株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

週間市場概況(3.25.2016)

2016-03-26 08:04:39 | 株に出会う
3月25日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は3月18日比、上海、ドル・円を除く海外市況は24日比。

◆CME日経先物:16770円(+130円)OSC53%(+1%)RSI44%(-20%)VR改47%(-21%)

◆日経平均:17003円(+278円)OSC48%(-9%)RSI50%(-14%)VR改63%(-27%)

◆TOPIX:1366(+21)OSC49%(-8%)RSI47%(-15%)VR改63%(-32%)

◆マザーズ指数:965(+19)OSC57%(-5%)RSI65%(-11%)VR改208%(-121%)

◆東証2部指数:4402(+91)OSC58%(-2%)RSI71%(+4%)VR改130%(-28%)

◆日本10年物国債先物(JGB):151.89(+0.25) 金利下落

◆信用残評価損益率:売り残-8.558%(+0.273%) 損失幅縮小
          買い残-9.342%(+0.65%) 損失幅縮小 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+2.1%(+0.7%)上方乖離拡大

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部: 116.76%(-12.36%) 
 マザーズ: 119.41%(-21.33%)    
 東証2部: 129.91%(-15.85%)    

【海外市況】

◆NYダウ:17516(-87ドル)OSC70%(-6%)RSI76%(-25%)VR改285%(-330%) 

◆上海総合:2979(+24)OSC66%(-2%)RSI60%(-19%)VR改233%(-545%) 

◆ドル・円:113.00(+1円47銭)OSC56%(+10%)RSI47%(+5%)↑円安昂進

◆米10年債利回り:1.91%(+0.03%)RSI52%(+2%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.3%(-0.03%)RSI48%(+-0%) 
 対10年債スプレッド:1.88%(+0.33%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:14.74(+0.72)RSI37%(+5%)

◆CRB指数:172(-4)RSI54%(-11%) 

◆WTI原油先物:39.59ドル(-1.54ドル)RSI60%(-8%)

◆NY金:1217ドル(-39ドル)RSI47%(-11%)

この1週間は、原油や商品の上げがようやく止まり下落モードになったこと。それに歩調を合わせてダウもほぼ頂点を打ったように微落。日本株だけは、円安への揺り戻しに合わせて上昇。特に小型株が堅調でした。

日米の金利の動きは相変わらず日本だけは金利低下継続。

アメリカのシェールオイル企業の資金繰りがいよいよ逼迫してきているようです。
シェールオイル企業は、1年後の原油価格を確定することが金融機関から要請されていたため、原油先物を売って、その買い戻しをして差益を稼いで、当座の資金繰りをやりくりしていたようなのですが、今年に入っての原油価格の反発から、そうした錬金術が効かなくなっているとのこと。

そうなると、融資を打ち切られるシェール企業が続出するとの観測が出始め、約3分の1の企業が年内に破綻するとの調査もあるようです。

日経225は、25日移動平均線を越えてからは、比較的堅調に動いておりますが、まだ長期の移動平均線を越えずにいます。世界経済がこの状況では、長期移動平均線下でのボックス圏の動きにならざるをえないんでしょう。
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3月19日(土)のつぶやき

2016-03-20 01:10:34 | 株に出会う
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週間市場概況(3.18.2016)

2016-03-19 09:30:32 | 市場概況
3月18日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は3月11日比、

◆CME日経先物:16640円(-410円)OSC52%(-4%)RSI64%(-2%)VR改68%(-72%)

◆日経平均:16725円(-214円)OSC57%(-9%)RSI64%(-4%)VR改90%(-70%)

◆TOPIX:1345(-14)OSC57%(-6%)RSI62%(-3%)VR改95%(-71%)

◆マザーズ指数:946(+5)OSC62%(-7%)RSI76%(-2%)VR改329%(-11%)

◆東証2部指数:4311(+2)OSC60%(-17%)RSI67%(-10%)VR改158%(-57%)

◆日本10年物国債先物(JGB):151.64(+0.65) 金利下落

◆信用残評価損益率:売り残-8.831%(+0.567%) 損失幅縮小
          買い残-9.992%(-0.17%) 損失幅微拡大 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+1.4%(-2.4%)上方乖離縮小

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部: 129.12%(+32.76%) 
 マザーズ: 140.74%(+37.8%)    
 東証2部: 145.76%(+42.91%)    

