ね下落の直線を辿っているのと好対照です。

それは、昨日の新興市場の下落に対して、比較的日経平均は影響を受けず、OSCはむしろ+1%の60%まで伸ばしておりました。それに対して新興市場はあまりに急反落でした(これは特にOSC面からです。)

前場終了でマザーズ指数は微マイナスですが、OSCはむしろ+3%の47%と戻しております。昨日18%も落としたその反動でしょう。ヘラクレス指数も+2%の52%です。しかし、一方的に上げるには、皆さんの今日の相場についての疑心暗鬼がありますし、またNYが結構上げているのに、昨日に続いて一方的に下げるのも、皆さん、心残りがあるわけです。この下げ相場では、下げた時がむしろ買い場ではないのかと。

そのような心理状態が、新興市場のジグザグ展開に現れているようです。

ノーポジでずっといるのも暇なので、前場は5384フジミインコーポレーティッドを3350円で買い、OSCがわずかにプラ転していた4565そーせいの「瞬発力」に期待し、199Kで買いました。そーせいはまだしこりが残っているかも知れませんが、194K割れで撤退と決めておりますので問題ありません。フジミもOSCが落ちれば撤退です。今の相場状況で安楽に勝てるなどと思っておりません。今日の単なるバネ反転を経ての再下落の機会をじっくりと待たなければなりません。各銘柄を見ていても、まだ中途半端な調整です。中には前回安値並に落ちている(ダイバージェンス)のもありますが、まだ少しです。高値からの調整過程におしなべてあります。

今日の後場の雲行きも慎重に見定めたいと思いますが、相場博士のお見立てに従い、ここ数日は日経の節目の17200円と16800円という下値を割り込んでの下降トレンドに突入するかどうかを見ていて下さい。そうなると新興市場も連れ安しての二番底を付けるのではないでしょうか。そして更にその後に3番底を付けたところからの反転でしょうか。VR改という指標でみても、マザーズ指数はまだ104%です。前回1月16日の反発が43%からでした。もう少し日柄調整がかかるのではないでしょうか。
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明日の注目銘柄(1.31.07)

2007-01-30 21:58:00 | 明日のモニタリング銘柄
新興市場は後場に一段と調整しました。ついにマザーズ指数、ヘラクレス指数ともに、10日移動平均をあっさりと割ってしまいました。一方日経225平均の方は、外人買いに支えられてか、淡々とOSCも上げております。今日で+1%の60%です。新興市場に外人買いが入ればそれは夢の様な話ですが、今のところそうした奇特な一風変わった投資顧問会社は日本以外には見あたらないようです。

ところで、外人と言えばオイルダラーが連想されますが、今日始めた知ったのですが、皆さん、サウジアラビアの株価指数がこの1年でどうなっているかご存じでしょうか? サウジといえば原油の黒字が世界最大の国です。日経の1月23日付によると、何と2万ポイントから7000ポイントまでの下落です。しかもGSP成長率は5%を越えております。理由を調べてみると、実は、一昨年の日本の新興市場の動きに似た動きをしたためのようです。一昨年末にかけては、サウジアラビアの優良企業のPERが40倍(日経は今22倍程度。それでも欧米市場より高い)を越え、さらに優良企業以外の株も投機的な値上がりをし、PERが100倍にも達していた銘柄があったことで、2006年初頭には株価指数が最高値を付けておりました。サウジの場合は株式投機を懸念した当局が個人向けの信用規制などを実施したため、短期間に大量の売りが出て、昨年のこのような下落に至ったようです。

日本の新興市場もマザーズ指数で見ると、昨年1月16日(ライブアショック前)の2800ポイントから、昨年11月22日の1006ポイントまでの下落で、約64%の下落です。サウジアラビアのバブルでの調整(65%下落)とほとんど一致しております。ちなみに、サウジアラビアの株価インデックスであるTASIは、今年になってもまだ下落しており、今日は6799ポイントです。

またまた余談となりましたが、日本の新興市場も昨年冒頭までは、まさにサウジと同じようなバブルだったと言えるのではないでしょうか。バブルははじけて必ず調整をするのが世の常です。そういう目で見ると、今日下げた3823アクロディアのPERが94倍、2127日本M&Aセンターが90倍、2126GCAは118倍、好業績で大きく上げた7826フルヤ金属が53倍。2121ミクシーはまだ170倍といった水準です。一時期は新興市場に集う皆さんはPERなど馬鹿にしておりましたが、昨年の64%下落とサウジのような事例を一体どうやって説明するつもりでしょうか?

