5月27日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は5月20日比。
◆CME日経先物:16910円(+185円)OSC58%(+8%)RSI62%(+1%)VR改105%(-64%)↑
◆日経平均:16835円(+98円)OSC55%(+9%)RSI70%(+23%)VR改254%(+134%)↑
◆TOPIX:1350(+7)OSC55%(+7%)RSI69%(+33%)VR改133%(+35%)↑
◆マザーズ指数:1091(+11)OSC45%(+2%)RSI32%(-11%)VR改107%(-34%)→
◆東証2部指数:4349(+7)OSC51%(+8%)RSI64%(+14%)VR改158%(-10%)→
◆日本10年物国債先物(JGB):152.01(+0.2)↑ 金利下落
◆信用残評価損益率:売り残-8.555%(-0.23%) 損失幅微拡大
買い残-10.02%(+0.44%) 損失幅微縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:+0.5%(+0.3%)MA線をわずか上回ったまま
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:109.01%(-7.81%)↓
マザーズ: 92.85%(-7.66%)↓
東証2部:104.05%(-4.85%)↓
【海外市況】
◆NYダウ:17843(+372ドル)OSC58%(+11%)RSI55%(+18%)VR改87%(+4%)↑
◆上海総合:2821(-4)OSC59%(-1%)RSI46%(+13%)VR改63%(+10%)→
◆ドル・円:110.22(+14銭)OSC51%(-7%)RSI63%(+5%)→
◆米10年債利回り:1.85%(+-0.00%)RSI54%(-1%)→
◆米3ヶ月国債利回り:0.32%(-0.01%)RSI62%(-10%)→
対10年債スプレッド:1.53%(+0.01%)→ 3%が好況の目安。
◆USD指数:95.5(+0.21)RSI60%(-1%)→
◆CRB指数:186(+2)RSI63%(+3%) ↑
◆WTI原油先物:49.56ドル(+1.08ドル)RSI68%(+2%)↑
◆NY金:1215ドル(-38ドル)RSI34%(-12%)↓
ドルインデックスはあまり動かず、従って円安傾向も一服。アメリカの経済指標に強いものが見られ、これが6月か7月の利上げ観測の強化に繋がり、ゴールドはファンドが買い上がっていた分が剥げ落ちる形で更に大きく下落。
ドル円相場の安定に伴い、日本株も目立った動きにはならず、日経225も25日移動平均線の上に停滞中。マザーズだけがようやく下落に歯止めがかかった様子ですが、25MAラインからの乖離は-5%と不調。
原油は今考えると、やはり3月4日の市場概況で書いたとおり、シェールオイルの元祖、オーブリー・マクレンドンの不慮の死が、今回の上げへの狼煙でしたね。この時は36.33ドルでした。そこから36%の上げです。ちなみにダウは5%の上げ、ゴールドは3.6%の下げ、日経225は0.7%の下げです。
原油の買いの投資妙味がいかに大きかったかですね。
にもかかわらず、安倍首相は、今はリーマンショック並の危機にあるとアピールするため、原油価格の下落、新興市場からの投資の減退などを挙げておりますが、金融市場の動向を全く理解できていない、自らの政策実現のためだけの、まさに牽強付会とも言える解釈を披露し、世界に恥を晒しております。
無知蒙昧を羞じることなく、堂々とこのような意見をサミットで述べる自国の最高責任者を羞じない国民は、今度の参議院選挙で何も考えることなく、消費税上げが延びて単純に喜び、今の政権政党に一票を投じることでしょう。これでプライマリーバランス到達目標未達が現実になれば、その分、後で塗炭の苦しみを伴う副作用が出てくることまでは、「遠い先の現実」として、大多数の国民の目には映らぬことでしょう。
イギリスのキャメロン首相が国民の不興を買う政策を断行して経済復興を果たし、成長率もアメリカに次ぐ位置まで押し上げおります。ドイツのメルケル首相も財政赤字をさせない規律を断固守りながら成長率を高めております。そのキャメロン首相とメルケル首相の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいものです。GDP成長率の見通しから言えば、G7のうち日本だけが一人最下位に転落している現状を無視して、「これからアベノミクスを世界に拡げて行きたい」とまで豪語する安倍首相というのは、一体全体、どういった頭の構造をしているのか、筆者にはさっぱり理解不能です。
◆CME日経先物:16910円(+185円)OSC58%(+8%)RSI62%(+1%)VR改105%(-64%)↑
◆日経平均:16835円(+98円)OSC55%(+9%)RSI70%(+23%)VR改254%(+134%)↑
◆TOPIX:1350(+7)OSC55%(+7%)RSI69%(+33%)VR改133%(+35%)↑
◆マザーズ指数:1091(+11)OSC45%(+2%)RSI32%(-11%)VR改107%(-34%)→
◆東証2部指数:4349(+7)OSC51%(+8%)RSI64%(+14%)VR改158%(-10%)→
◆日本10年物国債先物(JGB):152.01(+0.2)↑ 金利下落
