株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

5月31日までブログは休止します。

2006-05-23 12:02:23 | 株に出会う
本日(23日)の後場終了後、バルト3国に出かけてきます。

現地は5度から22度と結構寒暖の差が激しいようです。
帰国は5月31日ですが、その日にそれまでの株価のデータを全部更新することはチョイと困難です。翌6月1日にかけて260銘柄以上の空白期間のデータを1件ずつマニュアルで更新してから、明日の注目銘柄などをアップロードする予定です。

今日も予想通りの下げで、厳しい相場環境が続いております。上がり始めたのを確認して買い参入するトレンドフォロー型の投資手法は、今の相場ではかなり難しくなっております。いわば相場の動きとして大多数が見ている方向とは逆の方向に行かないと勝てないようですが、かといって無手勝流で闇雲に逆張りをしても、それはそれで墓穴を掘るかもしれませんので、呉々もここからのトレードにはご注意下さい。

日経が15100円近辺まで下げることを想定して、いくつかの優良銘柄に下値で指していこうと思っております。
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明日の注目銘柄(5.23.06)

2006-05-22 16:24:19 | 明日のモニタリング銘柄
日経の15900円割れでいよいよ波乱相場入りのようです。軟弱な新興市場銘柄も即感染しバタバタと倒れる銘柄が後場に続出したようです。

筆者は後場早めに動いたので、今日は2回目のエントリーで入った2438アスカネットのみ-1Kで撤退し、6659メディアグローバルリンクスもかろうじて+4Kで逃げるなど全て利確しました。もし引けまで持っているとかなりの損失を抱えるところでした。キャッシュ100%です。

登録銘柄をざっと見ていったのですが、明日反発するような気配のある銘柄は、商い閑散とした不人気銘柄と、好決算発表で今日の後場に不本意に押されてしまった銘柄など非常に少数となっております。

今日の引けで一旦撤退が多分正解だったと思います。しかし、このところ裏をかかれることが多いので明日は押し目から、再度日経が上がりだし新興市場銘柄も息を吹き返すかも知れませんが、そのトレンドがきちんと反転するまでは手出し無用かと思います。

そんな状況ですが、とりあえず今日の値動きの中から明日の注目銘柄を挙げてみました。

1.3356テリロジー △

 この株、今日踏ん張ったのは明日に決算を控えておりそれへの期待かと思います。資本提携先のネットマークスの好調さが支えかも知れません。OSCは+2%の52%、そしてRSIは+5%の18%です。このRSIの低さも今日の地合に感染しなかった原因かと思います。

2.3377アイケイコーポレーション ▲

 この株は全く唯我独尊を地でいくような株です。バイク王で有名。出来高がたったの56株なのに25Kも上げております。OSCは+3%の46%と順当な上げです。この会社の強みを知っている「バイク愛好家+業界関係者」がいわば身内でぐるぐるとこの株の回転売買をしているかの、変な憶測をしてみたくなるというものです。ところで、この会社の強みは以前に「買い取り価格の徹底した標準化」と書きましたが、この標準化には裏の意味もあることがひょんなことで分かりました。それは、バイク王がそれ以外の地域の同業とどうも手を結んでいるようなのですね。バイクを売りたい方は、地域の買い取り店数軒には足を運ぶのが通例です。そうしたユーザーを逆手にとるため、地域の同業と裏で提携しているとのことです。つまり、同じ値段を提示するという談合のようなものです。多分違法ではないでしょう。すると、売りたい人は大きくて安心できるバイク王に戻ってくるという算段です。証拠はありませんが、同業の人から聞いた話ですので信憑性は高いと思います。株も、ひょっとして裏で色々な勢力の方々が合法的に手を結んでいる筈です。徒手空拳でデイトレをやっている人間を捻ることなどたやすいことでしょう。そうならないための努力は必須であり、彼らの弱点を見つけてそこにつけいることをしない限り、継続して勝てない相場かと思います。