新興市場も一斉に昨年の反動安から上がるのではなく、皆さんバブル崩壊の貴重な体験をしている筈ですので、成長性神話が剥がれた銘柄からドシドシと価格調整が進んでいることからも明らかなように、やはりPERのような共通指標に収斂して行かざるを得ないと思っております。その点での割安の新興株だけが、もし市場が反転するとすれば今年の反転銘柄になるのではないでしょうか。比較的堅調な新興市場の不動産株がその良い例です。

さて、前置きが長くなりました。明日の注目銘柄などもしかすると今日の下落基調からいうと新興市場においてはほとんど見あたらない可能性が大ですので、つい前置きがしつこくなってしまいました。読み流して下さい。そこで明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.2461ファンコミュニケーションズ
 いわゆる底抜けしました。直近安値の276Kを下回り、かつOSCも直近最低値の39%を下回っての32%です。昨年11月にOSCで26%というのを付けておりますので、このあたりの水準までは、今の相場環境だと行くのではないでしょうか?そこからはやはり反転はするでしょう。PER47倍でまずまずですが、成長性がアフィリエイトという業種ではどうか?今日の2489アドウェイズの業績が参考になりそうです。 ところで、筆者のブログにクリックに連動して報酬が貰える仕組みが昨年終わり頃にGooが作りました。2ヶ月ほどして金額を調べましたらたったの140円ばかりでした。振込手数料にも達しておりませんので、支払い可能金額はゼロのままです。バカバカしくなってもう広告を非表示にしてしまいました。そうしたことからこの業界の成長性も見る必要がありそうです。

2.7749メディキット
 非常に出来高も少なく地味の極致を行くような株です。こういう日こそ取り上げねばなりません。今日は370円上げてOSCも+2%の63%です。PERは13倍弱の100億円を越えるキャッシュリッチの会社です。株価は週足では抜けて来ました。もう少し見直しされ出来高が増えて上げていっても良いのではないかと思います。

3.3814アルファックス・フード・システム
 後少しで177Kの安値に迫ります。OSCは37%で、18日の30%で終値194Kからのダイバージェンスが進行中。この株はPER24倍弱で外食産業向けのASPサービスを手がける業態にしては妥当な範囲だと思います。明日以降の177K割れからの反発でOSCが30%割れを起こさないタイミングで仕込んで置くと、そのうちある程度は戻すでしょう。問題は出来高が少なく人気が薄いことです。VRはまだ299%と高いので、呉々も100%を切るまではまだ手出ししないことです。

4.3036アルコニックス
 業績は悪くない筈なのですがこのところジリ安です。OSCも39%にまで落ち、1月15日の33%(終値4890円)に迫りました。OSCで30%の前半からはこの株反発する筈です。PER11倍弱の真面目株ですが、商品市況が悪化し続けている訳ではなく一時の底を既に脱出しております。2月15日の決算までにはそれなりの期待買いがあるかと思いますが、今はそのための底値探りの段階かと思われます。落ちきるのを見定めての買い。

5.3030ハブ
 落ちきるのを見定めると言えばこの株もそうです。今日は267Kの高値から223Kまで44Kもの下落です。223Kの株です。どこにこの英国風パブを運営する100人程度の社員の会社にそのようなエネルギーがあるのか?ハブという名前以外には筆者は想像出来ません。あのハブです。奄美大島などに多いと言われる動物です。筆者も家人ももしハブが天井から落ちてくれば、失神して死に至るでしょう。それくらいあの手の動物が嫌いです。しかしあの動物がいないとカエルが大量繁殖して生態系を乱します。株式市場にもそれなりの役割を担っているのがこの株かも知れません。後20K程も数日で下げればきっと鎌首をもたげるはずです。ああ~、何と怖いことか。気絶しそうです。

6.9437エヌ・ティ・ティ・ドコモ
 KDDIの値動きのダイナミックさに比べて、面白味に欠ける値動きです。このところOSCは40%と41%を行ったり来たりです。但しRSIが27%→31%と上げていることと、VR改も46%とこの株にしては低い値です。183Kという今日の安値がキープできるようなら少しは上げても良さそうです。新興市場からの避難場所としては最適かも知れませんが、筆者は株に関しては気が短いので敬遠します。なお、指数値面では後6K程の下落が欲しいところです。

7.8766ミレアホールディングス
 もう1つ、TOPIXコア銘柄からこの株に注目。OSCは31%と下げましたが、何とか+10円で終了しております。そしてVR改も65%まで上げております。

8.6727ワコム
 今日は343Kまで後場に売られましたが、さすがに戻しは早かったようです。しかしOSCは45%と、この株の最近のそれからすると、昨年10月13日の35%以来の低さです。この株、昨年12月からは一皮むけておりますので、あまり参考にはならないでしょう。VR改はまだ62%ですが、最近の過熱からの調整としてはちょうど良いのではないでしょうか。ちなみに指数値は1月5日の安値水準をわずかですが今日下回っております。

