株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

スーパーオーディオCDの副作用

2007-09-30 23:45:33 | 折々の随想
今年の夏、20年は使っていたであろう、今はなき三菱ダイアトーンのDS-505を、デンマークのダリのMentor6というスピーカーに買い換えたついでに、調子の悪かったケンウッドのCDプレーヤーを、スーパーオーディオ(SACD)対応のDENONのDCD-SA11に新しくしました。

これまでは、ステレオ装置よりも音楽そのものを楽しむ意味からもCDの収集に注力してきましたが、先週届いたスーパーオーディオのバッハの曲を聴いて、これは明らかに音楽そのものを別次元にまで引き上げるほどの音域の広がりがあると感じました。今までのCDは人間の耳が感知出来る周波数領域以外はカットしてあると言います。聞こえない周波数領域までデジタル信号で取り込むのは無駄であるという合理性からのことです。

しかし、手間がかかるので今ではほとんど聴かなくなりましたが、昔のLPレコードのそのアナログ音の豊かさに比べて、特にCDが出始めた時はどこか物足りなさを感じたものでした。それでも24ビット処理だのという新しい録音をもつCDが出てきたりして、それとなくCDそのものの音にも耳が馴らされていったようです。

ところが今回SACDを改めて聴いてみて、昔のLPレコードの音の味を思い出しました。もう、これからはSACD以外は買わないだろうと思うほどです。やはりいいものはいいということですね。

こうなると、音に対する欲がますます湧いて出るのも、これまた人間の性でしょうか。10年以上使っている今はなき山水のAUα907XRのプリメインまで変えたくなりました。「セパレートアンプにすれば、音を絞り込んでも全く違った音を鳴らしてくれますよ」、というオーディオショップの担当者のつぶやきがどうにも気になるのです。プリメインにするにしても、昔からの憧れのアキュフェーズの新製品のE-450あたりをどうしても視聴してみたくなりました。まあ、このあたりまでの組み合わせが音の追求においては、最もコストパーフォーマンスが良いようですので、それ以上にお金をかける趣味は筆者には元来ありません。

それにしても、異口同音にオーディオファンが心配しているのが、ウォークマン世代の若者のことです。若い頃からヘッドフォンステレオの音に耳がなじみすぎているため、もっといい音がこの世界にあるにもかかわらず、その音を感知することがもはや出来ないということです。

人間の感性は、若い頃から身につけないと年取ってからでは遅いものも、どうやらあるようなのですね。音感がそのようだと言います。

それに困ったことに、ヘッドフォンをつけてボリュームを上げて聴き続けていると、音感が失われるばかりか段々と年をとるにつれて難聴になるとも言われております。それは事実のようです。

まあ、そんなこと放っておいてくれ、余計なお世話だという若者の声が聞こえてきそうですが、せっかくこの世に生まれたのに、素晴らしい音の世界を感じることが出来ないのは、なんともまあもったいないと思う訳であります。

しかし、音の追求や音楽の追究もそれが昂じると、それ自体が目的となってしまうという副作用もあるようです。筆者の場合はその副作用にはまだ陥っていないようです。ステレオ装置といっても10年か20年に一度の軽自動車程度の投資で十分に満足している訳ですから。しかしながら、やはりヨーロッパの由緒あるバッハ演奏家の公演を日本で聴いたりすると、現実に歌っている、演奏している生身の人間の息づかいやら、真摯さが身に伝わってくるせいか、CDを聴くときとは比べものにならないほど感動してしまいます。

これが昂じるとバッハの本場まで出かけていって少々音楽をかじりたくなったりします。この12月にはバッハのクリスマスコンサートを聴きに、念願のバッハゆかりの地、ライプチッヒやアイゼナッハ、そしてワイマールなどを巡る旅に出かける予定です。これも40年近くもバッハ一筋に聴き込んできたその因果なのか、それともステレオ装置の買い換えに伴う副作用なのか、いささか微妙かも知れません。
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サブプライムローンは略奪貸し付けだったのか