【海外市況】

◆NYダウ:17602(+389ドル)OSC76%(+9%)RSI91%(+22%)VR改615%(+407%) 

◆上海総合:2955(+145)OSC68%(+2%)RSI79%(+38%)VR改778%(+523%) 

◆ドル・円:111.53(-2円27銭)OSC46%(-7%)RSI42%(-13%)↓円高昂進

◆米10年債利回り:1.88%(-0.1%)RSI50%(-11%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(-0.03%)RSI48%(-7%) 
 対10年債スプレッド:1.55%(-0.1%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:14.02(-2.48)RSI32%(-6%)

◆CRB指数:176(+2)RSI65%(-1%) 

◆WTI原油先物:41.13ドル(+2.63ドル)RSI68%(+3%)

◆NY金:1256ドル(-4ドル)RSI58%(-4%)

原油とNYダウが同じような昇り龍のような上げっぷりを見せているのに対して、日本株の主力株は一向に天高く舞い上がりません。円高が進んでいるのが主原因ですね。

なぜ、円高が昂進したのかはFOMCでFRBの利上げ速度がこれまでより後退することが明らかになったからです。

原油の「急騰」は、これはシェールオイルの元祖、オーブリー・マクレンドンの不慮の死というエポックメイキングな出来事が陰に陽に市場に拡がり、これまでの下げ一辺倒の潮目が変わったと見ている市場関係者の認識が多数を占めたせいでしょう。

ドル・円がいよいよ110円割れも視野に入ってきました。ここまでくると、一旦、購買力平価の105円あたりまで突き進まないと市場は落ち着かないのかも知れません。
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週間市場概況(3.11.2016)

2016-03-12 08:01:25 | 市場概況
3月11日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は3月4日比、

◆CME日経先物:17050円(+20円)OSC56%(-1%)RSI64%(-5%)VR改140%(-96%)

◆日経平均:16939円(-76円)OSC66%(+7%)RSI68%(-1%)VR改166%(+6%)

◆TOPIX:1359(-16)OSC63%(+3%)RSI65%(-5%)VR改166%(+7%)

◆マザーズ指数:941(+24)OSC69%(+1%)RSI78%(-14%)VR改340%(-335%)

◆東証2部指数:4309(+23)OSC77%(+9%)RSI77%(-14%)VR改215%(-176%)

◆日本10年物国債先物(JGB):150.99(-90) 金利上昇

◆信用残評価損益率:売り残-9.398%(+0.483%) 損失幅縮小
          買い残-9.822%(+0.034%) 損失幅微縮小 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+3.8%(+0.4%)上方乖離微拡大

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部: 96.36%(-6.4%) 
 マザーズ: 102.94%(+0.79%)    
 東証2部: 102.85%(-0.33%)    

【海外市況】

◆NYダウ:17213(+207ドル)OSC67%(-3%)RSI69%(-8%)VR改208%(+62%) 

◆上海総合:2810(-64)OSC66%(+10%)RSI41%(-18%)VR改255%(+75%) 

◆ドル・円:113.8(+4銭)OSC53%(-4%)RSI55%(+10%)→揉み合い中

◆米10年債利回り:1.98%(+0.1%)RSI61%(+7%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.33%(+0.04%)RSI55%(+8%) 
 対10年債スプレッド:1.65%(+0.06%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:16.5(-0.36)RSI38%(+1%)

◆CRB指数:174(+5)RSI66%(+5%) 

◆WTI原油先物:38.5ドル(+2.17ドル)RSI65%(+2%)

◆NY金:1260ドル(+-0ドル)RSI62%(-6%)

この1週間の特徴は、日本株の停滞(新興・小型は除く)、ドル・円の停滞、アメリカ株の堅調な伸び、上海株のじり貧、日米金利の上昇と、商品・原油の堅調な伸びでした。

ゴールドは、このような市況に「翻弄」されるがごとく、この1週間では行って来いの展開。
特にアメリカの金利の上昇と長短スプレッドの拡大は、わずかながらも、米国経済の堅調さの反映を示しております。本来なら円安へと振れるところですが、ドル・円は停滞中。ドル・円と日本株はリンクしておりますから、この部分では説明がつくのですが、マイナス金利が本来は円安を招き、金利の低下を促す筈という理屈には、全く反した動きとなっております。

結局、これまでの125円あたりまで何度か行った円安は行きすぎだったと市場は見ているのかも知れません。商品や原油が底打ち気配を見せているのも、(世界最大の産油国となっている)アメリカ株にとっては追い風でも、輸入に頼らざるを得ない日本にとっては逆風となり、企業の3月期決算を控えての日本株への警戒心を生んでいるのでしょう。

