10月30日(金)の市場概況です。 赤字部は31日朝の更新
◆日経先物:10010円(+130円)OSC47%(+2%)10月29日の45%から切り返しに転じたか?
◆日経平均:10035円(+144円)OC45%(+3%)10月29日の42%から切り返しに転じたか?
日経平均指数値倍率:100(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:894.67(+12.4)OSC50%(+3%)10月29日の47%から切り返しに転じたか?
◆マザーズ指数:438.07(+4.97)OSC45%(同値)10月28日の43%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:577.3(+4.88)OSC51%(+3%)10月29日の48%から切り返しに転じたか?
◆ドル・円:90.13円(1円29銭の円高)OSC50%(-8%)10月23日の63%から円高へと下落中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月29日現在。金利下げ止まり。
◆米10年債利回り:3.503%(+0.083)-10月29日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:9950円(大証終値比-60円)
◆シカゴ日経先物:9715円(円建て、大証終値比-295円)更新
◆NYダウ:9713ドル(-250ドル)OSC41%(-3%)10月28日の37%からダイバージェンス強まる。更新
後場は、円高がいささか進んだこともあり、1万円割れこそ回避したものの、ほとんど動きのない値動きでした。
そんな中、もみ合っている新興市場から、例の悪女株9438エム・ティ・アイを平均価格207650円で仕込み直しました。
あの結婚詐欺師の女のように、食い逃げされてはかないません。しかし、焦らされましたねこの株には。さすが老練な方々がこの株に巣くっているようです。
しかし、途中からは全く落ちる気配がなく安心してみておれました。大きく押された株が反発する時の初動の値動きでしたので。まさにこの値動きをずっと待っていた訳であり、ここで売るのは、わざわざ添い寝を嘆願してきたお嬢さんに、平手打ちを食わせるようなものです。そんな無粋な真似はこの年になってとても出来ません。
と、いつになく自信たっぷりなブログの結語になりましたが、本来この株は為替も海外市場も関係ない内需ネット株ですので、来週はたっぷりとお嬢の寝姿を、「スケベ光線」をどっかから借りてきて拝見したいと思っております。はい。。。
あっ、それから引けに仕込んだのは、テクニカル妙味があった6871日本マイクロニクスです。何しろ、野村が目標価格を2726円に引き上げてから、かれこれ半月でよく下げました。OSCは25%→28%なんて動きはめったにお目にかかれません。引けに投げた無粋な方のお陰で買値近辺まで降りてきましたが、これも来週の寝姿に期待。
-------31日朝の市場コメント-------
好事魔多しというか、市場は今頃になって再度金融恐慌の悪夢にうなされております。昨日50日移動平均線まで降りてきていたVIX指数は、なんと5.93ポイント急上昇して30.69ポイントで終了。昨年の9月のような大きな動きです。
この指数は取引出来ますので、1日で2割以上値が動いたことになります。ファンドマネージャーの目標はコンスタントに2割のリターンを挙げることですから、たった1日でVIXを売ったマネージャーは目標達成となります。
これはやはり異常事態か。
引き金はこれまで何度も噂されてきた、商業金融大手のCITグループの破綻懸念が再度持ち上がったことです。カール・アイカーン氏(Carl Icahn)がプリパッケージされた破綻計画への支援を表明はしております。
著名投資家のウィルバー・ロス氏(Wilbur Ross)は、今アメリカでは、商業用不動産の巨大なクラッシュが始まりかけていると宣言。商業不動産の販売は過去20年で最悪の状態に落ち込むとされており、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによれば、価格のインデックスは2007年10月以来、すでに41%も下げております。
オフィスの空室率はこの第3四半期では17%にも達しており過去5年で最悪の状態。ショッピングセンターの空き具合は1992年以来最悪。
更に追い打ちをかけたのが、シティグループが第3四半期に100億ドルの評価損を計上するとの、バンクアナリストのマイク・マヨ氏(Mike Mayo)の予測です。
ジョージ・ソロス氏は、ブダペストでLBOと商業用不動産市場はこれから「血を見ることになる」だろうと述べております。
かなり強い警告です。
しかし、今日の下げはどうも仕掛け臭いですね。このCIT問題や商業用不動産市場が次の金融危機の引き金を引くのではとの話は数ヶ月前からの話題です。FRBも度々懸念を表明しております。それが何故、昨日GDPで切り返した株をこうして極端に冷やすのか、これはそれを仕掛けた勢力がいるということしか考えられません。
と言う訳で、10月のシカゴ購買部景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想より良かったことなど吹っ飛んでしまい、ダウはこの1ヶ月の上げをきれいに吹っ飛ばしてしまいました。
地見師も見落とすような45セントしか、この10月は上がっておりません。強気派のジム・クレーマーも、ダウは後7%下げる。利益確保は順次行うよう言っております。
ちなみに日経は昨日上げても100円ほど10月を通じて落としております。先見の明ありか?もっと下げているのが独DAXと仏CAC40で9月3日の水準です。
しかしながら面白いのは、昨秋はゴールドがこういう金融恐慌段階でも大きく売られましたが、今日は下げてはいるものの、いつもはユーロ・ドルに連動する金が、場が終わってからはそれに逆行して、現在1044ドル近辺まで戻していることです。
これは、ドルと円にリスク資産が回避する動きに加えて、ゴールドにも回避するという新たな傾向を示しており、やはり世界通貨危機の前兆ではないでしょうか。
◆日経先物:10010円(+130円)OSC47%(+2%)10月29日の45%から切り返しに転じたか?