◆信用残評価損益率:売り残-8.555%(-0.23%) 損失幅微拡大
買い残-10.02%(+0.44%) 損失幅微縮小
◆日経平均25日移動平均乖離率:+0.5%(+0.3%)MA線をわずか上回ったまま
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:109.01%(-7.81%)↓
マザーズ: 92.85%(-7.66%)↓
東証2部:104.05%(-4.85%)↓
【海外市況】
◆NYダウ:17843(+372ドル)OSC58%(+11%)RSI55%(+18%)VR改87%(+4%)↑
◆上海総合:2821(-4)OSC59%(-1%)RSI46%(+13%)VR改63%(+10%)→
◆ドル・円:110.22(+14銭)OSC51%(-7%)RSI63%(+5%)→
◆米10年債利回り:1.85%(+-0.00%)RSI54%(-1%)→
◆米3ヶ月国債利回り:0.32%(-0.01%)RSI62%(-10%)→
対10年債スプレッド:1.53%(+0.01%)→ 3%が好況の目安。
◆USD指数:95.5(+0.21)RSI60%(-1%)→
◆CRB指数:186(+2)RSI63%(+3%) ↑
◆WTI原油先物:49.56ドル(+1.08ドル)RSI68%(+2%)↑
◆NY金:1215ドル(-38ドル)RSI34%(-12%)↓
ドルインデックスはあまり動かず、従って円安傾向も一服。アメリカの経済指標に強いものが見られ、これが6月か7月の利上げ観測の強化に繋がり、ゴールドはファンドが買い上がっていた分が剥げ落ちる形で更に大きく下落。
ドル円相場の安定に伴い、日本株も目立った動きにはならず、日経225も25日移動平均線の上に停滞中。マザーズだけがようやく下落に歯止めがかかった様子ですが、25MAラインからの乖離は-5%と不調。
原油は今考えると、やはり3月4日の市場概況で書いたとおり、シェールオイルの元祖、オーブリー・マクレンドンの不慮の死が、今回の上げへの狼煙でしたね。この時は36.33ドルでした。そこから36%の上げです。ちなみにダウは5%の上げ、ゴールドは3.6%の下げ、日経225は0.7%の下げです。
原油の買いの投資妙味がいかに大きかったかですね。
にもかかわらず、安倍首相は、今はリーマンショック並の危機にあるとアピールするため、原油価格の下落、新興市場からの投資の減退などを挙げておりますが、金融市場の動向を全く理解できていない、自らの政策実現のためだけの、まさに牽強付会とも言える解釈を披露し、世界に恥を晒しております。
無知蒙昧を羞じることなく、堂々とこのような意見をサミットで述べる自国の最高責任者を羞じない国民は、今度の参議院選挙で何も考えることなく、消費税上げが延びて単純に喜び、今の政権政党に一票を投じることでしょう。これでプライマリーバランス到達目標未達が現実になれば、その分、後で塗炭の苦しみを伴う副作用が出てくることまでは、「遠い先の現実」として、大多数の国民の目には映らぬことでしょう。
イギリスのキャメロン首相が国民の不興を買う政策を断行して経済復興を果たし、成長率もアメリカに次ぐ位置まで押し上げおります。ドイツのメルケル首相も財政赤字をさせない規律を断固守りながら成長率を高めております。そのキャメロン首相とメルケル首相の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいものです。GDP成長率の見通しから言えば、G7のうち日本だけが一人最下位に転落している現状を無視して、「これからアベノミクスを世界に拡げて行きたい」とまで豪語する安倍首相というのは、一体全体、どういった頭の構造をしているのか、筆者にはさっぱり理解不能です。
5月20日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は5月13日比。
◆CME日経先物:16725円(+335円)OSC50%(+1%)RSI61%(+25%)VR改169%(+63%)↑
◆日経平均:16736円(+324円)OSC46%(+2%)RSI37%(-5%)VR改120%(+41%)↑
◆TOPIX:1343(+23)OSC48%(+4%)RSI36%(-4%)VR改98%(+38%)↑
◆マザーズ指数:1081(-126)OSC43%(-25%)RSI43%(-7%)VR改141%(+30%)↓
◆東証2部指数:4342(+20)OSC43%(-9%)RSI50%(+3%)VR改168%(+-0%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):151.81(-0.15)↓ 金利微上昇
◆信用残評価損益率:売り残-8.325%(-0.15%) 損失幅微拡大
買い残-10.46%(-1.171%) 損失幅微拡大
◆日経平均25日移動平均乖離率:+0.2%(+0.7%)MA線をわずか上回る回復
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:116.82%(+14.32%)↑
マザーズ:100.51%(-5.73%)↓
東証2部:108.9%(+3.44%)↑
【海外市況】
◆NYダウ:17501(-34ドル)OSC47%(-1%)RSI37%(+2%)VR改83%(+8%)→
◆上海総合:2825(-2)OSC60%(+18%)RSI33%(+5%)VR改53%(-5%)→