9.4817ジュピターテレコム
 やっと買い時が近づいてきました。まだ1月17日の99KでOSC32%からすると、今日の終値96700円は安く感じるかも知れませんが、OSCはまだ46%ですので、もっと下げ調整を食らう筈です。逆に言うとそれほど上昇基調がこのところ凄かったということになります。指数値はいち早く買いサインを出しております。どこまでの調整で打ち止まりを見せるかですが、1つVR改がちょうど70%です。これが一旦40%割れまで行ってからのプラ転のタイミングがその時かと思います。

10.3028アルペン
 今日はようやくダイバイージェンス現象で反発しましたが、明日3000円を死守できるようだと久方ぶりの反発に転じるかも知れません。OSCは32%→37%と順調に伸ばしております。

11.5384フジミインコーポレーティッド
 今日の後場の押し目にも泰然としておりました。それは、指数値が1月25日に底を打っていたからです。本来なら今日は100円位上げる予定がたったの+10円で終了です。OSCは+1%の32%です。ここは明日こそ目が離せないでしょう。今日はホルダーの皆さん、他の株の処理に大わらわだったため放置されておりました。半導体市況が良くないのが唯一気がかりではあります。

12.2411ゲンダイエージェンシー
 この株200K割れをついに起こしました。不可避と書いたのが先日でした。しかしその間にも筆者はつい手出しをしてしまいました。今日は手出ししませんでした。よく見るとまだ踏ん張っているようです。OSCは36%です。25日の35%を下回るようだとこれは190Kあたりまで落とされるかも知れません。そうなると悪評高いUBS証券が1月19日に目標価格を270Kに引き下げた、その金額からあまりに乖離が大きくなりUBSの面子も丸つぶれです。下方修正したと言っても27億から23億です。15%程度です。1月18日にどういう訳か31Kも下げておりますが、1月19日のその下方修正の発表日終値の230Kあたりを基準にすると190K~195Kあたりが下げ目途ではないでしょうか。

以上です。明日はいずれにしても下げに注意。その中から、上記のような銘柄の下げ止まりを明日以降見極めておくと良いかと思っての注目銘柄です。そのあたりはうまくご勘案下さい。

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新興市場は急調整入りか?

2007-01-30 11:26:50 | 株に出会う
昨日の八方破れの予測の注目銘柄群。プラスで終始しているのが、メビックス、そーせい、フジミのみ。ゼロが東建コーポ、森精機です。下落注意銘柄はバイブドビッツ、アストマックスが予定通りの調整です。その他、底打ち気配としたモジュレ、竹内製作所、SUMCO、ラウンドワン、プレステージが外れております。

何のことはありません。当たらずも八卦、当たるも八卦といった易の世界と同じことになっております。それだけ市場も五月雨模様かと思います。

6264マルマエが上げていたので、転換線を見ていたら、前場終わりにあっという間の上昇です。どこかの弱小投資顧問会社が成り買いをしたのかも知れません。かというとバリューコマースやアクロディアあたりが大きく下げております。

昨日あたりまでも銘柄毎の濃淡が激しかったのですが、新興市場は、いよいよ全体としては調整の度合いを深めてきているようです。

マザーズ指数のOSCが62%→49%と急落。ヘラクレス指数のそれも60%→54%へと落としております。1つの原因は今日から12月18日のデータがOSCの計算に取り込まれておりますが、その日は年末での高値を付けた日でした。そう思って詳細データを見ましたら、昨日からのOSC計算上の計算値で一番下落が激しかったのが7日平均値です。ということは最近のマザーズ指数のOSCの最高値をマークした1月19日の77%という値が7日平均値から外れたということが、この急落の原因のようです。OSCを実際に操作している方々以外には関係のない話で恐縮ですが、地合というのは7日、14日、28日という節目で変わり、それの加重平均がより良くトレンドを表すというのが、ラリー・ウィリアムズの理論であり考えでしたので、それはそれであえてコロコロと変更するまでもありません。測定のための方程式の軸をぶらすと余計なファクターが追加され益々、市場の気まぐれに振り回されるのが落ちです。

そんな状況ですので、今日の前場も取引なし。狙っている株が上がるどころか下げ調整に入っているようでは手出し無用と相成っております。こういう中途半端な時期というのは、参加者も少なくなっております。あまり無理をせずに時期を待つというところでしょうか。

日経平均の方は、OSCを+3%の62%と伸ばしております。昨日の注目銘柄のソフトバンクの連日の急伸が大きく寄与しているのでしょう。しかしこれもこのところのOSCの上限は12月1日と12月28日の68%です。後少しですね。任天堂はいち早くOSCを73%まで伸ばして高値更新中です。そろそろ危険地帯に入ってきているのではないでしょうか。回転日数も5.9日です。
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明日の注目銘柄(1.30.07)

