株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(10.2.06)

2006-09-30 23:38:24 | 明日のモニタリング銘柄
NYもさすがに息切れしたようです。それに呼応しての新興市場と日経の調整がはじまるかどうか、ここで反落しないで大幅+引けで終わるようなら、これは新興市場も3番底は夢物語になるでしょう。しかし、そう願うのは少々儚い夢かも知れません。

そこで、大きく上げた後の反落だけに、その波に逆らって上がる銘柄を見つけるのは少々難渋しそうですが、それでも何らかのテクニカル指標を手がかりに、明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


【OSCが反転後の一押しのダイバージェンス銘柄】

 OSCが反転に転じてから初めて前日比マイナスとなるも、終値は前日比+で終了している銘柄を言います。場次第ではそのまま反落のリスクはあります。

・8947ノエル OSC55%→53%へ。売り目安233Kあたり。
・3349コスモス薬品 この株一貫して上げてます。OSC55%→52%へ。
・8991ライフステージ 51%→51%で+4K終了。根強い人気あり。
・1408サムシングホールディングス 41%→40%へ。
・2483翻訳センター OSC52%→50%で+4K。地道に切り返し中。
・3732イーウェーヴ 出来高急増でOSC47%→45%。要注意。業績は良い。
・9438エムティーアイ 上方修正でOSC59%→54%、+17K。
・1766東建コーポレーション 73%→67%へとダイバージェンス。強気なるか。
・6432竹内製作所 47%→45%、このところ膠着。上値ブレークなるか。
・4849エンジャパン 49%→47%で+3K。
・5855アサヒプリテック 44%→39%で+15円。金も持ち直しました。


【押されすぎの銘柄から】

・6159ミクロン精密 
 OSCは前日同値の30%ですがまだ続落中。出来高も増えているようです。投げ終わりの兆候かも知れません。ミクロンで検索して筆者のブログにたどり着く人もひときわ多くなりました。こういう時は底打ちかも知れません。何の根拠もありませんが。

・8993アトリウム △
 8月29日に上方修正してからの調整で3280円まで約800円落としました。OSCは48%と12%も急落。9月19日に36%をマークしております。その時の終値が3200円です。明日以降3000円に近づけば買いタイミングかと思われます。

・6730アクセル △
 383Kという過去の安値水準についに到達しました。OSCも27%と急落。RSIは8%です。何かあったのでしょうか?ニュースらしいものはなし。370Kを切ればこれは買いか。

【まだOSCが30%台の出遅れから】

・3783ナノメディア 38%で前日同値、RSIは27%でコンバージェンス。
・6659メディアグローバルリンクス 39%で前日同値。RSIは+4%の25%。
・3796いい生活 OSC33%→38% 出来高注意。
・6677エスケーエレクトロニクス 35%→38%で+2K。
・4680ラウンドワン OSCが40%→33%でゼロ終了の珍しいパターン。
・4205日本ゼオン OSCは31%→33%で+12円。まだまだ。

【その他】

・3043モジュレ ▲
 OSCも前日同値の40%で+8K終了は立派。出来高も多い。押し目は狙っても良いかも。6日連続出来高が4桁。モジュレ人気再騰か?

・3037スタイライフ △
 実はこの株9月13日以来上げ基調を継続中です。OSCも前日同値の45%です。253Kという25日線を抵抗線に粘るかと思います。公募30万円回復へと進んでいるかに見えます。

・3030ハブ 
 この株、本物のハブのような「執拗さ」を備えております。OSCも+2%の49%まで伸ばしましたが、思わぬハブパワーが明日炸裂するかどうか?

・2478MKキャピタルマネージメント ▲
 2日連続20Kオーバーの上げです。出来高も倍々で来ております。明日は、4桁の出来高に乗せるようなら、これは一皮むけたのかも知れません。寄り付きからの動きに注目。

・3798ウルシステムズ △
 1Q赤字のせいか低迷中ですが、8月21日のロックアップ解除後の8月25日に大商いがあったように、急に出来高が増えて人気化する変な株です。あれは仕掛けられたのか?OSCが+5%の54%とコンバージェンスしておりますので、明日あたりから2-3日はマークしておいた方が良いかも知れません。先日、日経の夕刊に社長が出ていましたね。効果はゼロでした。

・4764デジタルデザイン ▲
 焦げ付き債権に関しての交渉始まるとの、日経の見出しをご覧になりましたか?これでひょっとすると数億円の上方修正があるかも知れません。あまり値が動いていないようだと先回りして少し仕込んでおくのも手かと思います。この焦げ付きでここまで下げた株です本業は問題ない筈。高速圧縮転送技術といえば、これからの動画関連の基幹?技術かも知れません。

・4518富山化学
 まだOSCは+3%の43%です。鳥インフルエンザ関連銘柄ということでの見直し買いはまだ途上かと。何しろ鳥インフルエンザはこれからが本番です。