◆日経平均:10035円(+144円)OC45%(+3%)10月29日の42%から切り返しに転じたか?
日経平均指数値倍率:100(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:894.67(+12.4)OSC50%(+3%)10月29日の47%から切り返しに転じたか?
◆マザーズ指数:438.07(+4.97)OSC45%(同値)10月28日の43%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:577.3(+4.88)OSC51%(+3%)10月29日の48%から切り返しに転じたか?
◆ドル・円:90.13円(1円29銭の円高)OSC50%(-8%)10月23日の63%から円高へと下落中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.28063%(前日比+-0%)10月29日現在。金利下げ止まり。
◆米10年債利回り:3.503%(+0.083)-10月29日終値。
◆日経先物イーブニングセッション:9950円(大証終値比-60円)
◆シカゴ日経先物:9715円(円建て、大証終値比-295円)更新
◆NYダウ:9713ドル(-250ドル)OSC41%(-3%)10月28日の37%からダイバージェンス強まる。更新
後場は、円高がいささか進んだこともあり、1万円割れこそ回避したものの、ほとんど動きのない値動きでした。
そんな中、もみ合っている新興市場から、例の悪女株9438エム・ティ・アイを平均価格207650円で仕込み直しました。
あの結婚詐欺師の女のように、食い逃げされてはかないません。しかし、焦らされましたねこの株には。さすが老練な方々がこの株に巣くっているようです。
しかし、途中からは全く落ちる気配がなく安心してみておれました。大きく押された株が反発する時の初動の値動きでしたので。まさにこの値動きをずっと待っていた訳であり、ここで売るのは、わざわざ添い寝を嘆願してきたお嬢さんに、平手打ちを食わせるようなものです。そんな無粋な真似はこの年になってとても出来ません。
と、いつになく自信たっぷりなブログの結語になりましたが、本来この株は為替も海外市場も関係ない内需ネット株ですので、来週はたっぷりとお嬢の寝姿を、「スケベ光線」をどっかから借りてきて拝見したいと思っております。はい。。。
あっ、それから引けに仕込んだのは、テクニカル妙味があった6871日本マイクロニクスです。何しろ、野村が目標価格を2726円に引き上げてから、かれこれ半月でよく下げました。OSCは25%→28%なんて動きはめったにお目にかかれません。引けに投げた無粋な方のお陰で買値近辺まで降りてきましたが、これも来週の寝姿に期待。
-------31日朝の市場コメント-------
好事魔多しというか、市場は今頃になって再度金融恐慌の悪夢にうなされております。昨日50日移動平均線まで降りてきていたVIX指数は、なんと5.93ポイント急上昇して30.69ポイントで終了。昨年の9月のような大きな動きです。
この指数は取引出来ますので、1日で2割以上値が動いたことになります。ファンドマネージャーの目標はコンスタントに2割のリターンを挙げることですから、たった1日でVIXを売ったマネージャーは目標達成となります。
これはやはり異常事態か。
引き金はこれまで何度も噂されてきた、商業金融大手のCITグループの破綻懸念が再度持ち上がったことです。カール・アイカーン氏(Carl Icahn)がプリパッケージされた破綻計画への支援を表明はしております。
著名投資家のウィルバー・ロス氏(Wilbur Ross)は、今アメリカでは、商業用不動産の巨大なクラッシュが始まりかけていると宣言。商業不動産の販売は過去20年で最悪の状態に落ち込むとされており、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによれば、価格のインデックスは2007年10月以来、すでに41%も下げております。
オフィスの空室率はこの第3四半期では17%にも達しており過去5年で最悪の状態。ショッピングセンターの空き具合は1992年以来最悪。
更に追い打ちをかけたのが、シティグループが第3四半期に100億ドルの評価損を計上するとの、バンクアナリストのマイク・マヨ氏(Mike Mayo)の予測です。
ジョージ・ソロス氏は、ブダペストでLBOと商業用不動産市場はこれから「血を見ることになる」だろうと述べております。
かなり強い警告です。
しかし、今日の下げはどうも仕掛け臭いですね。このCIT問題や商業用不動産市場が次の金融危機の引き金を引くのではとの話は数ヶ月前からの話題です。FRBも度々懸念を表明しております。それが何故、昨日GDPで切り返した株をこうして極端に冷やすのか、これはそれを仕掛けた勢力がいるということしか考えられません。
と言う訳で、10月のシカゴ購買部景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数が予想より良かったことなど吹っ飛んでしまい、ダウはこの1ヶ月の上げをきれいに吹っ飛ばしてしまいました。
地見師も見落とすような45セントしか、この10月は上がっておりません。強気派のジム・クレーマーも、ダウは後7%下げる。利益確保は順次行うよう言っております。
ちなみに日経は昨日上げても100円ほど10月を通じて落としております。先見の明ありか?もっと下げているのが独DAXと仏CAC40で9月3日の水準です。
しかしながら面白いのは、昨秋はゴールドがこういう金融恐慌段階でも大きく売られましたが、今日は下げてはいるものの、いつもはユーロ・ドルに連動する金が、場が終わってからはそれに逆行して、現在1044ドル近辺まで戻していることです。
これは、ドルと円にリスク資産が回避する動きに加えて、ゴールドにも回避するという新たな傾向を示しており、やはり世界通貨危機の前兆ではないでしょうか。