2007-09-30 11:02:56 | 金融全般
あるブログ(関連記事は著作権問題が絡んで削除中につきリンクせず。その後公開。)で、サブプライムローンが、顧客から高額の手数料を巻き上げるための略奪貸し付けだったとされる記事が掲載されております。

手数料を稼ぐためにさまざまな手法が貸し手によって「開発」されており、実質調達費用が不明なため、実際の借入額や真実の金利が分からないようです。

それを防ぐためには、ローンの表面金利だけではなく、手数料も年率計算して、それを上乗せした年率調達費用とするAPR(Annual Percentage Rate)での借入金額の開示が求められる訳ですが、法律は各種手数料をAPRに含めるかどうかを明確に規定していなかったため、実質APRを誤魔化すことが放置されていたようです。

その手口は、①まず手数料が高額 ②不要な民間モーゲージ保険に加入させられる ③返済出来なくなって借り換えをすれば、再度モーゲージ手数料を取られる(住宅価格が借入残高を上回って上昇していることが、借り換えの条件) ④3年以内に借り換えすれば法外な繰り上げ弁償金がつく(5-10%)⑤ローン契約には訴訟禁止特約までついている

以上のような手口で、手数料が何と20%を越えることが珍しくないとのこと。その結果、5年で3回借り換えをしたら、Home Equity(住宅価格上昇の自己持ち分価値)は露と消え、4回目の借り換えで、家は「略奪」される。

つまり、このブログの作者も言っているように、「根っからの詐欺師が、モーゲージを商売道具に、手数料剥ぎ取り商売をしているのが、Predatory Lending(略奪貸し付け)で」あったという次第です。

もうこれは、立派な?詐欺商法と言えるでしょう。

やはり利潤の最大化を最終目的とする資本主義経済が持つ根本的な欠陥が、法規制の隙間を縫って、またもや露呈しているということでしょう。

ここには(資金力がなく弱い立場の)借り手の立場に立って考えるという視点は全くありません。むしろ彼らは詐欺師の格好の餌食だったのですね。

日本でも過去、様々な詐欺商法が跋扈しておりますが、彼らは一稼ぎすると会社を倒産させて一件落着させます。今回も同様です。(そうした倒産予備軍を利下げで救って良いはずがありません。)

手数料稼ぎといえば、外貨預金の手数料についても根っこは同じようなものではないかと思います。金利の紛らわしい表示も大問題ですが、その手数料(米ドルで1円などのスプレッド)は法外と言う他はありません。しかし、これは立派な合法的な手数料なのです。違うのはモーゲージローンのような複雑な仕組みで目眩ませをしていないというだけです。

明日から金融商品取引法が施行されますが、それに先立ち証券会社から封書が送られてきたり、ホームページで誓約させられたりと大変です。要するにリスクについて顧客にきちんと説明せよ、というのが当局の趣旨だそうですが、そうした形式的な手順を踏んだだけでは、サブプライムローンの詐欺商法のようなケースが撲滅される訳もありません。

昨日ある大学を去る方の退官記念講演に行ってきました。

そこでのキーワードは以下の2つ。

1.これからの「商品」は、すべての参加者にプラスの価値が配分されることが不可欠。

2.経済的交換だけでなく社会的交換が同時に存在すること。

すべての参加者とは、商品が提供され消費され廃棄されるまでの、全ての参加者を意味します。今回のサブプライムローンでは、モーゲージローン会社、家の購入者、証券化商品の販売者、その商品の品質管理者(格付会社)、証券化商品の購入者の全員を含みます。

それが、略奪貸し付けを生み出したということは、1の視点を(甘い言葉と審査の手抜きなどで)逆手にとっていたばかりか、2の社会的交換という視点は全く欠いていたものと言えます。社会的交換は「互酬」による交換を意味します。

