明日のモニタリング銘柄（４．１．１０）

明日はいよいよ１０年に１度の大型ＩＰＯと言われる８７５０第一生命が上場します。筆者も大和と日興でのネット申し込み分が当選しておりますので、１弱小株主としてお祭りに参加します。大きな初値は全く期待出来ませんが、１５万円（１４万が公募価格）以上付けてくれれば御の字かと。

１００株以上仕込んだ強者もいるようです。それだけジャブジャブに一般売り出し株があったということですね。（７１０万株）その昔、ＮＴＴが上場した時は景気の良い時代で、それなりに上昇したことを覚えております。

この第一生命、筆者も現役時代にあの「厳かで堅牢な」本社ビルを仕事で何度か訪れたことがあります。一種独特の雰囲気を大金融会社は漂わせているようですね。その時の縁もあり、ブック当選後の購入申し込みを辞退する気は毛頭ありませんでした。

その上、大和証券での当選分は初値後大きく下がった、あの再生会社の６１６２ミヤノも含め負けなしですので、今回も初値割れだけは回避できるかと。

さて、その４月１日のモニタリング銘柄です。

１．４６８９ヤフー
　今回の上昇が止まったところからは、こうした内需株へと資金シフトが起きるか？

２．６３７９新興プランテック
　油田などのプラントのメインテナンスは落ち目と見られ８００円そこそこまで落とされてきましたが、やっと立ち上がり気配。８３０円を勢いよく超えられれば。

３．６８３９船井電機
　このところの値動きはＯＳＣ的には極めて安定。３９２０円あたりで拾って４０００円あたりで売るという姑息な戦法か？

４．４５６８第一三共
　これも誠にかったるい株。１７４３円あたりで仕込んで、もし大きく動いても１７７０円までか。

５．２６０７不二製油
　後場に実に執拗な売り板で強引に下げておりました。理不尽に下げすぎたかと思われます。

以上です。

ケースシラー住宅価格指数（２０１０年１月度）

昨年６月で米住宅価格が底を打ったとほぼ確信して、それ以降のケースシラー・住宅価格指数のウォッチを中止しておりましたが、昨日発表されたインデックス（季節調整前）の数字を見て少々驚きました。

市場は前年同月比の減少幅が少なくなったことを囃して好感しておりますが、筆者がずっと見てきた前月度比の指数については、全米２０カ所のうち、ロスアンジェルス、サンジェゴ、サンフランシスコの３カ所を除いて１７カ所で下落しているのです。

これは、米住宅価格が商業用不動産とともに、二番底へと向かう兆候ではないかと思います。オプションＡＲＭなどの件数到来で、再度差し押さえ物件の安値競売が増えてきているものと思われます。

にもかかわらず、今日でＦｅｄによるＭＢＳの買い取りプログラムが終了します。このことで住宅ローン金利が上昇すれば、これまで５０％ほどを占めていたファーストタイムバイヤーが減り、住宅市場が悪化に向かう恐れが強まっております。

輸血が必要な患者に輸血をストップすればどうなるか？

今後の相場の波乱要因として目が離せなくなりましたね。

明日のモニタリング銘柄（３．３１．１０）

第１四半期の最後、３月３１日のモニタリング銘柄です。

１．４５３６参天製薬
　権利落ちからの下落がと止まりませんが、ＯＳＣを７％落としての４４％は、チョイ押され過ぎか？

２．２４４０ぐるなび
　２月２６日の１７８５００円の安値に超接近。１７７０００円あたりからの反発があるかどうか？

以上です。

ほとんどの銘柄が上空で浮遊しており、決算などで嫌気された銘柄以外は、どれもこれも上値が重いものと思われます。こういう時はこれまでに上げすぎた３８５８ユビキタスなど新興の仕手系銘柄は押されるのが常ですね。今日は朝から一貫して前日よりもＯＳＣを下げておりましたので、手出しは無用でした。終値のＯＳＣも－６％の５３％とまだ高い。４０％台への下落が最低限要請されるところですね。

一方、３Ｄ関連のエイチアイは、昨日のストップ高でもまだＯＳＣは６６％（＋９％）に留まっており、ユビキタスの３月２３日の７７％ほどはＯＳＣ的には過熱しておりませんでした。

同じ３Ｄ系仕手株の４２３９ポラテクノは、フィルターという地味な商品を手がけていることもあり、ＯＳＣは５０％台で頭打ちでした。

市場概況（３．３０．１０）

３月３０日（火）の市場概況です。　赤字部は３１日朝の更新

◆日経先物：１１１２０（＋１００円）ＯＳＣ６３％（＋１％）３月２５日の４８％から二枚腰発揮中。　
◆日経平均：１１０９７円（＋１１１円）ＯＣ６９％（＋８％）３月２４日の５４％から二枚腰発揮中。
◆ＴＯＰＩＸ：９７９．５８（＋１３．５）ＯＳ７３％（＋１０％）３月２５日の５４％から二枚腰発揮中。
◆マザーズ指数：４５０．９７（＋７．４１）ＯＳＣ６７％（＋５％）３月２３日の８１％から下降中。
◆ヘラクレス指数：６２８．７３（＋７.３３）ＯＳＣ７０％（＋－０％））３月２６日の６８％から二枚腰発揮中。
◆ドル・円：９２.８円（３３銭の円安）ＯＳＣ６６％（＋１％）２月２２日の６７％以来の高さ。更新
◆米ドルＬＩＢＯＲ（３ヶ月もの）：０．２９０１３％（前日比＋０．００１３８％）３月２９日終値。２月４日より金利上昇継続中
◆米１０年債利回り：３．８６（－０.０１）－３月３０日終値。１２月２８日の３．８５％と２月２２日の３．８％から上にブレーク中。更新
◆ＮＹダウ：１０９０７ドル（＋１１ドル）ＯＳＣ５６％（＋２％）３月３０日現在。３月１８日の７５％からダイバージェンス中。更新

引け際に底堅い展開を示した４７５１サイバーエージェントを仕込み、持ち越し。

明日のモニタリング銘柄（３．３０．１０）

明日、３月３０日のモニタリング銘柄です。

１．２８０２味の素
　内需株受難の影響を受けＯＳＣは４０％に低下。（－９％）９００円割れか近づく場合は反発があるはずですが、これも上がってからの参戦は不効率。

２．８０３１三井物産
　まだ下落のイナーシャはありますが、値幅は少ないものの１５２２円割れがなければ、そこでのエントリーか？

３．２６７０ＡＢＣマート
　今日は地味な値動き。しかし、３月２５日からはじりじりとＯＳＣを切り返し中。円高へと明日転換すれば３０００円の奪還は早いか。

４．４７５１サイバーエージェント
　ＯＳＣは３８％まで下落。１月２６日の３６％以来の低さ。明日は今日の安値の１６４５００円近辺で防御できれば、そこからは反発に転じるか？（移動平均線が緩やかでも右肩上がりで推移するなら）

５．７７１７ブイ・テクノロジー
　これも４８６５００円前後で踏みとどまれば勝機があるか？

６．３７１５ドワンゴ
　すっかりとおとなしい株に成り下がっておりますが、逆に言うと変に安定しております。あまり欲張らない形で。

以上です。最後の方は、チョイと新興市場株が多くなりましたが、別に他意はありません。