3.6158和井田製作所 △

 唯我独尊株をもう1つ。OSC+3%の59%で3200円の最近の底値を蹴飛ばしてあがっております。乖離幅もまだ-50円です。

4.8941レイコフ △

 不動産銘柄も軒並み調整を食らっている中で、この株のみOSCが+3%の52%、RSIが+7%の48%と上げました。これは5月17日に既に安値の240Kを付けており、2月20日の安値水準をクリヤーしていたためと思います。つまり、すでに底打ち感があるものは、この後場の地合でも落ちなかったという典型です。明日はどうなるか一応注目です。
 
5.2479ジェイテック △

 5月17日に400K割れを演じており、さすがに後場も大きな調整はなかったようです。乖離幅も+4Kですので、しこりはあまりないかと思います。OSCが+2%の47%、RSIも+5%の35%と程よく上がっております。どうも今の世の中、人材派遣会社の調子が良いようなのです。昨日久しぶりにオセアニアから東京に出ましたら、インテリジェンスなどの駅の大きな看板や電車の外に貼ってある広告が随分と目に付きました。同じように2476テンプスタッフと2379ディップも明日注目です。

6.9756アスクプラニングセンター ▲

 この商業施設の企画設計コンサルティングなどを手がける会社、ボックス圏の動きをしているようです。今日の安値731円はしかし一体どうしたものでしょう。このためかどうか、OSCは+15%の61%に急伸し、RSIは逆に-17%の22%に急落しました。出来高は多くありません。この奇妙なテクニカル指標の示現に敬意を表して明日ご注目下さい。

7.4187大阪有機化学 △

 液晶のカラーフィルターの原料や半導体のフォトレジストの原料など特殊化学品に強い会社です。日足で横ばいが続いておりますが、今日も+2%の65%までOSCを上げました。乖離幅も-1円です。この膠着から一歩上に抜け出るかどうか注目下さい。反落の危険性もありますので注意。

8.9916バイタルネット ▲

 東北地盤の医薬品卸しの会社です。19日に来期の増収増益を発表するも、今日の地合に押されて+1円に終わっております。しかし、このところ押されていたので、OSCが+2%の31%、RSIも+3%の24%と絶好の位置取りです。明日の値動きと出来高にも注目。

9.9714SRA ▲

 最後に強気の好決算銘柄をご紹介。PERはまだ13倍のシステムインテグレーション受注会社です。業界では有名です。15日に大幅増益見通しを発表し窓を開けて上昇。OSCは+6%の60%、RSIは+8%の79%です。高値圏ではありますが、今日の地合でここまでの上昇です。勢いで明日も突っ走るかも知れません。

【その他注目銘柄】

・2465ラヴィス
・3388明治電機
・4238ミライアル
・9424日本通信
・3800BSP
・3399丸千代山岡家
・2471エスプール
・4764デジタルデザイン
・8924リサ・パートナーズ
・4814ネクストウェア
・4287ジャストプラニング
・5384フジミインコーポレーティッド
・7860エイベックス
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素直にテクニカルに反応

2006-05-22 11:26:07 | 株に出会う
今日は特に寄りで悪い材料もなく、特買いが多い景気の良いスタートでした。しかし、寄り天ということもあるので、いきなり買いに入るのは控えておりました。

まず買ったのは8888クリードです。一旦540Kまで上がりましたが、そこは我慢の子を決め込み、金曜日の高値近辺まで落ちてくるのを待って533Kで拾いましたが、そこからの上値の重いことといったらありません。OSCは前日同値の49%あたり、そしてVWAPである筆者の買い値533K前後をうろうろしながら、9時半以降の利確に押される始末です。

