株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(10.1.09)

2009-09-30 20:07:26 | 明日のモニタリング銘柄
今晩の海外の経済指標は、なんと言ってもアメリカの2QのGDP(年率-1.2%予測)と個人消費(年率-1%予測)、それに週末の雇用統計の前哨戦のADP雇用統計(9月、予測は-20万人)ですね。

さて月が変わって明日10月1日のモニタリング銘柄です。

1.5214日本電気硝子
 液晶パネルの市況がまたよくないせいか、ずっと超低空飛行が続いております。OSCは7日連続で30%台。28日がボトムで31%です。今日は32%。800円割れも視野に入れながら、地獄の底の方からの復活がなるか?

2.4541日医工
 日本医薬品工業、略して日医工だそうです。下手に略したお陰で、いったい全体薬メーカーなのか、医者の訓練会社なのかが分からなくなっております。そのせいで今ひとつ人気がありません。しかしOSCが今日で7%突き抜けましたので、明日は垢抜けでの上げがあるのかどうか?

3.4092日本化学工業
 引けに指していたぐらいです。OSCは+7%の41%となり、型どおりに上げにかかっております。リチウムイオン電池の正極剤のコバルト酸リチウムの生産で、一躍リチウムイオン銘柄に名乗り出ましたが、その後ぱっとしません。

4.8802三菱地所
 9月17日発表の基準地価では丸の内界隈で15%程度も下落していますので、この株もずっと押されっぱなしです。しかし、今日でOSCは+4%の33%と反転の兆し。

5.3770ザッパラス
 期待を裏切り続けている株です。168100円という今日の安値を下回るようだと、もう少し日柄がいるのかも知れません。そうでない限り、OSCも+7%の44%と急伸しておりますので、そろそろ戻すかも知れません。

以上です。
 
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どこか鬱血状態

2009-09-30 11:04:45 | 株に出会う
今日は場が始まる前に10年は使っているノートパソコンがハードウェアエラーとなり、最初はリカバリーもかからずダウン。瞬時にリカバリーキーを押すことでリカバリーを開始。この技、2度目です。

前場までに何とか復帰。1時間少々かかりましたが、その間の市場の値動きの緩慢なことったらありませんでした。いつもはチカチカと赤や緑の色が点滅し通しのQuick社自慢のシステムが、今日はネオンが消えたような寂しさでした。

これでは株飲み屋街もあがったりでしょう。店舗の維持費が出るのか心配になります。仕方なく、8604野村ホールディングスを入れてみました。この株、朝から調子がやけによかったようですが、相場の流れには逆らえなかったようです。最後は馬脚を現しております。

それに伴い野村大明神の提灯も消え入りそうになっております。

今日も上がる位置取りだった8924リサお姉さんのいるお店は、どうやら、地元の不動産業界が摘発を食らったらしく、業種別指数の最下位に沈んでおります。フィリピンから不正入国させたホステスが、元々いたリサ姉さんとそりが合わず、察に何か垂れ込んだのかも知れません。

昨日けなした5333日本碍子は、上方修正とやらで一人気を吐いております。よく考えると、この会社にとってNAS電池は主力ではありませんでした。

このかったるい値動きではいかんともしようがありません。月末なのでもう少し動きが出るかと思いきや、昨日少し戻したドル・円相場に、輸出企業などがこれ幸いと手元のドルを円に換える動きがどうやら出てしまったようです。

月末がやばいのはこれです。いつもなら10時の仲値決めの前から円高気味になるのですが、今日は9時半頃からしびれを切らしたようです。

これは体のどこかがまさに鬱血状態です。誰か、緊急マッサージが必要ですので、手配をお願いします。

もちろん、こんな状態では1つだけ指しているものの、前場はノートレードです。
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市場概況(9.29.09)

2009-09-30 06:38:00 | 市場概況
9月29日(火)の市場概況です。 赤字部は30日朝の更新

◆日経先物:10100円(+70円)OSC46%(+4%)9月28日の42%から切り返しに転じたか? 指数値倍率:98(-1)
◆日経平均:10100円(+91円)OC47%(+3%)9月28日の44%から切り返しに転じたか?
日経平均指数値倍率:99(-1)数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:904(+1.16)OSC41%(+1%)9月28日の40%から切り返しに転じたか?
◆マザーズ指数:450.19(+6.1)OSC47%(+3%)9月28日の44%から切り返しに転じたか?
◆ヘラクレス指数:595.57(+0.75)OSC34%(-1%)9月11日の62%からまだ下落中。
◆ドル・円:90.14円(55銭円安)OSC51%(+1%)9月25日の45%から切り返しに転じたか?更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.2825%(前日比+-0%)9月28日現在。再度金利低下継続中。
◆米10年債利回り:3.294%(+0.015%)-29日NY時間午後4時半。
◆日経先物イーブニングセッション:10070円(大証終値比-30円)
◆シカゴ日経先物:10075円(円建て、大証終値比-25円)更新
◆NYダウ:9742ドル(-47ドル)OSC45%(-5%)また崖っぷちへと追いやられる。更新