◆ドル・円:110.08(+1円46銭)OSC58%(+6%)RSI58%(+20%)↑円安継続
◆米10年債利回り:1.85%(+0.14%)RSI55%(+16%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(+0.04%)RSI72%(+6%)↑
対10年債スプレッド:1.52%(+0.1%)↑ 3%が好況の目安。
◆USD指数:95.29(+0.7)RSI61%(+7%)↑
◆CRB指数:184(+1)RSI60%(+1%) 8
◆WTI原油先物:48.48ドル(+1.45ドル)RSI66%(+1%)↑
◆NY金:1253ドル(-21ドル)RSI46%(-9%)↓
この1週間も、引き続きドル高(USインデックスの上昇)=円安=日本株高の傾向が続きました。ダウは特段の材料がなく上にも下にも行かない綱引き状態。
FRBが6月か7月に次回の利上げするのではとの観測により、米10年債の金利上昇、金利を生まない金の下落継続。
商品は上昇の足止めを喰らっているようですが、原油は着実に上昇中。
日経225は1ヶ月間の短期トレンドでは、OSC46%が示すようにもう少し上げ余地があるのですが、それも17200円ライン17400円ライン手前までで息切れしそうな雰囲気です。当面は、16700円の25日MAラインを意識しながら、あまり値幅が大きく振れそうにはありません。
信用取引の取り組みですが、珍しく売り方も買い方も共に損失が拡大しております。ということは、買い方はもう少し上の方で買いを入れている方が多かったということになりますね。ということは、株価が上昇して損失がなくなると、やれやれ売りが増えることにも繋がります。
全体的には、ようやく相場の振幅が小さくなってきておりますので、ここからは買うにしても売るにしても微妙な位置取り。
長期トレンドはまだまだ下降傾向ということは、一応念頭に置いておいた方がよさそうです。
◆CME日経先物:16725円(+335円)OSC50%(+1%)RSI61%(+25%)VR改169%(+63%)↑
◆日経平均:16736円(+324円)OSC46%(+2%)RSI37%(-5%)VR改120%(+41%)↑
◆TOPIX:1343(+23)OSC48%(+4%)RSI36%(-4%)VR改98%(+38%)↑
◆マザーズ指数:1081(-126)OSC43%(-25%)RSI43%(-7%)VR改141%(+30%)↓
◆東証2部指数:4342(+20)OSC43%(-9%)RSI50%(+3%)VR改168%(+-0%)↑
◆日本10年物国債先物(JGB):151.81(-0.15)↓ 金利微上昇
◆信用残評価損益率:売り残-8.325%(-0.15%) 損失幅微拡大
買い残-10.46%(-1.171%) 損失幅微拡大
◆日経平均25日移動平均乖離率:+0.2%(+0.7%)MA線をわずか上回る回復
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:116.82%(+14.32%)↑
マザーズ:100.51%(-5.73%)↓
東証2部:108.9%(+3.44%)↑
【海外市況】
◆NYダウ:17501(-34ドル)OSC47%(-1%)RSI37%(+2%)VR改83%(+8%)→
◆上海総合:2825(-2)OSC60%(+18%)RSI33%(+5%)VR改53%(-5%)→
◆ドル・円:110.08(+1円46銭)OSC58%(+6%)RSI58%(+20%)↑円安継続
◆米10年債利回り:1.85%(+0.14%)RSI55%(+16%)↑
◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(+0.04%)RSI72%(+6%)↑
対10年債スプレッド:1.52%(+0.1%)↑ 3%が好況の目安。
◆USD指数:95.29(+0.7)RSI61%(+7%)↑
◆CRB指数:184(+1)RSI60%(+1%) 8
◆WTI原油先物:48.48ドル(+1.45ドル)RSI66%(+1%)↑
◆NY金:1253ドル(-21ドル)RSI46%(-9%)↓
この1週間も、引き続きドル高(USインデックスの上昇)=円安=日本株高の傾向が続きました。ダウは特段の材料がなく上にも下にも行かない綱引き状態。
FRBが6月か7月に次回の利上げするのではとの観測により、米10年債の金利上昇、金利を生まない金の下落継続。
商品は上昇の足止めを喰らっているようですが、原油は着実に上昇中。
日経225は1ヶ月間の短期トレンドでは、OSC46%が示すようにもう少し上げ余地があるのですが、それも17200円ライン17400円ライン手前までで息切れしそうな雰囲気です。当面は、16700円の25日MAラインを意識しながら、あまり値幅が大きく振れそうにはありません。
信用取引の取り組みですが、珍しく売り方も買い方も共に損失が拡大しております。ということは、買い方はもう少し上の方で買いを入れている方が多かったということになりますね。ということは、株価が上昇して損失がなくなると、やれやれ売りが増えることにも繋がります。
全体的には、ようやく相場の振幅が小さくなってきておりますので、ここからは買うにしても売るにしても微妙な位置取り。
長期トレンドはまだまだ下降傾向ということは、一応念頭に置いておいた方がよさそうです。