・6988日東電工 ▲
 ついに引けに+10円と切り返し、OSCも+1%の47%となっておりました。売り方もこのあたりで良いだろうと手を緩めたのでしょう。何しろこの株の逆襲力は半端ではありません。何も技術が分からないアナリストのご託宣に踊らされてはいけません。液晶フィルムの過剰在庫がどうのこうのと言われておりますが、その液晶フィルムの製造コストを半減する技術がいずれ花開くのを皆さんお忘れになってはいけません。

・4841ダブルクリック △
 OSCは+4%の41%と緩慢ながら堅実に上げております。しかし、出来高が細っております。こういうときは仕込み時かも知れません。

・6920レーザーテック ▲
 そろそろ逆襲か。OSCは48%→49%で+40円の最高値終了と上向き。まだPERが17倍です。さすがに株式市場の7不思議の1つだった、7717Vテクとの差は縮まってきました。Vテクはまだそれでも21.57倍もあります。この株が上げ足りないのかも知れません。

以上です。
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明確な反落はならず

2006-09-29 15:23:16 | 株に出会う
いや~。この膠着相場は一体何なのでしょうか。6月の急反発からの下落のように、メリハリを付けての上下運動であれば、いっそのこと与し易しなのですが、疲れる相場です。買いに入れるような好転があっても、来週につながるかどうか全く不明なので結局見送りです。

マザーズ指数は前場と同じOSCが46%のまま。ヘラクレス指数は、たったの+1%の55%です。ヘラクレス指数は9月8日に65%というのがありますが、それ以来の高い値です。そんなに切り返してもいないのに、もう頂上が見えているということです。それも後ずさりしながらです。これがオシュレーターのなせる技です。OSCを上げながら終値を下げている状態、つまり空回りです。そのうちど~んと大きな空回りして、ドスンと落ちるかも知れません。

といった目でヘラクレス指数を眺めてみると6月19日のOSC68%(前日比+5%)と上げて、指数値は3.59ポイント下げている日にチョイと似ているようです。
この後、6日目に51%まで落としました。指数値は最高で120ポイントほどの下落でした。そして6月28日を底にしてそこからは上昇でした。

今回は、こうしたパターンかも知れません。いずれにしても難解な相場です。
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勝ち負けは紙一重

2006-09-29 11:07:39 | 株に出会う
前場は一旦高値を付けた後、昨日までの上げの反動での売りを警戒、逆にいうと朝の高値づかみに注意と、昨日のブログに書きましたが、今のところこのトレンドで進んでいるようです。

前場終了直前では、マザーズ指数、ヘラクレス指数ともにOSCは前日比同値です。しかし下降傾向ですので、昨日までの高いOSCは下落に向かう公算が大きくなってきました。それが来週以降の3番底につながるかどうかは注意深く見定めねばなりません。

その中で、2759テレウェイヴが予想どおりの面白い展開です。といっても、筆者は今回はずばり敗退しました。

朝の高値からは降りてくると踏んで、222Kでばっちりと拾ったのは良いのですが、その後225Kあたりまで行くも、またまたズルズルと222Kまで降りてきて、買い板も少なくなって来た時に何と同値降りをしてしまったのです。

しかし、反省点はこの同値降りではありません。しばらく222Kと223Kを行ったり来たりと言う状態でしたが、この222Kが下落の抵抗線として皆さん見ていた訳です。もちろんこれが切り崩されれば今日のこの株の上昇は難しかったでしょう。そのもみ合いを見て、224Kで思い切って100枚の買いを入れた方が、後から記録を覗くとおりました。その後225Kでも大量買いです。同じ方かも知れません。問題は、こうした動きを注意深く見ておいて、すかさず224Kでも225Kでもよいので買いに何故入れなかったかということです。222Kで同値撤退してこの株については、嫌気が指している自分の気持ちに負けたのです。あるいは、そうした抵抗線を試している事に対する感度が鈍かったのです。これが、いつまでも前もって良い銘柄を見つけても、その日にうまく勝てない理由です。

勝ち負けは本当に紙一重ですが、そうした抵抗線を強く意識して場を見ているかどうかで決まると思います。

場全体が悪化してくるなかで1408サムシングHDの257Kで一旦利確し、持株はゼロです。3番底まで行くかどうかの見極めが出来ないと、明らかな逆行する個別銘柄以外は買えない状態です。後場はここ2-3日によいところで買った方々の利確売りが出やすいことを念頭に入れておかねばなりません。
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明日の注目銘柄(9.29.06)

2006-09-28 20:27:31 | 明日のモニタリング銘柄
新興市場は2日連続で切り返し、上昇が鮮明になってきたようですが、今回の上げは、7月27日からの上げパターンより、6月2日、5日の上げパターンに近いのではないかと思います。それはOSCの上げ方がこの2日間で急激すぎたその反動が想定されるためです。