この互酬性に裏付けられた社会をいかにして実現するのかがこれからの重い課題です。

グリーンスパンは、(低金利政策により)低所得者が住宅を持てたのは良いことだとしていました。もしそうなら、住宅価格の下落があろうと何があろうと、金融当局として何が何でも借り手を救うことをしなければなりませんが、中央銀行がそこまで責任を負える訳もありません。ならば、そうしたことは口にすべきではなかったと思います。現代資本主義は成熟している一方で、むしろ腐敗を強めているという認識ぐらいはあったでしょうに。
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明日のモニタリング銘柄(10.1.07)

2007-09-30 00:02:25 | 明日のモニタリング銘柄
しかし、NYダウはよく粘りますね。RSIはマイナス1%となったとはいえ、84%という高水準は、7月17日に最高値を付けた時の82%を上回り、それ以前での最高値を6月1日につけた時の81%も上回っております。

OSCは一足先に調整に入っておりますが、こちらは先週金曜日段階では59%で前日同値です。9月18日、19日の70%がピーク値です。7月19日の72%以来の高さです。そろそろ、何かのニュースをきっかけにして100ドル以上下げてもおかしくはありません。

日経平均の方もOSCを68%まで上げており、今年の2月23日の75%に次ぐ水準です。但しRSIはまだ60%に留まっております。もう少し上げ余地はありますが、来週の月曜日に限って言えば、NYダウの若干の下げと、シカゴのCMEが16765円と大証よりも安く返ってきていること、そして為替の円高があいまって、安く始まる気配が濃厚です。

ここからは一旦調整に入るでしょうが、それが短期の調整に終わるのか、それとも少し長引くのかは、相場博士のお見立てが参考になるかと思います。日経先物が16380円を9月25日の終値で上回って、今は買いサインが出ている最中です。そして、16880円までの上伸が見込まれましたが、金曜日はこのあたりでの攻防に破れて、16830円で引けております。すると、その下のラインは、16560円、そして16470円となります。そして、9月21日の終値の16280円を下回ると、これは下降トレンド入りとなります。

シカゴCMEが16765円で引けておりますので、明日は、このあたりの攻防からもし下方に押されるとすれば、16560円が最初の抵抗線に、そして上に伸びるとすれば、16880円が上値抵抗線になりそうです。可能性として大きいのは、-60円の16770円あたりで寄り付き、その後少し上げて16830円の金曜日の終値あたりまで来てから、ジリジリとだれて、最悪で16560円まで落ちて、ここが抵抗線となって踏みとどまるといったシナリオです。

そうした環境も踏まえての明日のトラッキング銘柄ですが、困ったことに買い時を迎えている銘柄が極端に少なくなっております。

テクニカル用語の簡単解説


【明日のモニタリング銘柄】

1.6871日本マイクロニクス
 9月27日までは出ていた執拗な売りが、金曜日は全くと言ってよいほど影を潜めておりました。着実にOSCを伸ばして+1%の37%です。ここは明日から3000円台回復に向けての動きになるのかどうか注目です。

2.7203トヨタ自動車
 これを取り上げた理由は、9月3日の高値6770円を金曜日の終値で抜いたためです。しかし、環境は円高傾向やらNYダウの下げであまりよくありません。そこで明日はあくまでも押し目待ちです。

3.8697大証 売り
 この株は金曜日にあの後場の不安定な相場の中でも群を抜いて上昇したようです。引けに高値を付けております。500Kでの売り指しは引っ込めておいて正解だったようです。しかしながら、OSCは65%にも達しております。この株としては6月19日~21日までにマークした66%に次ぐ高水準です。明日は、510Kの奪回はなっても、その後の525Kまでの上昇なまずないと思われます。そうなると、売り時は510Kに届かないのが分かった段階か、一旦510Kを抜けてから徐々に押されて、金曜日に高値の508Kを割り込む段階となりそうです。

4.3436SUMCO
 まだ上昇力が弱いのですが、とにもかくにも4連騰を果たしました。OSCもまだ+2%の45%で、売買指数も67%と良好です。RSIは27%のまま。4700円の回復から果たして4900円あたりまで届くのかどうか明日はみものです。