後場はいったん上げてから、その後13時前に突き落とし技を決めるも、後は先物も20円程度のレンジでの小動きでした。

ところが、個別銘柄は盛衰が顕著で、4080田中化学研究所や6779日本電波工業など押され方が激しかった銘柄ほどじり高の動きでした。

一方、5333日本碍子は、NAS電池で世界唯一のメーカーという触れ込みでこれまで上げてきたその看板が、あのGEによって脅かされるかもしれないという、この一大事には、やはり勝てなかったようです。

かと思えば、8924リサ・パートナーズのように、昨日までの成り売り攻勢がすっかりと影を潜め、明日以降もまだ伸ばす体勢をとっている銘柄があったりします。

あるいは、7762シチズンHDのように、見事なまでの寄り天の銘柄まであり、どれに狙いを付けるかにより、今日の地合にぴたりと嵌ったかどうか決まったことと思います。

地合は、反転体勢の初期段階ですが、そのまますんなりといくのかどうかは、日経平均が昨日高値をきちんと上回れていないことからも、まだ明日は予断が許さない状況だと思われます。

主要市場も25日移動平均線にはまだ届いておりません。

持ち越しはゼロです。後場のトレードもなし。田中化学研究所や日本電波工業、それにリサなどを指していたものの、まるっきり突き刺さらず。田中はほんの後一歩で2835円の押し目で拾えたところでしたが、これだけが少し惜しい。

まあ、NY市場が上げすぎたため、日本市場も少しは戻したものの、それ以上に上げるエネルギーがまだ蓄積されていないようですね。

-------30日朝のコメント-------

欧米市場は少々一服の状態です。米経済指標では、コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数が8月よりも悪化。予想の57に届かず53.1にとどまったことが足を引っ張っております。この調査の「雇用指数」も悪化。

一方、6月度分データから「価格底打ち」となっていたケースシラー住宅価格指数の7月度は、全米20地区のうち、デトロイトとシアトルが入れ替わったものの、相変わらず価格低下しているラスベガスとの2カ所のみが下落している状態で、引き続き前年比の下げ幅を縮小しております。

これを受け、フィッシャー・ダラス連銀総裁は、「住宅価格は底打ちしたかもしれない」と今頃になって言っております。この人、FRBの連銀総裁の中ではタカ派で知られております。経済の見通しに関しては慎重派と言えます。6月2日には住宅問題に関して、「我々は底なし沼から這い上がった」とようやくコメントするほどでした。

ついでにご紹介しておくと、このフィッシャー総裁、昨年8月19日には、当時はインフレ懸念がまだあった時期ですが、「インフレが収まらなければ断固たる処置をとる」と言い、FRBでは唯一利上げを主張しました。当時、ECBがインフレ退治のために利上げをし、ユーロ・円が史上最高値の170円あたりまで付けたものの、その後の欧州経済の悲惨な状態を招きました。この人、FRBではなくECBに移籍した方が似合いそうです。

まあ、亀井金融大臣のようなお方だと言った方が分かりやすいでしょう。この手のタイプの人間はどの世界にもいるようです。ある種の正義感のようなものが、どうしても心の中で勝ってしまうタイプです。その正義感が強い分、世界全体を見る目が狭量になっているところがあり、インフレや失業といった身近な社会的な問題に対して、時に鋭い反応を示します。まあ、どこかバランスに欠けているお人ということになりますね。

余談ですが、こうした方々を見分けるにはお顔を見るのがやはり一番かと。いえ、何も不器量とかということではなく、性格はどうしても顔に出るということが言いたいだけです。

よく、似たもの夫婦と言うでしょう。長年連れ添っていると、生来の性格は違っても、生活を共にするだけで顔まで似てくるようです。あの亀井大臣、犬も食わない顔に見えませんか?類は友を呼ぶとでも言うのか(注)、引退した綿貫前国民新党代表のお顔も、どこかしら亀井氏と似ていた気がします。フィッシャー氏の顔写真がどこかで見られれば、この「仮説」を是非検証してみたいと思っております。

そういえば、あの破綻したリーマンのリチャード・ファルドCEOのお顔は酷かったですね。「貪欲」を地獄で絵に描くとああなるのかもしれません。

今日は、とりたてて言うこともなく、このような何の役にも立たない駄文になってしまいました。性格は顔だけでなく、文章にも出るか。。。

注:別にジャストシステムの回し者ではありませんが、昨日からダウンロードして使っているATOK2009は素晴らしい出来ですね。上の文章で「類は類は呼ぶ」と最初に書いたら、「類は友を呼ぶ」の誤用と「警告」されました。こりゃ、無料のお試し版が切れる時までに株で儲けて買わねば。
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明日のモニタリング銘柄(9.30.09)