しかたなく、戻ったところを買い値+2Kで売りました。

今日、テクニカルに素直に反応してくれたのは、昨日の注目銘柄記事の最後にコメントしておいた、直近IPOでの出遅れ株です。

まず、2478MKキャピタルが、550Kを抜けるところを買いました。この株の上げ目安の5月15日の安値の565Kで前場に一旦利確しました。

それから、ジリジリと上げていく6659メディアグローバルリンクスを、これは追っかけはやむを得ずと判断し633Kで買いエントリーしました。

それというのも、もう1つ目を付けていて上昇切り返し時に買いそびれた2483翻訳センターが、ストップ高寸前までの買い上がりを見せていたためです。

要するに今の相場は上がれば売る、下がれば買うの相場ですので、徹底的に下がったこのような株は、他の銘柄とのバランスで買われる筈でした。

そのあたりの判断としては、今の相場では筆者が見ている乖離幅のマイナス値の拡大というテクニカル指標が一応頼りにはなるようです。

買われたら売られるという典型は、同じ直近IPOの9421ネブロジャパンや、3034クオールであり、金曜日の引け際に訳もなく上がりすぎた8936リプラスです。リプラスはOSCが+10%、RSIは+23%と、金曜日に戻しすぎておりました。

このあたりの値動きが2月20日からの連騰相場とは全く異なります。つまり、結構下げては来ているものの、もうこのあたりで反発するだろうとの思惑から、またまた信用なりで資金を投じてしまう方々の中途半端な買いが入っているせいかと思います。その意味では、本当の大底にはこのところは届いていないと考えた方が良さそうです。

筆者も、そうした判断からMKキャピタルのようにこまめに売り水準に達したら利確売りをかけることにしております。持ち越すなら、押しに押されたところでの反転サインを確認しての引け際となりますが、これとて、翌日の地合次第でまたまた重たい上値になるか、下落してしまうかのリスクがありますので、慎重に構えなければなりません。

明日一杯取引して、1週間ほど「バルト3国」に出かけてきます。前回2月20日のように、底値で指していくこともしないで、キャッシュ100%で今回は出かける予定です。
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明日の注目銘柄(5.22.06)

2006-05-21 09:52:03 | 明日のモニタリング銘柄
NYダウは上げたようです。円安に戻しつつあります。アメリカは結局、経常赤字を埋めるためにドル買いを世界の経常黒字国(中国、オイルダラーなど)に続けてもらうための金利上昇継続を、インフレ懸念の対策を名目にしながら打ち出さざるを得ないようです。しかし、これが行きすぎると、GMに代表されるように、アメリカの景気が悪化しかつ金利の上昇だけが進み、ますます経常赤字、財政赤字も拡大し、不況下のインフレというスタフグレーション状態へ益々近づくことになりはしないかと言う懸念が強まります。かといって、金利上昇を打ち止めると、膨大なアメリカの赤字を埋める資金の流入が止まってしまいます。これはいくら基軸通貨国とはいえ、借金できる相手がいないのに消費を続けるということになりますので経済学上も成り立ちません。益々追いつめられつつあるというのがアメリカの現状かも知れません。となるとダウはもっと下げるでしょう。

片や、日本もゼロ金利早期解除の延期を日銀総裁が臭わさざるを得ない程に、金利上昇のリスクがあまりに強烈なダメージを与えてしまうようです。アメリカは利上げをまだできますが、日本は利上げすらできない重症なのです。これが今後の円安予測の根拠の一つかと思います。

ジャパネット銀行が一転赤字に転落したのは、1000億円以上も投資していた国債の評価損の計上が主因でした。実は全金融機関が持つ日本国債の総額は郵貯の300兆円少々を筆頭に445兆円にもなります。物価上昇率が3%になればマーケットでの長期金利は5%に乗せますが、それにより445兆円の国債の時価評価額は406兆円に落ちることとなります。この39兆円の損失により、今度こそ逃げ場のない金融危機に陥ってしまうのです。もちろん金利上昇は、企業業績の一層の拡大にて実質的にPER水準を切り下げないことには、バランスがとれないこととなります。しかし多額の有利子負債を抱える企業にとっては、金利上昇は業績悪化の引き金になりやすく(ソフトバンクが年間400億円の利払いといいます。今の低金利でです。)、とてもPERを下げるどころかむしろ上がってしまうでしょう。そうなると株価の下落にて調整せざるを得ません。つまり、日経平均も新興市場の指数も落ちて行かざるを得ません。