2007-01-29 21:14:49 | 株に出会う
いやはや、今日の後場の2時半過ぎからはどの市場も馬鹿力を発揮しましたね。予想しておりませんでした。途中、2時半頃での先物主導の下落では今日は駄目かと思ったものですが、まさかの切り返しです。結果、マザーズ指数のOSCは62%と前日比イーブンに戻し、ヘラクレス指数のそれは善戦及ばず-2%の60%です。それでも両方とも高水準です。よくもこの上空で酸欠にならずに浮遊しているものです。

とてもついて行けませんでした。疲労感がドット漂っております。今日前場に苦杯を喫した2411ゲンダイエージェンシーで仇を果たそうと無理をして、206K買いの207K売りという最低線の「勝利」しか上げられませんでした。これが疲労の元凶です。動きのない株に付き合うと、精神的に疲れるというお手本のような日でした。持株はありません。今の相場は1月10日、11日辺りを底にして切りかえしたとしても、OSCで見ると明らかな高値圏です。その日勝負しかできない状況です。

さて、気を取り直して明日の注目銘柄を探ってみます。

テクニカル用語の簡単解説

1.3780メビックス
 今日、出来高を伴い面白い動きをしております。昨年12月27日がOSCの底で39%ですが、1月16日に76%まで付けた後、今日は大きく下落し48%です。明日420K割れから再度、今日のような上昇が見られるかも知れません。久しぶりにこのカクテル用の「マジコール」なる商品で有名なこの治験管理システム会社に注目。

2.8734アストマックス
 今日は尻すぼみに終わり、引け方も良くありません。しかし、そのせいかどうか、OSCは34%まで落ちました。このところの快調な上げの反動かも知れません。今日もしこりが残ったことでしょう。あくまで逆張りです。明日100Kにどこまで近づくか?

3.3043モジュレ
 やっと切りかえしつつあります。OSCは引けにちょっと調整しての47%は前日同値。直近高値の167Kを明日抜きにかかるかどうか注目。

4.3831バイブドビッツ(29日のOSCは34%でした。訂正します。)
 情報資産管理システムをASPで提供しているユニークな会社。名前もユニーク。ところが値動きがいけません。今日も下げてまだ売りが出そうですが、OSCは34%まで落ちております。1月22日の28%を底にして、明日辺りに切り返すのか、それとも更に落ち込んで行くのか注目。公募価格21万円はいかにも安かった。当然617Kという上場来安値を意識しておく必要があります。この株、社名で検索してもHPが見あたりません。大丈夫かな?

5.4565そーせい
 今日に引き続き注目。まだOSCは+1%の37%で指数値も切りかえしたばかりです。今日は出来高も少なめでおとなしかったようですが、明日辺りもう一波乱あるかも知れません。

6.6141森精機
 OSCが+2%の38%と理想的な終わり方をしております。業績には不安のない右肩上がり銘柄。

7.1766東建コーポレーション
 なかなか浮上できませんが、何とか今日はOSCを43%を前日比イーブンで終わらせております。そろそろ浮上か。まだ10%程はOSCの下落余地はありますので、そこは十分に注意しながらウォッチ継続。

8.6432竹内製作所
 今日やっと反発しました。利確売りに晒されておりましたが、OSCは18日の77%から今日で前日比+1%の52%です。180円も戻しましたが明日もまだ押し目があれば上がる余地ありと見ております。

9.3436SUMCO
 半導体業界が良くないとのことで調整しております。しかしそろそろ下げ止まりの気配です。乖離幅条件が良くOSCも前日と同じ45%です。

10.4680ラウンドワン
 指数値面で切りかえしました。OSCは-3%の44%とダイバージェンスしております。330Kあたりに抵抗線があるような値動きです。行く時は一気ですので明日は注意。

11.6041ボッシュ
 やっと2日連続上げました。OSCは50%まで届いておりますが、明日こそ出来高を伴って上げていくのか、もう一度だけロバートを注目。今日611Kで指しておりましたが出来ませんでした。

12.5384フジミインコーポレーティッド
 これも半導体市況の影響で膠着状態です。指数値とVRが切り返しておりますので、SUMCO同様に注目。

13.4290プレステージ・インターナショナル
 最後によく分からない不可思議な株をご紹介。指数値が結構落ちましたので、意外な反発が明日辺りあるかも知れません。

全体に変なテクニカルポジションですので、半分やけくそになっての注目銘柄選びと相成ったようです。こういう八方破れ的な予想が意外性を発揮するとすると、明日以降は少し考えなければ。

しかし勝っている人以外は、今更ながらに難しく疲れる相場ですね。
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