5.8035東京エレクトロン
 OSCは前日同値の39%です。他の半導体銘柄の反発度合いも観察しながらの注目銘柄です。

【継続モニタリング銘柄】

金曜日のモニタリング銘柄からは、押し目でも執拗な粘りを見せていた7236ティラドと上抜けしている2459アウンコンサルティングは引き続きモニター。

【売りモニタリング銘柄】

いずれにしても、ほとんどの銘柄が調整含みの形となっております。そうなると、何も売りは大証だけとは限りませんので、冒頭に書いた日経先物の動きを見ながら、下方へのトレンドが明確になった段階で、下記の銘柄がOSCでは60%以上でのダウントレンド銘柄ですので、売りをかけると良いかと思います。

・7974任天堂(61%)
・6368オルガノ(60%)
・4043トクヤマ(64%)
・6762TDK(61%)
・5727東邦チタニウム(60%)
・5480日本冶金工業(65%)
・5541大平洋金属(66%)
・9681東京ドーム(66%)
・1503住友石炭(61%)
・9113乾汽船(62%)

その他、OSCが70%以上の銘柄も売り候補となります。これらは、いわば上り馬ですので、呉々も後ろ足で蹴られることがないようにだけは注意して下さい。

・6301小松製作所(73%)
・8031三井物産(74%)
・8058三菱商事(72%)
・6581日立工機(70%)
・6503三菱電機(70%)
・5711三菱マテリアル(71%)
・5108ブリヂストン(74%)
・6269三井海洋開発(77%)
・7202いすゞ自動車(72%)
・6463帝国ピストン(76%)

以上です。
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逃げ切りモードに巻き込まれないよう

2007-09-28 11:21:15 | 株に出会う
今日の前場は予想通りにピークアウトが歴然とした相場でした。この寄り天で買うのはいかにもリスクが高かったと、今のところは言えそうです。

狙っていた6871日本マイクロニクスも、これまで押されていた名残から結局は、押されるところ(VWAP)までは押されております。果たして今日手をつけるのがいいのか、或いは月曜日に地合の悪化からの再度の押し目で買うのが良いのかは、これは後者でしょう。但し、後場に一度反発体勢に場がなった時なら買っても良いかと。しかし、今日は全般に皆さん逃げ切りモードの筈。そこで買っても引けまでに乗る利益は少なそうです。

逆に売りをかける銘柄を、後場に対して用意しておきたいところです。前場は8697大証に売りをかけておりますが、このような昨日ストップ高を付けた銘柄は、テクニカルにもまだ反発の余韻を残しておりますので、迂闊なエントリーは危険かと思います。

売り候補の9650テクモの第一次の売り攻勢の時に参加すべきでした。こうした、今日のトレンドがハッキリと売り方優勢の銘柄を、さらに叩くというのがセオリーのようです。買い方は萎えに萎えきっているからですね。こうした非情とも言える株式市場ですが、グッドウィルの売り方のように、買い戻したくても買えないという悲劇も表裏一体です。そこは、変な銘柄にはそもそも手を染めるべきではないということですね。

しかし、今日のトラッキング銘柄は、ミライアルを除き、7236ティラドも含め健闘している部類のようです。しかしこれらにしても寄り付きで仮に買っていても、日本マイクロニクス以外は利益が出ておりません。

後場はあまり無理をせずに、小反発程度では買いには入らないように気を付けたいと思っております。
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明日のモニタリング銘柄(9.28.07)

2007-09-27 21:04:12 | 明日のモニタリング銘柄
いくら外人の買い越しがあったとはいえ、この上げようは尋常ではありません。ボラティリティの高い相場といってしまえばそれまでですが、ならば、下げる時もダイナミックに下げないと、話のつじつまが合いません。

