5月31日(火)の市場概況です。
1.日経平均
NYが上げた割には安く始まりましたが、昨日の安値割れこそなかったものの、結局は陰線引け。OSCも-6%の52%と中途半端。各MAラインからは、2%ほど上に位置しております。これから27500円超えを試すのか、それとも弾かれるのか? あまり安易にエントリーはしない方が良さそうです。
2.マザーズ指数
新しく始めた屈折点ポイントでの評価では、マザーズ指数は昨日が買いとはっきり出ておりました。今日は昨日の高値にわずかに届かず。それでいてOSCも-3%の49%に落ちていますから、明日は更に下落傾向が強まるのかも知れません。
この屈折点ポイントで、前日に「買い準備」サインが出て、翌日に前日安値割れがないと見立てた時点で正式な「買い」を入れ、引けまでの「真の安値」「真の高値」それにOSCの上昇傾向を見ながら、持ち越しするかどうかの判断をします。
ちなみに、日経平均を例にとると、この方式で前日に「買い準備サイン」が出て、翌日の場中に「買い」サインが出た日は、5月13日、4月13日、3月10日、2月25日、2月16日(押し目注意の日)、1月28日、1月17日、1月12日、12月21日、10月7日、9月24日(押し目注意の日)、8月23日、8月2日(☓)7月21日、7月12日、6月22日、5月14日。
以上です。8月2日だけ外れておりますが、後は的中。地合いによっては数日の上昇の起点になることもあるし、その日の大引けに撤退することもありますが、いずれにしても「買いサイン」が場中に点灯してから買いに入ることになります。
なお、「買い準備サイン」が出ても、翌日に前日の安値を下回るケースは「見送り」サインが出ることになっております。
この屈折点分析によると、今日の日経平均は「見送り」です。翌日の反発が期待できる「買い準備」サインも出ておりません。
なお、恒例の「明日のモニタリング銘柄」は、この新しい屈折点方式でエクセルを組み直して分析しなおし、明らかなサインが出た銘柄について、いくつかピックアップすることにしますので、来週あたりまでお待ち下さい。
「究極のオシレーター」ファイルの契約者で、ファイルをOne Driveからダウンロードする場合は、今のところ、「4市場LatestOne」、「資源&自動車」フォルダーのみ参照下さい。