売買判断用のテクニカル分析シート

様々な試行錯誤の結果、来週からは以下のロジックで売買判断をして行こうかと思っております。

１．売買判断（注１）＝買いとなった日の終値を起点。

２．その終値より、当日の安値が上であることが確実の時に「買い」

３．更に慎重を期すなら、２に加えてOSCが前日比で上回った時に買い。

（注１）売買判断：

　当日の合致指数値（注２）がブランクであること。

（注２）合致指数値：

　過去２７日間の最低OSCをマークした日の指数値より当日の指数値が大きい場合にブランクとなる。（押されっぱなしからの反転を捉えるシグナル）

この手法がもっとも、底値からの立ち上がりを捉える手法としては有効であることが確認されております。どの銘柄にも共通する分析手法です。

例えば、６９２０レーザーテック。今年の５月から合致したケースを見てみましょう。

１．５月２日　終値１８２７０円。

　これを安値で上回ったのが５月１６日の１８６５５円。

２．７月１３日　終値２０７５０円。

　これを安値で上回ったのが７月１８日の２０７６５円。

３．７月２４日　終値２０３９５円。

　これを安値で上回ったのが７月２５日の２０４７０円。

４．９月１４日　終値２２３４５円。

　これを安値で上回ったのが９月２６日の２２８２０円。

以上です。

レーザーテック研究（９．２９．２０２３）

９月２９日（金）のレーザーテック研究です。

それにしても、幾らなんでも最近好調とはいえ、朝１の高値の２３７７５円にはびっくり。成買い注文だったのでしょう。それにしても、その強気はどこから来るのか？

それに出来高も凄い。２４４５万株ですと。これは、２０２２年１１月１６日の２１２７万株をも上回る記録的な数字。

ちょっと縁起の悪い話をついでにすると、この１１月１６日は－１４５円で終了し、その翌日、翌々日と計２９００円も下げております。

来週は、安値は２２７００円あたりを見ておいた方がいいかと。高値は今日の高値水準の２３８００越えから、２４０００円の奪還がなるかどうか？

以上です。

市場概況（９．２９．２０２３）

９月２９日（金）の市場概況です。

１．日経平均

　４日連続マイナス引け。MIN指数比も２日連続１．０００の最低値。但し、今日も売りサインは出ましたが、１４日MIN指数値を更に切り下げ、底値が近いことを窺わせております。各MAラインからは２．３％程度下方乖離中。

２．マザーズ指数

　２２日に７００ポイントすれすれまで押し込まれてからは、ジリジリと戻しております。その２２日の終値を今日の安値は抜いております。また、１０日MAラインも奪還。日経平均より好調とも言えます。

来週も７２６．６１ポイントを割り込まなければ、切り返しモードが加速するかも知れません。

以上です。

海外市況概況（９．２８．２０２３）

９月２８日（木）の海外市況概況です。

１．NYダウ

　やっと２桁上昇。しかし、チャート的にはいい形になってきております。ちょうど８月２４日のような形。この時は３７３ドルほど下落しましたが、翌日からは７００ドル以上の上昇。これだけ上げてMIN指数比が１．０００です。OSCは－４％の５４％。

２．Nasdaq

　OSCを３％上げて３８％とし、MIN指数比も１．０２と地道に上げてきております。１３０９２ドルが新たなベースラインとなります。２７日にはチャート的にはいい形を示しておりました。ダウ共々に各MAラインからはまだ２－４％ほど下方乖離ですので油断はできませんが。

３．ドル・円

　相変わらずのドル高ですが、１０日MAラインすれすれまで押されてきております。１４８．３６円ですが、これが割れると一気に揺り戻しがあるかも知れません。３０日壁突破は１９日連続。記録的。

４．CME日経平均先物

　７時５４分現在３２０１０円で、日経平均の終値比で－１４０円ほど。OSCは３４％と上げてきておりますが、まだ売られすぎサインが点灯したまま。９日RSIはわずかに上げて１．８％。

５．VIX指数　１７．３４（－０．８８）

６．米１０年債利回り　４．５９％（－０．０２）ピークアウトしたか？

以上です。

明日のモニタリング銘柄（９．２９．２０２３）

明日、９月２９日（金）のモニタリング銘柄です。

１．６２７３SMC　６７５９０円以上。

２．９５５２M&A総合研究所　３３７５円以上。

３．５５７８ARアドバンストテクノロジー

４．６５３２ベイカレント　４７８５円以上。

５．６０８０M&Aキャピタル　２６９４円以上。

６．５４０１日本製鐵　３６３７円以上。

７．５８５２アーレスティ　９１５円以上。

８．４５６８第一三共　４１８５円以上。

以上です。