こういったことも踏まえると、これからの株式の値動きは、昨年までの一本調子の上昇が続くことはありえなく、2007年問題を控えていよいよ修羅場を迎える方向へ歩み始めているというのが筆者の認識です。既に割高となった日本株から、ヘッジファンドを始めとした外国人が資金の逃避を始めると今年の年初に書きましたが、このところの日経平均の下落はまさに、その外国人売りに主導されております。

ちょっと暗い話になってしまいましたが、そういったマクロの情勢を踏まえて、明日の注目銘柄です。

1.3756豆蔵 ▲

 話題性の多い株であり、まだ業績の急伸見込みはありませんが、時折人気化します。このところの全般の下げで200Kぎりぎりまで押されましたが、OSCは+2%の49%とこのところのピーク値をやっと抜きました。RSIも+5%。指数値面でも18日に底打ちです。この株は、全般に市場が不調の時に一人気を吐いたりします。つまり、デイトレーダー好みの株です。その点はお忘れなく。

2.8701イートレード証券 △

 しかしこの株、出来高が衰えません。1月のピーク時よりむしろ増えております。貸借銘柄ということで、大口さんにとっては下落時にはたまらない株なのでしょう。しかし、そろそろ明らかに買い戻しが見られるようです。PERも31倍まで落ちました。これなら割高感はないでしょう。明日はこのところの3連騰の上げ疲れから170Kあたりまでの調整があればそれに一枚噛むというのが良いかと。OSCは既に+6%の53%まで言っており、5月11日の33%からほぼ上昇一途です。

3.3360グリーンホスピタル・サプライ △

 この激変の相場でもこの株ほど安定しているのは珍しいようです。しかし、好決算も期待値が大きかったせいか、さすがに調整を余儀なくされております。しかし、OSCの440%→43%というのは3月中旬以来です。一旦押した後の反転が明日見れるかどうか注目。

4.3356テリロジー △ 5月23日決算注意

 3月14日に下方修正をしておりますので、ここまでの下落は当然ですが、2月の底値まで行かずに何とか踏ん張っております。OSCはここにきて+3%の50%とコンバージェンス。この株の持ち直しに期待をしている方々が結構いることを窺わせます。30%台への下落は3月28日以来ないのですね。この株。ところで明るい材料は、資本提携先のネットマークスが上方修正しております。その恩恵がこの株にも波及しているかも知れません。フロールーターは来期への期待でしょう。決算時にこの販売見込みで来期の増額を示唆すれば、面白いかも知れません。筆者も旅行前に宝くじでも買うつもりで少し買って出かけるかも知れません。帰国時のお楽しみとして。

5.3782ディー・ディー・エス ▲

 出遅れ株です。乖離幅は-80Kまで拡大、RSI(13%→15%)もOSC(43%→46%)も切り返しました。指数値は最低値をマーク中。来期の利益だけは若干四季報予想を下回るようですが、それ以外は予想通りに進捗しているようです。

6.3780メビックス △

 OSCが+5%の60%と伸びて、RSIは逆に+3%ですが19%と低迷しております。19日に切り返したようですが、過去OSCは63%止まりのこの株がどう動くか注目。580Kあたりまでの切り返しはあるかも知れません。

7.3388明治電機工業 ○

 隠れた好業績不人気株です。今期実績、来期予測ともに四季報を上回る決算を5月12日に発表したにもかかわらずそこからの下落に晒されました。PERは15倍まで落ちております。RSIは21%と前日同値ですが、OSCが明らかに+6%と切り返しましたので明日は出来高が少なくても上げ基調かと思います。何と言っても乖離幅が-310円と魅力的です。

8.8947ノエル △

 引け後に上方修正を発表しましたので、寄り付きで上値追いは慎重にし、利確での押し目を狙う戦法です。金曜日にSJHDで筆者はエントリーに失敗しましたので、明日はこの株で再チャレンジの予定。SJの場合は+4Kの113Kと控えめに始まり、111Kの押し目が底でした。OSC42%→48%、RSI16%→27%です。乖離幅-4K。