2009-09-29 19:53:05 | 明日のモニタリング銘柄
明日、9月30日(水)のモニタリング銘柄です。

1.4091大陽日酸
 まだ落ちる余地はありますが、1041円あたりの安値が防御できるなら。

2.6310井関農機
 伸び悩むも、OSCは+3%の42%で+1円は伸び頃。

3.6366千代田化工建設
 昨日681円まで落ちてからの反転継続に期待。

4.8905イオンモール
 相変わらず不安定で不可思議な値動きですが、今日の後場後半は更生の兆しあり。

5.5707東邦亜鉛
 亜鉛市況が少々足踏み状態であることを反映して急激な調整がありましたが、今日は一服。乖離幅が17円もありVR改が急落していることも魅力。

6.8732マネーパートナーズ
 結構押されておりますので、出会い頭の事故には注意。OSCは28%→29%とささやかなる切り返し気配。

以上です。

明日は、少しエントリーの仕方を変えてみます。今の相場は世知辛く、上値ブレークで入ったつもりが、そこが天井だったりします。また、一旦上値を攻略した後に下で拾う戦法は、いわば落ちるナイフを掴むことになりがちです。

そこで、底値切り返しからVWAPまでの上昇に乗り、そこで反落するようなら降り、もしVWAPを超えるようならそのままホールドというやり方を中心にしてみます。人より少し先んじるやり方という訳ですね。

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捉えどころがない動き

2009-09-29 11:25:54 | 株に出会う
それにしても日本株の弱さ。シカゴの先物が10200円を超えて終わっており、ドル・円も一時は90円を回復しているのに、市場は一向に上に向かう気配はありません。

先物も昨日と同じような展開です。違うのはスタート地点だけ。参加者がきっと限られているのでしょう。今はまだ買う時期ではないと見ている人が大勢いるのか、それとも、少し戻したところをこの際利益確定だか何だかで売っているのがいるのか?

そうなると、その日の相場の流れを見てうまく立ち回るしかありませんが、これが何年やっても難解技です。

前場の10時頃だったか、一度は1800円まで届いた9697カプコンを1792円での指し値で約定しました。もう少し下の25本移動平均線で待つべきか思いましたが、一度は上に抜けての押し目ですので、程なく戻すだろうと思ったものの、その後の見せ板跋扈のヨコヨコ展開にはほとほと嫌気がさしました。

同じ時期に注目していた6779日本電波工業はその後は30円ばかりも上昇する始末。

何が間違ったのか、この際検証してみました。

すると明らかにカプコンの反発狙いは駄目でしたね。OSCのここ10日ばかりの流れを見れば明らかです。カプコンは日本電波と同じ崖っぷちでしたが、昨日は8%も落として、今日の1800円までの上昇からは売り圧力に晒されておりました。前場終了段階ではOSCも37%となり最低値を更新です。

一方の日本電波工業は、9月17日に31%の底値をつけ、昨日はそこまでは押されておりましたが、今日の膠着相場でもじりじりとOSCを伸ばし続け、ここ10日ほどでは最高の前日比+9%の40%にまで前場では浮上しております。

何事も、イナーシャ(慣性)が働きますので、今日の日本電波はこの反発の慣性が+9%のOSCで持って力強く働いていることになります。

カプコンは水面の上に出ようとしたところをぽかりと誰かにたたかれ続け、再度水面下へと潜り直している体たらくです。

また、4100戸田工業など、一度は752円まで駆け上がったものの、大口の買いがそのままぱくりと食われるなど最悪の状態から再度の浮上です。大口の買いは決して引っ込まなかったのでカプコンとは違って本気だったのですが、その大きな玉まで、から売りができないこの株において食われるとなれば、今日は最悪の日だと思ってしまうのもやむを得ません。しかし、それでは勝てないことが明らかになったのが、前場の戸田工業という訳でしたね。

この株、機械的に昨日安値近辺で指していれば、ひょっとすると716円で拾えていたかもしれません。そして、25日の高値の753円を後場には超えるかどうかだけ判断して売ればよいのです。

人間の心理状態を空っぽにしないと、こうした相場でコンスタントには勝てないことが改めて身に沁みましたが、さて、この空っぽ(いわば空-くう)の状態にするには、どうすればよいのか、この娑婆の汚れをとことん身につけた筆者には全くわかりません。

いっそのこと、荒修行で名高い永平寺にでも1年間ほど修行に出た方が良さそうですが、このお寺、午前3時から1日が始まるようです。とてもこの老骨が持ちそうもありませんです。はい。。。
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