株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

週間市場概況(5.29.2015)

2015-05-30 20:56:23 | 市場概況
5月29日(金)までの週の市場概況です。 ( )内は前週末比  

◆日経先物:20455円(+90円)OSC64%(-9%)RSI77%(+11%)VR改226%(-39%)

◆日経平均:20563円(+299円)OSC62%(+3%)RSI85%(+30%)VR改1196%(+624%)

◆TOPIX:1674(+26)OSC63%(+1%)RSI87%(+30%)VR改1196%(+833%)

◆マザーズ指数:959(+3)OSC53%(-13%)RSI72%(+2%)VR改280%(+41%)

◆東証2部指数:4899(+12)OSC61%(+2%)RSI82%(+19%)VR改197%(-130%)

◆日本10年物国債先物(JGB):147.72円(+55銭) 金利低下

◆信用残評価損益率:買い残-2.063%(+0.972%) 損縮小
          売り残-14.112%(-0.716%) 損拡大 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+2.9%(+0.7%)上方乖離拡大

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部:114.73%(+8.36%)
 マザーズ:82.9%(+4.36%)
 東証2部:100.02%(+5.72%)

【海外市況】

◆NYダウ:18011(-221ドル)OSC45%(-17%)RSI40%(-18%)

◆ドル・円:124.111(+2円57銭)OSC70%(+3%) RSI81%(+17%) 

◆米10年債利回り:2.12%(-0.09%)RSI48%(-8%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.01%(-0.01%)RSI43%(-7%) 対10年債スプレッド:2.11%(-0.08%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:13.84(+1.71)RSI53%(+11%)

◆CRB指数:223(-3)RSI45%(-3%) 

◆WTI原油先物:60.23ドル(+0.24ドル)RSI57(+-0%)

◆NY金:1191ドル(-14ドル)RSI46%(-6%) 

先週に引き続いて円安傾向がレンジを超えたことで日本株が好調を維持。ダウはドル高(アメリカ経済の強さ)から来るFRBの利上げ時期の前倒し懸念から下げております。日米共に債券金利が下がっていることは、この理屈(米経済好調)からすると不可解。

ともかく、日本の主力市場はVR改の「異常値」に見られるように、高値を極めつつある状態。
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良い暮らしを形成する7つの要素

2015-05-25 10:49:00 | 折々の随想


ケインズ研究の大家、ロバート・スキデルスキーとその子息のエドワード・スキデルスキーが書いた「じゅうぶん豊かで貧しい社会」は、副題の「理念なき資本主義の末路」を多面的に描いた出色の本です。

彼らは、経済成長一辺倒でいびつで不幸な社会に至った、飽くなき欲望に支配された今の社会から、人々は「良い暮らし」を目指して考え方を転換することを説いております。その「良い暮らし」とはどういう暮らしなのか? スキデルスキーは、次の7つの基本的価値をあげております。

1.健康 
  自分の身体のことを安心して忘れていられる状態。

2.安定 
  自分の生活が戦争・犯罪・革命など社会的・経済的な動揺に脅かされることなく明日も続くこと。他の基本的な価値の実現に必要な条件(とりわけ、人格・友情・余暇)。

3.尊敬 
  その人の意見や姿勢を重んじ、無視したり粗略に扱ったりすべきでないとし、それを表明すること。

4.人格または自己の確立
  自分自身の理想や気質や倫理観に沿って人生を設計し実行する能力のこと。

5.自然との調和
  例えば、都市が周辺の農村地帯から完全に孤立化しないように努力すること。具体例は園芸や造園。腕の良い庭師は、自然の潜在性をよくわきまえ、敬意を払う。庭師は人間が理想とする心地よさや美しさの基準に沿って、自然本来の姿を上手に整え導くのである。庭師と自然との関係は調和である。

6.友情
  相手の価値をあるがままに受け入れ、それにより共通の新しい価値が育まれるところに真の友情は存する。夫婦でも親子でも友情はあり得る。

7.余暇
  報酬を貰ってする仕事も、お金が主目的ではなく、それをしたいからするのであれば、余暇活動にあたる。

これら7つの基本的価値は、どれか一つが欠けていても別のもので埋め合わせることが出来ないものであり、それぞれが普遍的で最終的(それ自体として価値があり、他の価値を得る手段ではないこと)かつ独立した価値であり、なくてはならないものだとしております。

「人は幸福になるために生きている」とよく言われますが、この幸福の追求とは一体何なのだろうかと言うことを、根本から考えたい人にはお勧めの本です。

写真は、筆者が「自然との調和」を目指して、近くの庭師の方にお願いした家の前の庭が、初夏を迎えてようやく形を整えてきた姿です。
写真に写っていない家庭菜園は土壌が酷く、トマトとキュウリを植えたものの既に立ち枯れ状態。素人がいきなり畑仕事をやっても碌なことにはならないと痛感。自給自足の生活にあこがれて大自然一杯の田舎に引っ越さなくてよかった!!
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5月23日(土)のつぶやき