9.8944ランドビジネス ○

 不動産系での出遅れ物色が来るとしたらこの株あたりでしょうか。8918ランドは一足先に上げました。OSCは+4%の54%、RSIは+5%の27%と切り返し明白です。乖離幅-6K。指数値も18日を底に最低値水準です。

10.8942シンプレクスインベストメント ▲

 これもランドビジネス同様の出遅れ銘柄です。決算は4月25日に出ております。出尽くし感から上げず、その後も相場の下落傾向に引っ張られ放しでした。乖離幅は-4K、OSC+10%の49%、RSI+13%の35%と切り返し顕著です。

11.3373リンクセオリーホールディングス ○

 これも出遅れの不思議な株です。何かの話題で窮に上げることもあります。何と言っても乖離幅が更に拡大し-34Kです。底打ちはあったと見ていいでしょう。RSIは+1%の18%とコンバージェンス。OSCは-1%の33%です。明日は再度の600K割れあたりで拾うのが良いかと思います。下値抵抗の595K割れに注意。

12.9424日本通信 ▲

 往年の人気株ですが、何と初値に接近しました。RSIはまだ+9%の16%です。OSCは+5%の42%、そして乖離幅も-3.3Kです。少ない資金で買えますので明日の押し目買いで72000円を割り込むことがないのをみての買いでどうでしょうか。

13.2438アスカネット ○

 これもジリジリと押されて150K割れまでありました。しかし、RSIは8%のままですが、OSCが+9%の52%まで切り返しました。出来高も増えております。乖離幅も-3Kで、前日より下げました。出遅れの循環物色があれば170Kあたりまで飛ぶかも知れません。何せ、アスカは明日香ではなく飛鳥と書きます。但し「飛ぶ鳥を落とす勢い」という、この株に限っては不吉な日本語もありますので、葬式をビジネスにするこの株の弱点として、心の片隅に入れておいて下さい。4月決算です。

14.2483翻訳センター ▲

 やっとこの株下げ止まりのようです。乖離幅が-31Kもあります。OSCは+1%の36%です。公募が35万円でしたが、一旦このあたりでPER44倍なら話題性からもいいのではないでしょうか。

15.3804システムディ ▲

 これも同様です。乖離幅がまだ-119円もあります。OSCは+3%の38%まで切り返しました。学園ソリューションの提供という面白い業態です。これからの学校は淘汰の嵐が必至です。そこで各学園ともいかに一般企業並みの経営効率を上げるかが生き死にを分けます。そこでこの株が脚光を浴びる筈です。高齢化社会で医療のニッチを手がけるグリーンホスピタルも同じです。

16.2478MKキャピタルマネージメント ▲

 上に同じ。乖離幅-26Kもあります。OSC43%→48%へ、RSI26%→33%へと順調に切り返しました。PER32倍はまずますでしょう。

17.6659メディアグローバルリンクス ▲

 同様に乖離幅が何と-58K。RSIも+3%の28%へ、OSCだけは+4%の53%まで上昇。特に、乖離幅条件に注目。

18.4239ポラテクノ △

 乖離幅はこちらは-15K。OSCは+1%の43%といい形ですが、RSIが-16%の20%まで下落しダイバージェンスしております。これは面白い現象です。公募が20万円ですので、18日で底打ちかと思われます。ここまでこの有沢製作所と日本化薬の出資会社が落とされるとはね。しかし、これ以上は偏向フィルムを手がける会社としてもメンツがあるでしょう。ここまで書いて下落の理由が分かりました。19日に経常減益を今期、来期について発表しておりました。明日は寄り付きの雰囲気に注意下さい。ファンダンゴほどの大幅減益ではありませんので、材料出尽くし感なら上げる可能性もありますが、とりあえずは押されるでしょう。

19.8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー ▲

 この株も出遅れ銘柄として挙げておきます。乖離幅は、何と-36Kもあります。OSCは+5%の39%、RSIも+8%の23%です。押されすぎておりますが、19日は久々に出来高少ないもののプラ転です。