いずれにしても、今は年初からの嵐が小康状態を迎えているようです。この後、もう一度暴風雨に見舞われるのか、それとも、嵐が過ぎ去った後の「晴天」とまでは残念ながら行かずに、「曇天模様」が続くのかは、何かのイベントが引き金を引くのでしょうが、世界経済の底流に流れる根本的な問題は容易には解決に至っていないというのが現状ではないでしょうか?
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週間市場概況(3.4.2016)

2016-03-05 09:42:56 | 市場概況
3月4日までの1週間の市場概況のまとめです。( )内は2月26日比、

◆CME日経先物:17030円(+715円)OSC57%(+8%)RSI69%(+21%)VR改236%(+69%)

◆日経平均:17015円(+826円)OSC59%(+9%)RSI69%(+19%)VR改160%(+88%)

◆TOPIX:1375(+64)OSC60%(+9%)RSI70%(+27%)VR改159%(+86%)

◆マザーズ指数:916(+90)OSC68%(+6%)RSI92%(+37%)VR改675%(+539%)

◆東証2部指数:4286(+88)OSC68%(+9%)RSI91%(+51%)VR改391%(+204%)

◆日本10年物国債先物(JGB):151.89円(-25銭) 金利上昇

◆信用残評価損益率:売り残-9.881%(-3.101%) 損失幅拡大
          買い残-9.788%(+6.029%) 損失幅大幅縮小 

◆日経平均25日移動平均乖離率:+3.4%(+5.5%)上方乖離へ転換

◆騰落レシオ(25日間)

 東証1部: 100.76%(-0.07%) 
 マザーズ: 102.16%(-4.83%)    
 東証2部: 103.18%(-4.69%)    

【海外市況】

◆NYダウ:17007(+367ドル)OSC70%(+7%)RSI77%(+17%)VR改146%(+66%) 

◆上海総合:2874(+107)OSC56%(+4%)RSI59%(+3%)VR改180%(+84%) 

◆ドル・円:113.76(-21銭)OSC57%(+-0%)RSI45%(+4%)→揉み合い中

◆米10年債利回り:1.88%(+0.12%)RSI54%(+13%)

◆米3ヶ月国債利回り:0.29%(-0.04%)RSI47%(-11%) 
 対10年債スプレッド:1.59%(+0.16%) 3%が好況の目安。

◆VIX指数:16.86(-2.95)RSI37%(-6%)

◆CRB指数:169(+7)RSI61%(+12%) 

◆WTI原油先物:36.33ドル(+3.49ドル)RSI63%(+9%)

◆NY金:1260ドル(+37ドル)RSI68%(+5%)

今週は、原油が大きく上げ、それに引きずられるように各国の株が上がりました。商品も上がっているのは理解できるところですが、債券が値を下げている(金利上昇)なか、ゴールドに資金が集まっているのは、ドルインデックスの顕著な下落と相関しての上げですが、ゴールドが上がる時は、世界経済に不穏な空気が漂い始めていることの象徴です。

まだ燻ったままのドイツ銀行問題、中国経済問題は伏流として隠れている証かも知れません。

ところで原油が底を打ったかに見える理由として、まことしやかに市場で囁かれているのが、シェールオイルビジネスの象徴的存在のオーブリー・マクレンドンの3月2日の不慮の死です。SUVで道路から草むらに反れ、ブレーキもかけずに橋脚に激突した、恐らく自殺ですね。前日、シェールオイルを巡る不正入札で起訴されておりました。

この彼の死に、シェールオイル業者は一斉に驚嘆。いつ自分も起訴されるかも知れないという恐怖におののいているようです。(有罪なら禁固10年)

マクレンドンは2013年に24年前に自ら創業したチェサピーク・エナジー社のCEOを若干53歳で退任しております。
その退任の理由は、チェサピークの油井・ガス井の持ち分を担保として個人的な融資を受けたことが発覚したことです。

今回は、シェールオイルの埋蔵地での地権者との交渉で得た権益を確保する、その手法そのものに司法の手が及んだ訳ですから、そのインパクトは前回の比ではありません。

これでサウジなどの産油国とシェールオイル企業との戦いに決着がついたとの早耳情報が、マーケットを周り巡っての原油高かも知れませんね。
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