2015-05-24 01:08:22 | 株に出会う
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週間市場概況(5.22.2015)

2015-05-23 08:53:42 | 市場概況
5月22日(金)までの週の市場概況です。 ( )内は前週末比  

◆日経先物:20365円(+570円)OSC73%(+13%)RSI66%(+22%)VR改264%(+140%)

◆日経平均:20264円(+531円)OSC59%(+2%)RSI55%(+9%)VR改572%(+395%)

◆TOPIX:1648(+41)OSC62%(+2%)RSI57%(+8%)VR改363%(+195%)

◆マザーズ指数:956(+40)OSC66%(+9%)RSI70%(+19%)VR改239%(+169%)

◆東証2部指数:4886(+61)OSC59%(-4%)RSI63%(+10%)VR改327%(+217%)

◆日本10年物国債先物(JGB):147.17円(-16銭) 金利上昇

◆信用残評価損益率:買い残-3.035%(+1.461%) 損縮小
          売り残-13.396%(-0.671%) 損拡大 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+2.2%(+2.3%)上方乖離に突き出る

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部:106.37%(+4.55%)
 マザーズ:78.54%(-4.47%)
 東証2部:94.3%(-2.53%)

【海外市況】4月2日現在。

◆NYダウ:18232(-41ドル)OSC62%(-6%)RSI58%(+-0%)

◆ドル・円:121.546(+2円16銭)OSC67%(+12%) RSI64%(+9%) 

◆米10年債利回り:2.21%(+0.07%)RSI56%(+3%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.02%(+0.01%)RSI50%(+-0%) 対10年債スプレッド:2.19%(+0.06%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:12.13(-0.25)RSI42%(-1%)

◆CRB指数:226(-5)RSI48%(-15%) 

◆WTI原油先物:59.99ドル(+0.03ドル)RSI57(-4%)

◆NY金:1205ドル(-18ドル)RSI52%(-10%) 

この一週間は日本株の堅調さが、円安の昂進とともに目立ちました。アメリカ株は、ドル高基調がなかなか修正されず、経済指標も必ずしもよくないなか、これ以上買い進むのが難しい状況で停滞中。

商品は原油は横ばい、金は先週上げすぎた反動での下落。

日本株の信用買い残の評価損益がかなりゼロに接近してきました。そろそろ過去の例から行っても頂上付近かと思います。但し、騰落レシオについてはまだ100を少し超えたところであり、ホルダーはもう少し行けるとこまで行こうという姿勢が大勢のようです。
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週間市場概況(5.15.2015)

2015-05-16 06:58:52 | 市場概況
5月15日(金)までの週の市場概況です。 ( )内は前週末比  

◆日経先物:19795円(+140円)OSC60%(+1%)RSI44%(-5%)VR改124%(+64%)
◆日経平均:19733円(+354円)OSC57%(+23%)RSI46%(+9%)VR改177%(+83%)

◆TOPIX:1607(+19)OSC60%(+13%)RSI49%(+-0%)VR改168%(+49%)

◆マザーズ指数:916(+7)OSC57%(+7%)RSI51%(+11%)VR改70%(+27%)

◆東証2部指数:4825(+42)OSC63%(+17%)RSI53%(+15%)VR改110%(+44%)

◆日本10年物国債先物(JGB):147.34円(+39銭) 金利低下(2週間前と同水準まで)。

◆信用残評価損益率:買い残-4.496%(+0.474%) 損縮小
          売り残-12.725%(-0.924%) 損拡大 

◆日経平均25日移動平均乖離率:-0.1%(-1.4%)ほぼ乖離率ゼロに

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部:101.82%(+2.61%)
 マザーズ:83.01%(-4.9%)
 東証2部:96.83%(-1.73%)

【海外市況】4月2日現在。

◆NYダウ:18273(+81ドル)OSC68%(+13%)RSI58%(+2%)

◆ドル・円:119.388(-35銭)OSC55%(+3%) RSI55%(-2%) 

◆米10年債利回り:2.14%(-0.02%)RSI53%(-9%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.01%(+-0.0%)RSI50%(+6%) 対10年債スプレッド:2.13%(-0.02%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:12.38(-0.48)RSI43%(-3%)

◆CRB指数:231(+2)RSI63%(+3%) 

◆WTI原油先物:59.96ドル(+0.49ドル)RSI61(-2%)

◆NY金:1223ドル(+36ドル)RSI62%(+15%) 

この1週間で顕著だったのは、米雇用統計の事前予想を下回る結果(前月分の下方修正も)や経済指標が冴えないなか、ゴールドと株が利上げ時期後退観測から上げたことですね。また、株にとっては日米欧の金利高が修正されたことも援軍になっております。

結果、各株式市場のOSCは50-60%台へと上昇し勢いがついております。数値的にはもう一段の上昇が見込まれる位置に。日本市場の株は5月7日あたりにOSCの底打ちがなされたようです。
コメント (3)
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