20.2468ヒュートレック △

 ついでにこの株も取り上げます。約4割ほど市場の利益期待を裏切ったかどで、この前まで70万円を越えていた株もここまで調整されました。RSIは12%です。乖離幅は-17K、OSCも+1%の34%と回復気味ではあります。

21.9702アイ・エス・ビー ○

 4月17日には好決算で2000円越えまで一気に買われた銘柄です。それがRSI71%から5%にまで落とされました。売られすぎかと思います。19日も高く始まり押されました。まだしこりがあったということでしょうか。OSCはそのせいか-4%の41%です。PER18倍。

22.6902デンソー ▲

 来期予想が控えめと言うことで、世界のデンソーがここまで売り込まれました。PERは20倍少々です。東証銘柄の平均からいっても、上げすぎと言うことはありません。乖離幅も-40円と良好ですが、何よりも、RSIが5月16日の8%を底に、+2%の17%まで回復です。円安も進行しております。ここからは一旦戻すでしょう。日経が上がればという前提ですが。

23.8888クリード △

 不動産系ではこの株が面白そうです。乖離幅は-30Kと開きましたが、OSCは+5%の49%とコンバージェンスし、RSIも+3%の32%とコンバージェンスです。明日は少し押されて504Kに近づいたところからの反転に乗る手です。8902パシフィックも前日同値又は押されたところで買いかと。

24.2337アセットマネージャーズ ▲

 証券参入で明日は上げるかも知れません。テクニカルにも乖離幅-15K、RSIも+2%の35%、OSCも+2%の50%と切り返し歴然で終わっております。ダヴィンチも同じような好テクニカル条件です。

25.2681ゲオ △
 
 逆張りでこの株に注目RSIが14%まで落ちました。OSCは+4&の43%とコンバージェンスです。結構な出来高を伴い下げました。これは来期の経常利益予測が四季報よりも少し下回ることでの材料で付くし売りなのかどうか、そのあたり市場に聞きながら注意して参戦するのが良いでしょう。

26.5713住友金属鉱山 ▲

 乖離幅が-119円まで拡がりました。金や銅の市況が悪いといっても上げすぎの反動です。RSIもOSCもコンバージェンスしましたので、明日の押し目での下げ止まりから狙う手です。26週線が1522円ですので、このあたりを目途に待ち伏せでどうでしょうか。5541平金は一足先に反発しております。

今日は結構多くなりました。それでも出遅れ株中心にピックアップしただけです。他の株は強気で終わっております。特に新規上場株で押されっぱなしの銘柄にご注目下さい。
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無垢な心の予言

2006-05-20 08:17:30 | 折々の随想
5月14日の「環境への適応能力」という、「折々の随想」の最後で、みずみずしい野菜の生命力への感嘆をお勧めしております。

今日は、これに少々関係しておりますが、筆者が好きなMaxim(「金言」とでも訳せそうです)の1つに、ウイリアム・ブレイクの「無垢な心の予言」というのがあります。この金言はいささか有名のようで、以前にウェブで調べたときも色々と訳が載っておりました。筆者は10年近く前に図書館で借りた本に引用されているのを読んでいたく感銘し、その後思い出しながらその金言にふさわしい、また自分にとっても納得のできる日本語訳を考えておきました。

「野菜の生命力」といった、いささか安易な表現が恥ずかしくなるほどのブレイクの素晴らしい詩的能力の一端を感じ取って頂ければ幸いです。

ついでですので、英語と私のお気に入りの日本語訳の両方をしたためてみます。

【英語】

To see a world in a grain of sand,
And a heaven in a wild flower,
Hold infinity in the palm of your hand,
And eternity in an hour

     William Blake, Auguries of Innocence

【日本語】

 一粒の砂に世界を見て、
 一輪の野に咲く花に天界を見よ。
 そして手のひらに無限を収め、
 ひとときの中に永遠をとらえよ。

     ウィリアム・ブレイク

言葉の威力に今更ながら息をのむ思いです。
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