今日で日経平均のOSCは+3%の65%まで上昇。396円も上げた割にはOSCの上げ幅が少ないのは、多分、データ取得期間(28日)の関係でしょう。ちょうど、今日のデータから、あの8.17のデータが反映され始めているのです。あの日の下げが強烈だったので、396円も上がってもOSCの上昇はたったの3%です。

明日はその8.17のデータが外れますので、OSC値は更に上に行くかと思います。外部環境が良ければ、明日も続伸して終わるということも考えられます。ちょうど、そうした潮目を迎えているようです。

マザーズ指数とヘラクレス指数も、日経平均を急追し、ついにOSCを65%、66%に上げました。何だかんだと言っても、新興市場も主力市場に同期するという訳です。6月6日に日経平均がOSCを63%まで上げて当時のピークをマークした時、マザーズ指数も69%で同じくピークを付けております。その後、各市場とも大きく調整に入っております。その時の再来が明日あるとは言いませんが、そうした位置取りにあることは頭の隅に入れておいた方が良いかと思います。

ちなみに、NYダウをOSCのテクニカル分析だけで見ると、ひょっとすると14000ドル台を一時的にせよ、回復するのかも知れません。その後は達成感から調整するかと思います。

【明日のモニタリング銘柄】

1.2459アウンコンサルティング
 フルスピードの好調さに刺激されてか、この株も地力をどんどんと発揮してきました。今日の高値でほぼ8月末から9月の初めにかけての高値に並びました。このレベルを抜けると200K以上が視界に入ってきますが、この時期にしてはOSCがまだ+3%の39%(RSIは+1%の59%)という低水準が、果たして明日はどう出るのか注目の株です。しかし、遅咲きの株ですね。これは。

2.4238ミライアル
 これも新興市場では出遅れていた銘柄。じわじわと下値を切り上げながら戻しております。まだOSCも+2%の41%でRSIも+4%の36%です。地合が悪くとも独歩高を演じることもある株です。半導体関連の銘柄に影響を受けますので、それらに注意しながら、もう一段の上昇があるのかどうか注目。

3.6871日本マイクロニクス
 今日の出来高と2580円の厚い壁を巡る引け前の攻防は久し振りに見応えがありました。さすがにファンドもここまで売り込んで、最後は玉が切れたといった風情でした。しかし、株には好事魔多しです。明日はすんなりと上げる筈ですが、もし地合が悪いともう一度だけ押してから、少しずつ下値を切り上げるかも知れません。それにしても、長い長い道のりです。一度に200-300円上げるか、一旦今日の乱戦の疲れを癒すために大人しくなるか、いずれにしても明日が勝負どころかと。

4.7236ティラド
 9月3日の640円の高値にあと一息です。しかし、OSCは+4%の66%と高い水準にあることに注意。いつ調整に転じてもおかしくない高さですが、この株は5月、6月あたりはOSCを70%や80%にまで何日も上げていました。その頃の勢いが取り戻せれば、明日は640円の節目から続伸し660円あたりまでくれば、もう700円も視界に入ってきます。そうなる一里塚を明日は辿るのか、それとも、640円で息切れするのかに注目。何しろ08年は営業利益が2.1倍を見込む会社です。

【ピークアウト売り候補銘柄】

・9650テクモ 売り
 7月5日6月中間期が前年の2倍でした。以後、8月17日には一旦1031円まで戻した後はほぼ一直線での上昇です。今日でOSCも81%に、RSIも89%にまで達しております。明日はまだ高値を追う構えですが、その後地合がもし悪化すれば、ここは一服入れないともう体が持たないレベルかと思います。逆日歩がついていることも、ここまでの上昇を後押ししているのでしょう。相場急変時のみ注目。

・5479日本金属工業 売り
 こちらは逆日歩はつきません。OSCは4%落として60%です。8月7日の安値の570円までは行き着きましたが、ここから600円を超える勢いが削がれようとしております。5491日本金属や5563日本電工など非鉄関連も同様な値動きでした。一蓮托生で更に下落するかどうか?

以上です。
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