マザーズ指数でいうと、7月の時は2日で34ポイントほどの上昇でしたが、6月の時は今回と同じ程度の75ポイントを2日で稼ぎ出しておりました。6月はその後いわゆる3番底が控えておりました。

今回も、NYが高値を更新したこともあり、一旦調整に向かう確率も高いため、それに準じての3番底に向かうことも想定しておいた方が良いかも知れません。

明日の前場の勢いがないと、後場からは要注意です。それに、日経平均にしても、昨日も書いたとおり5月の連休明けまでの高騰局面で買った方々の信用の整理が来月にかけて進む筈です。従って、10月に第2週のSQ値算定の日を乗り越えるまではあまり強気には慣れない要素もあるかと思います。

今日の高騰局面で乗り遅れたからといって、明日の高値掴みをすることがないよう、3番底が控えているかも知れないことを念頭においての明日の注目銘柄です。

最近チョイとパソコンに向かう時間が多くなりすぎて黄色信号が出ているようです。そこでしばらくは、明日の注目銘柄もごく簡単に銘柄を列記するに留めます。

【OSC30%台以下の注目銘柄】

・3756豆蔵 +3%の39%
・3036アルコニックス 38%で前日同値。今日引け際に買い損ねた株。
・6659メディアグローバルリンクス +11%でもまだ39%
・3796いい生活 +4%の33%、OSCダイバージェンスでの妙味あり。
・4565そーせい 34%で前日同値。最近の最高値は38%であることに注意。
・4563アンジェスMG +5%の39%、この株は47%を20日にマーク。
・4841ダブルクリック +5%の37%、乖離幅も良好。
・6677エスケーエレクトロニクス +4%の36%、液晶は虐められております。


【まだOSCダイバージェンス妙味での注目銘柄】

・9378ワールド・ロジ
・4809パラカ
・3783ナノメディア OSCも+4%の38%
・5456朝日工業
・8789フィンテックグローバル
・2491バリューコマース
・3810サイバーステップ OSCも+5%の32%
・1408サムシングホールディングス 
・3043モジュレ OSCも40%に乗せたばかり。指数値妙味もあり。押し目狙い
・9423フリード
・2479ジェイテック
・4757インテリジェンス OSCも+5%の39%だが、この株にしては高い。明日は買いは要注意。売り攻勢があるかも知れません。
・2410キャリアデザインセンター これも引け際に買い損ね。
・4518富山化学 今日OSCが+2%の40%で終わったことが大きい。仕手化か?
・6787メイコー 膠着中でOSCも39%と-5%と下げてはいるが、要注意。
・6730アクセル テクニカルには一番評価できる。何故上がらない?
・9130共栄タンカー 340円をなかなか突破出来ず難渋中。原油高が後押ししないか。
・4205日本ゼオン OSCも31%で前日同値。小さく膠着状態か。

※2759テレウェイヴ

 この株、このところ理由もなく売られております。貸借銘柄ですから売りで利益を出す方も多いのでしょう。今日で9月20日のOSCの32%、終値284Kに対して、OSC40%で前日同値と踏ん張り、終値は218Kとダイバージェンスが大きくなっております。乖離幅も-10K。RSIはまだ-1%の13%です。このテクニカルパターンは昨日のインテリジェンスによく似ております。売りの理由次第ですが、特段のことがない限り明日はひょっとすると独歩高での反発があるかも知れません。特に注目です。


以上です。それにしても愚痴になりますが、今朝の寄り付きで新興の大型株は軒並み買いでした。これほど買い安心感があったタイミングはありませんでした。そこにGMOインターネット証券のシステム障害とは何たること。そのせいか、心理的には3番底をつい期待してみたくなります。
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後場も続伸

2006-09-28 15:23:28 | 株に出会う
後場も新興市場は押し目らしい押し目もなく続伸。これはチョイと上げすぎかも知れません。

 マザーズ指数:OSC+12%の46%
 ヘラクレス指数:OSC+13%の54%
 日経ジャスダック平均:OSC+7%の35%

それぞれ9月19日や17日の安値を抜きました。個別銘柄もそのあたりまで戻しているものが多くなっております。

要は、今日の寄りつきがご祝儀相場のようなものだったのですが、一旦揺り戻しがあるにしても明日の前場まではこのままなら上がるかと思います。

その寄りつきから午後2時ごろまで、GMOインターネット証券のシステム障害で、一切の売買が出来ず。この大事な時期にです。こういう場合の証券会社の対応は一体どうなるのか、今後のアナウンスを見守りたいと思います。

引けに4つほど上げ方が少ない銘柄を買い指しはしておりましたが、1つも出来ずでした。明日の押し目からの場の様子次第で買いに入る予定。今日の相場を見て、上げすぎたと見る方が多いのか、やっと底入れしたと思う方が多いのか、明日その結果がでるかと思います。
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